花の杜
27日朝にこのブログにコメントをいただきました。花の杜についてのご意見です。
あえて、ここで取り上げさせていただきます。
こちらが、いただいたコメントそっくりそのままです。
『色々な情報誌に紹介されているので、先日主人と伺いましたが、味の良し悪しは個人差があると思いますが、その前に高すぎませんか?立地の条件から強気なのか、接客料込の価格なのかわかりませんが、いったいなんなのでしょう。しかも横柄な接客、店としてなっていません。逆に接客料込にするなら下げるべき。食べたのはつけ麺の男麺と中華そばです。味はそれなりで満足しましたが、男麺は大盛りにしたら千円超えるし、中華そばはあっさりな感じが気に入りましたが、700円を超えるのはおかしいと主人が力説していました。確かに幸楽苑は290円ですしね。よく考えた方がいいんじゃないですか。接客、価格、もう二度と行かないと思います。宣伝するお金があるなら、価格を下げるべき。お客さんはだまされませんよ。』
まず、接客ですが、本当に申し訳ありません。
お客様にご不快な思いをさせてしまったようで、それはこちらの不行き届きです。
コメントを拝見した時点ですぐに、お客様の立場になって考え、丁寧に接するよう指導しました。
まだまだ自然に笑顔が出るまでには至りませんが、なお一層向上するよう努力してまいります。
次に値段の件ですが、初めに 中花そば についてです。
こちらのスープは高級素材を使い原価が高くなってしまいました。
当店としても、何とかしたいと考え、まるっきり製法を変えました。
そうすると、もちろん全く別のスープになります。
別のスープですから、同じ名前では出せません。
それで 「花(はな)そば」として、11月25日(木)から販売開始しました。
つけ麺のほうですが、こちらはとんこつスープをベースにしております。
ご存知の方も多いと思いますが、とんこつスープは他のスープよりも経費がかかり高くなります。
花の杜のつけ麺はそのスープを多めにしておりました。
その目的は2つあります。
1つ目は、スープを多くして冷めにくくするためです。
つけ麺は、麺を入れて食べるので冷めるのが当たり前ですが、
スープが多めであることによって、幾分違います。
2つ目は、花の杜には「石焼ごはん」があります。
残ったスープをこれに入れ、雑炊にして食べていただきたい。
という思いがありました。
オープンしてからの統計を取りましたが
つけ麺と一緒に石焼ごはんを一緒に頼まれる方は思ったほど多くありませんでした。
スープを残していくお客様も多くおられる。
それなら、スープの量を減らしてもいいのではないか・・・。
そうすれば値段を下げることができます。
スープの量を減らすことに決まったのは、24日(定休日)での会議。
「花そば」は次の日の25日からすぐに販売することはできたのですが
残念ながらつけ麺はすぐにはできませんでした。
25日からチャーシューが変わり、その準備も必要でした。
チャーシューを焼く機器を入れ、ガスを引き、必要な道具などを揃えました。
その準備だけでも、結構手間暇かかりました。
そして、つけ麺スープを入れるどんぶりを揃える必要があります。
今使っているのは、大きめな器なのです。
花の杜でのどんぶりも小砂焼きで特注ですが、今から注文していたのでは間に合いません。
すぐに手に入れる必要があります。
26日に直接製陶所に行って、いくつか器を借りてきました。
形によって入る量が違います。
見た目でははっきりしませんので実際に借りてきて水を入れ確かめました。
そして、27日には数が多くある器をいただいてきました。
器がきてから、スープに入れる他の分量などを見直し
明日12月1日からは、スープの量は少し少なくなりますが
値段は下げて提供できることになりました。
コメントをいただいた方には、貴重なご意見をありがとうございました。
ただ、お客様をだますつもりなどは、毛頭ございません。
どうやったら、お客様に満足していただけるか・・・
「また来たい」と思っていただけるか…
試行錯誤しております。
花の杜は世に出たばかりの「ひよっこ」で、
経営していく私どもも勉強することばかりです。
新しいことに取り組み、手さぐりで進んでいるような状態ですが
一人一人のお客様を大切にし、
地域に密着できるお店を目指していきたいと思っております。
これからもより良いお店になるよう努力していきますので
どうぞ、よろしくお願いいたします。