鏡味仙三の丸一日

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宮城県の仮説住宅へ

2012-06-29 23:18:15 | 大震災支援
仙台にいる、古今亭志ん丸師匠のお客様の主催で、復興演芸会を仮説住宅二ヶ所で行いました。

プレハブの集会所は満員となり、「久しぶりに笑ったよ」と、声を掛けてくださる方も、いらっしゃいました。

例年、海水浴で賑わう七ヶ浜の近くには、住宅街がありましたが、鉄筋コンクリートの頑丈な小学校など以外は、ほとんど流され、更地になっていました。残された基礎部分には、雑草が生い茂っていました。

たくさんの住民の方々が、流されて折り重なるように亡くなっていたという場所には慰霊搭が立てられていました。師匠と共に鎮魂と復興を祈念し黙祷を致しました。

少し内陸部にある田んぼは、稲が植えられている箇所も見受けられました。塩害と戦いながら米を作ろうとする、東北の皆様の力強さを感じました。

瓦礫が海中に散乱していることもあり、なかなか観光資源である海水浴場はオープン出来ないという現状もあるようですが、少しずつ着実に宮城は復興への道を歩んでいました。

志ん丸師匠、貴重な機会を頂戴しまして、ありがとうございました。

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