MAKURA-NO-SOUSHI

「小納言よ、香炉峰の雪いかならむ」と仰せらるれば、
御格子あげさせて、御簾を高くあげたれば、笑はせ給ふ。

特別な夜は平凡な夜の次に来る

2005-12-12 23:48:33 | Weblog
なんだか、V6病が抜けません。
燃え尽き症候群の逆バージョン。どっちかといえばバックドラフト。火事現場でもうすぐ消えようとしていた火が、ドアや窓をあけたせいで酸素が送り込まれ爆発的に燃え広がる現象。同名の映画でおなじみだとは思うが…。
いつもなら、V6のコンサートまでモチベーションを持ち上げてコンサートで燃え尽きて、スイッチを切り替えて平常生活に戻るといった感じだった。

それが、今年はソ祭→学年旅行→コン、とドタバタの流れで(その間にバイトも目が回るほど忙しくなり)行ってしまったため事前準備もそこそこ、モチベーションもそこそこなままにコンに行ってしまった。そいでコンがきっかけ(=酸素)で今更V6熱(=爆発)にかかってしまったわけなのだな。なんで代々木の11月公演行かなかったんだろう、って後悔する位(ソ祭中だから物理的に無理な事くらい承知の上で)気がついたら、残ってる、大阪・広島・福岡・名古屋のコンチケをネットで探してる自分がいて焦った。今日だってわざわざ映画見るだけのために板橋まで足を伸ばしている自分がいた。片思いと一緒でそのこと意外なにも考えられなくなるのね。舞美が「再燃は怖いよ」って言ってたケド本当にそうかもしれない。再燃じゃないと言い張ってはいたけれど、ソ実が楽しくて大事で、この2年くらいそんなにVに熱を込めてなかったのも事実。

ただ、高校の時だって劇部や受験勉強の片手間でFANやってこれた。Vの時はV。部活のときは部活、ダンスのときはダンス、勉強のときは勉強、全てON、OFFしっかりできていた。

これは、再燃したのが悪かったんじゃない。今の自分が、悪いんじゃないか。ON、OFFが付けられなくなってる。というよりも、今どれがONでどれがOFFかさえも判らなくなってきているのかもしれない。今、何かに一生懸命になっているかと言われれば多分ない。勉強は中途半端(てか、がけっぷち)就活は齧り程度で本腰入れられない、バイトも中途半端。だからONがない。唯一一生懸命になれるもの、それがV6なわけ。で、熱中しちゃった、と。(オリキとかやってるこは本当にVに熱中しちゃってそれこそV中心で生活がまわってるんだろうね。そんな生き方も素敵だと思うけど私は他のことに熱をいれて、Vは力をいれてる趣味、くらいに留めておきたい)

もっと、色んなものに熱中しなきゃ。好きな事も嫌いな事も含めてもっと一生懸命になりたい。いつのまにか日々におわれて、ダラダラ過ごすのが日常になって、やりたいこと、やるべきこと、今しか出来ない事を忘れてる気がする。

高校時代に帰りたいわけじゃない。でも、週3部活、週3ダンス、週1ピアノ、週2予備校、もちろん週5で学校(朝6時すぎには家をでてた)人生であんなに充実してた時期はないんじゃないかな、もう来ないんじゃないかな、って思う。若かったから、青春だったから、それで済ませられる問題だけどそれで済ませてはいけない問題でもあると思う。今だって十分若いはずだし今のほうが高校時代よりもっといろんなことができるようになってるはずだから。

………。

とりあえず、明日提出のレポート。さすがにそろそろ手をつけないと間にあわなさそうなので。



ちなみに。
今日の題名はV6の7枚目のアルバム曲より…。いや、歌詞内容はおもいっきし恋愛モンなのですが、題名だけ聞くと『特別(=意味、価値がある)な夜は、平凡(=地道な努力、日々の繰り返し)な夜の次に来る』という意味に捕らえられて大好きなのです。今までの私に皮肉を、これからの私に期待を、込めて。

いまさらHUD感想

2005-12-12 20:40:57 | Weblog
はい、なんだかいまだコンサートの余韻から抜けられず夢の最中なかこです。もっとV6を感じたい、というわけで、わざわざ板橋までHUD見に行ってまいりました。(他ではすでに放映終了されているので板橋までいかざるを得なかった。家からだと聖地代々木より遠いってのはどういうことですかね?!)
前回見たときは握手会の帰りだったので握手会の感想しか書けなかったのですが、今回はがっつり画面に集中してまいりました。
以下、ネタバレありです(…って放映ほとんど終わってますが…)

☆今回も、10人足らずしか観客がいなかったのですが、皆様人が少ないから羞恥心がなかったのか笑いどころでガハガハわらっておりました。だから、わたしも笑いましたよ、でかい声で(爆)ほとんどがリピーターらしく(まぁ、きっと私のようなFANが多かったのでしょう笑)、面白い台詞のちょい前くらいから「来るぞ、来るぞ」って感じで、クスクス笑い声が…
☆剛ちゃん(平松)が最初のシーンでタオルを首にかけてるんですがそれが、銀遊楼別館のタオルなのね。気づかなかった伏線でした。
☆最初に刑事コンビが事故の尋問をやってて強盗コンビが横を通り過ぎる場面、事故を起こしたのは剛ちゃん(平松)だったのね。なんとも、気がつかなかった伏線でした(2回目)
☆井ノ原君が赤木さんを連れて取調室から逃げるところ、刑事コンビが「???」と固まってる固まり方が凄い。特に坂本君。あっけにとられてる演技がうますぎ。
☆剛ちゃんの「落ち着いてェーーー」が、2回(お御堂の火事とゾンビに襲われるところ)あったことが判明。最初のは軽く伏線なのかと思いきやパンフによると『ゾンビのシーン、最初は違う台詞だったがあとからSABU監督の指示で同台詞になった』とのこと。SABUさんの天才ぶりに脱帽。
☆「落ち着いてェーー」の次に(?)名台詞、博様の「乗れよ」キャァーカッコイイ!!!
☆「イエス様…東洋人だったんだぁ…」平松剛ちゃんのあまりの馬鹿っぷりに大笑い
☆強盗コンビ、あれだけ札束盗んだんだから沢村(岡田君)に、「1万円あげるから小銭ちょうだい」といえば、済む話だったのでは?!(いやぁまぁ、そんなことしてたらこの映画成り立たないんですがね)
☆健ちゃん一番のシーン。皆さんは井ノ原君の結婚式のシーンだとおっしゃりますが、私の一番お勧め健ちゃんは別な場所。デコトラに手錠で繋がれちゃったあと、自分の手錠を外したときに手を擦りながら浮かべる得意げな表情。ほんとにイイ顔してると思います、えぇ。

☆未だに謎なこと① なんで剛ちゃんだけが、刑務所に入ったの?坂本さんなんて人殺しだし、強盗コンビだって強盗未遂?!てか強盗なのでは?!車のなかの免許証だって証拠物件でしょ?!岡田さんだってあのお金はある意味ドロボーっすよ!!!
☆未だに謎なこと② 最後の天国行きのバスはなに?どこへ消えたの?(きっと天国なのだろうが)なんで、上に岡田君が乗ったままどっかいったの?そして、そっからどうして帰ってこれたの?(→かこの結論。天国行きのバスに乗ったものの解凍されて生きてる事が判り本当の神様に天国から教会まで連れてきてもらった)


こりゃ、DVD発売を待つしかないですね。え、買うのかって??もちろんじゃないですか。