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鏑木保ノート

ブックライターの書評、本読みブログ。

『第28回 大門玉手箱 IN 初宮神社』に行ってきました。

2013年09月28日 | 本のイベント




 今回で28回目。前回から約三カ月(でしたっけ?)あいだをあけて開催の『第28回 大門玉手箱 IN 初宮神社』に行ってきましたよ。


大門玉手箱…の箱


 はい。約束通りブログにアップです。


 前回はたしか超暑いなか、新井さん(@araininn(twitter))とお話させていただき「フルコト(フルコト(HP)@furukoto(twitter))」さんにおじゃましたりいろいろありましたっけ。そういえばフルコトさんの古墳クッションがここ数日メディアに取り上げられていらっしゃいましたね。すごいです。


 今回は久しぶりということもあって出品が多めみたいです。
 ちょっと涼しくなってもきたし、良いときに来たのかもね。


 ツイッターでフォローさせていただいている『ぼちぼち堂(@bochibochi40(twitter)))』さんにおめにかかってごあいさつすることができました。
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 お話させていただきながら小学館・ポケットサライシリーズ『野仏の見方』を購入。
 とても気さくで話しやすい方でした。


 あと来年の予定をチェック。
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 お隣は本とアジアン雑貨のゆりゆりさん。
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 気になったのはこれ。
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 なんでも、難民になったラオス高地民族・モン族の方々の手縫いなのだとか。
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 カラフルというか、色の使い方が独特なんですけれど、どこかかすかに懐かしさを感じる不思議な文様ですよね。

 これらは、
 非営利団体・RIJ(国際難民支援会)の運動の一環で、なんでも売り上げの七割が作られた方々に行くのだそうです。
 こんな感じ↓
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RIJ(国際難民支援会)は世界の難民支援を目的として1979年に東京で設立された、ボランティアで構成された非営利団体です。
(略)
 私どもが募金活動のために扱っているクラフトは元々、タイに逃れた難民のラオス高地民族(モン族)の人々が、難民キャンプの中で制作していた物です。
(略)
現在は、開発途上国にある母国に戻った、帰還難民や少数民族の人々の自立を助け、彼らの伝統文化を守るためにクラフトの販売を通じ、引き続き援助を行っています。
 詳しくは→国際難民支援会を。


 ちなみに。
 僕も協力するためにひとつ買いました。
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 本当に細かい部分まで糸でぬってあって手が込んでいます。
 うん。母が病院に行く時のカバンにちょうどいいかも。さっそく使わせてもらおうっと。


 「こだわりのないHOTDOG」の『トモちゃん』の看板。
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 そ、そうなんですか。こだわらないんですね(笑)

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 ウマーー!!

 パンとウインナーを炭火で焼いて、冷えたピクルスやオニオンと一緒に挟んでケチャップですよ。これがうまくないはずないじゃないですかっ。
 

 装丁と作家についてセレクトされている良い本を並べていらっしゃる東風四五一(→@kochi451)さん。
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 装丁絵師のお話をうかがっていたらついつい猫本『猫島ハウス騒動』(若竹七海・カッパノベルス)購入しちゃいました。

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 それから東風さんはブクブク交換にも参加されているそうで、明日、川西市でブクブク交換があるらしい。東風さんは来られないらしいのだけれど、急遽誘っていただきました。

 ほんと、なんの出会いがあるかわからないですよね。


 今回買った本はこんな感じ。
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 前回といい今回も良い出会いをいただいた大門玉手箱に本当に感謝です。
 こぢんまりとしているからこそ箱主さんと来店者が和気あいあいとしたムードで気が合ったらいろいろな出会いがある。こういうのって大きな即売会とかでは味わえない雰囲気です。


 奈良女子大学前の初宮神社境内でやっている『大門玉手箱』の年内の予定はこんな感じ。
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 できるだけ予定をあけて顔出したいな。


 それにしても『ブクブク交換』、明日かぁ。
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「食と酒」、そして「旅」、かぁ……。

 帰りの電車で本棚を思い浮かべながら考えてると二、三思い当たるのはあるけれど……たしかあの本、分厚い本の地層の下のほうに行ってるんじゃないかなぁ……どうしよう、物理的に発掘できるか? つーか今日、寝れる?

 どうしよう……本のことで眠れないなんて超楽しいじゃないかっ。


 まあそんなわけでブクブク交換のレビューで明日もブログを更新するかもしれません。あくまで「かもしれません」ですけれどもね。だって面白すぎたら書くより楽しむのを優先しちゃいますもん。


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【古本市レビュー】「ツイン21 古本フェア」に行ってきました。

2013年01月13日 | 本のイベント
2013/01/12
 本日(2013/01/12)から開催の「ツイン21 古本フェア」に行ってきました。

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 久々のオープン初日に来ましたぜっ。
 うおっしゃー。とテンションあがりまくりました。


 端から順に、めぼしい書棚を探して目を付ける。そのときに目ぼしい書棚を覚えておいて会場を一周したあとで今度は目ぼしい書棚だけを見てまわる。こうやることで広い会場内で効率的に好きな本に巡り会えるのです。


「ツイン21 古本フェア」は2013年1月12日~19日までの開催です。


 以下は
 今回買った本からいくつかピックアップしてご紹介。
●『ホビット?ゆきてかえりし物語 [第四版・注釈版]』JRRトールキン・原書房

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 オビの文言からすると映画『ロード・オブ・ザ・リング』公開時に発売されたバージョンみたいですね。この第四版・注釈版は1997年に刊行され、本書は2002年の第二十刷です。
 口絵にはトールキン自身によるホビット庄のイラストがカラーで収録されていて、本当に良い感じです。カバーのモリアの「あの門」も良い感じだけれど、カバーを取っちゃったあとの本体に印刷されているシンプルな門のほうが僕は好きです。
 いやー、やっぱトールキンいいわー。


●『シルマリルの物語 上・下』トールキン・評論社

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 あの「シルマリルリオン」ですよ、奥さん!
 上下巻とも昭和57年に刊行のその初版! 下巻にはきちんと地図も付属していて状態は極めて良好のものが上下巻揃い! どうしますか、奥さん!

 トールキンの描く『指輪物語』にハマっちゃった指輪の幽鬼の皆さんは知っていますよね。中つ国の伝説のシルマリルの物語。生前にトールキンが草稿としてスケッチしていた中つ国の長大な伝説の数々を、その死後、息子のクリストファーさんがまとめました。

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 カバーを取るとがっつり書籍! という落ち着いた装丁で超カッコいい。あー、これでまたしばらく寝る前のひととき中つ国に捕らわれる指輪の幽鬼生活が始まっちゃうじゃないですかー。もうどうしよう、超嬉しいよ。

(amazonには表紙の違うバージョンしかありませんでした→『シルマリルの物語』)


●『返品のない月曜日―ボクの取次日記 (ちくまぶっくす)』井狩春男・筑摩書房
 1985年初版第一刷。

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「取次」って知っていますか?
 本屋さんと出版社を取り持つ業種で、ほかの業界でいう「問屋さん」に近いポジションです。でも本の業界には再販制度というのがあって、まあいろいろややこしいわけです。
 本書はその「取次」から見たいろいろなことをまとめた日記風エッセイです。
 本屋さんのひとつ向こう側ではこんなことが起こっているんです。

 暇つぶし用に買ったら思いのほか面白くて良い意味で裏切られました。


●『墜落遺体?御巣鷹山の日航機123便』飯塚訓・講談社
 1998年刊行で本書は第四刷。

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 いささかショッキングなタイトルだけれど、恐ろしい写真とかはまったく無いので安心してほしい。

 著者は1985年の「あの」日航機墜落事故の現場で、警察官として現場で指揮して身元確認班長だった。その著者から見た「あの事故」のルポタージュだ。
 本書には写真はないけれど、たしかに凄惨な描写はある。でもそれはまちがっても興味本位のスプラッター趣味じゃない。
 本文中の
「遺体の写真撮影はさせられない。検屍《けんし》や確認作業に支障があるし、死者に対する礼を失する。まして遺族が納得するはずがない」
にもあるとおり、あの日、あそこで実際に起こった事故があって、偶然にもその運命に飲み込まれた多くの人々がいた。本書はその記録として必要な部分をきちんと描写しているのだ。もちろん、死者に対する深い礼をもって。

 思えば、あの事故から今年(2013年)で28年目になるのか。
 僕の知人にもあの事故を知らない人間が増えてきた。それでも、また今年も、夏になったら「あの山」へ多くの人が登るのだろうな。あの時の気持ちを持ったまま。
 そう思うと、僕はなんだかとてもやりきれない。

 本書を読み終えてあらためてそう思った。





 なんかしんみりしちゃったけれどほかにもいろいろありました。スペース都合上タイトルだけを羅列。


●『猫の不思議な物語』青土社
 ぬこー

●『夜這いの民俗学』明石書店
 こういうヘンな学問、大好き。

●『ノミ大全 (博物学ドキュメント)』博品社
 こういうヘンな学問、大好き。その2

●『こやしと便所の生活史?自然とのかかわりで生きてきた日本民族 (1981年)』ドメス出版
 こういうヘンな学問、大好き。その3

●『猫とロボットとモーツァルト?哲学論集』勁草出版
 あのツチヤ先生の真面目な論文。ある意味、超レアもの。

●『複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線』草思社
 六人の友人の「知り合いの知り合い」で全世界の人とつながれる。ウイルスの感染経路もこれと同じ。ウソのような本当の科学。


 いやー、やっぱ古本は面白い><




ざっくりアクセス

 場所は大阪城すぐちかくのツイン21の一階アトリウムです。
 つまり「ツインビル」ですね。毎年24時間テレビで募金をやってるあそこ。大阪城の脇のOBP(大阪ビジネスパーク)で「ツインビルどこ?」と聞いたら、まあたいてい教えてもらえますよ。

 自力でアクセスするなら、JR京橋駅の西出口から出て……

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 あとはながーい渡り廊下を案内板のとおりに進んだらツインビルの二階に出ます。このツイン21マークが目印。
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 この入口からなかに入ると一階から四階まで吹き抜けのアトリウムの二階バルコニーに出ます。眺めはこんな感じ。

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 本がいっぱいゆめいっぱい。

 あなたもちょっと本を買ってみませんか。


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【本のイベント】知的書評合戦 ビブリオバトル in 府立中央図書館

2012年11月24日 | 本のイベント
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●ビブリオバトルとは?
「ビブリオバトル」は、ひとり5分間で本の魅力を紹介し、最後にみんなで「どの本を一番読みたくなったか?」で投票を行い「チャンプ本」を決めるイベントです。
本と人との新しい出会いを体験してみませんか。
 2007年に京都大学ではじまった読書スタイルで、とかく堅くなりがちな「書評」をゲーム感覚でスポーツのように楽しもうという手法です。

●ルール
1.発表者が自分で読んで面白いと思った、今回のテーマにちなんだ本を持ち寄る
2.順番に一人5分間で本を紹介する
3.紹介された本について、観戦者・発表者が質問したり話し合ったりする(2~3分程度)
4.最後に「どの本を一番読みたくなったか」を基準にみんなで「チャンプ本」を決定する
 簡単にいうなら、紹介したい本をもちよって「この本すげーよ」的なプレゼンをする。最後に「じゃどの本が一番読みたくなりましたか」を投票して一位を決めよう。ってことです。


 ようするにこういうこと。
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知的書評合戦 ビブリオバトル公式ホームページ


 こんな簡単なことで、初めて出会うドキドキするような本に出会えたり、既読の本でも「あのひとはこう読んでるのか」と読み返したくなっちゃうから不思議。





 2012年11月18日、
 大阪府立中央図書館でおこなわれた「知的書評合戦 ビブリオバトル in 府立中央図書館」に行ってきました。
ビブリオバトル in 府立中央図書館


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 今回のテーマは「音」。
 音にちなんだ本をもちよってビブリオでバトルするのです。

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 場所は大阪府立中央図書館二階大会議室。

 図書館のあのごっつい建物の二階のカドにリファレンスコーナーがあるのだけれど、その並びの壁にアルミサッシのドアがあって廊下が一本奥へ延びています。その奥にあるのが大会議室です。


 この雰囲気。
 普通のひとには敷居が高いだろうなぁ。

 僕は来たことあるのでなんとも感じないんだけれど、一般のひとはたぶんつらい雰囲気じゃなかろうか。なにしろ大阪府立中央図書館じたいが「ガチな図書館」というイメージなのに、そのフロアの端にある扉に入って奥の廊下をさらに行くってのは……ねぇ?
 写真のような張り紙がしてあっても、図書館の奥の奥まで行けます?
 ちょっと怯んじゃいますよね。


 べつに「だから改善しろ」と言いたいわけじゃないのだけど、なんていうかもっとこう、スッと入って行ける雰囲気だったらもう少しなにかが違ってくるんじゃないか? なんて本業界の今後を思ったりもします。



 そんなこんなで僕が行ったときには観覧者は約20人くらいだったかな?
 半円形に何重にも椅子を並べて、それぞれに一個飛ばしくらいで座ってちょうどくらいの人数でした。まあ暑苦しくもなく寂しくもない。これくらいが一番良いのかも。

 あと「バトル」といっても殺伐としたムードではなくて、わりと和気あいあいとした雰囲気なんです。某有名書店の書店員さんや文学者さん、図書館職員にビブリオバトルの常連さんやらなんやら。本当にバラエティ豊かな肩書きや年齢の人々がテーマに沿った本を「どうや、面白そうやろ」と説明するわけですよ。

 あー、好きだ。こういう雰囲気。
 そもそもここに来るってことはみんな本が好きなひとたちなわけだし、自分が大好きなイベントに参加してるんだから楽しいに決まってるわけでして。


 紹介された本は以下の六冊でした。
1.『アメリカは歌う。――歌に秘められた、アメリカの謎』東理夫・作品社
2.『城の崎にて』志賀直哉・新潮社
3.『ツィス』広瀬正・集英社
4.『永遠の森 博物館惑星』菅浩江・早川書房
5.『星の牧場』庄野英二・理論社
6.『復活の日』小松左京


 今回のテーマは「音」。
 六冊のうちの三冊、『城の崎にて』『星の牧場』『復活の日』あたりは「あれ? 音に関係した話だったっけ?」と僕は思ったんですけれど……プレゼンを聞くと、なるほど関係あったんですねー。これが。

 どう関係あったかはここでは説明しません
 僕が説明してもそれは伝聞になっちゃうし、この「おーそうか」という臨場感がビブリオバトルの醍醐味じゃないかと思うからです。この「おーそうか」をぜひライブで味わってもらいたいもんです。



 今回のビブリオバトルは最初から最後までで、約一時間十分くらいでした。
 けっこうコンパクトでしょ?
 だから近くでやっているようなら気軽に見に行ってみてください。きっと楽しいですから。

 開催予定はこちら
知的書評合戦 ビブリオバトル公式ホームページ






 ここだけのはなし。
 これ。僕はデートに超おすすめだと思う。

 本の紹介をドキドキしながら聞いて、終わったらそのままいっしょに図書館内で話題だった本を探す。あーでもないこーでもないと言いながら図書館内を散策するんです。
 ぜったい良いデートになると思うけどなー。


大阪府立中央図書館
ビブリオバトル in 府立中央図書館
知的書評合戦 ビブリオバトル公式ホームページ


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【古本市レビュー】〈第36回〉秋の古本まつり?古本供養と青空古本市?

2012年11月09日 | 本のイベント
 少し遅くなりましたが去る2012年11月3日、関西圏でわりと大きな古本市、「〈第36回〉秋の古本まつり?古本供養と青空古本市?」へ行ってきました。
 その報告です。


36_


 場所は京都、百万遍知恩寺境内。
 アクセスは「京阪電車出町柳駅から山側に徒歩十分。京都大学の向かい」と説明すると早いんですけれど、慣れないと道が難しいかもしれません。迷いそうなら出町柳駅の市バスで「百万遍」と書いてある乗り場からのっちゃえば楽勝です。


 薄曇りでわりと晴れ間のある京都で友人と二人、散策してきました。
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 まちなかにはこんな幟《のぼり》があってなんかお祭り気分。
 近所の古本屋さんもダンボール箱を外に出したりして即席のフェアみたいなのをやっていました。おかげで歩道はなかなか歩けないほどなんですけれど、まあ最終日一日前で土曜日でしかも祭日の京都ですもんねぇ。ひとが多いのはしかたない。









 途中で写真撮ったりガリガリ君食べたりしながら到着です。
Furuhon

 ガリガリ君の袋を捨てに行ってくれた(スマヌ)友人を待ちつつ、会場マップを見てひとり作戦会議。

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 えーっと、にー、しー、ろー……の19店舗か。ってことは京都古書研究会のお店はすべて参加ってわけね……まあ注目の古本市だもんな。当然か。
 そもそもこういうのは作戦が大事なんだよな。まずだいたいをざっと見て自分の興味のある棚がどこにあるのか見ておく。しかるのち、興味の順番にチェックしていく。会場を端から見ていくなど愚の骨頂。日が暮れちまうっての。
 あっ、あの書店さん、出店してるのか……しかも全集とかいろんなコーナーもあるし……。
 作戦はなかなか決まりません。


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 会場は混雑しているのだけれど、なぜかとても静かでした。

 人々が歩く音と本をさわる音、戻す音。
 たしかにお会計とかで話をしている人はいる。けれどそれがなぜか邪魔にならないんです。ときおり吹く冷たい風の音や、その風で巻き起こる葉擦れの音まで聞こえてくるのが不思議でした。
 ……この感じ。なんて言ったらいいんだろう? ほんと不思議。

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 ひと休みしていると、本堂から和楽器の横笛のような音が聞こえてきました。
 知識がないのでなんという楽器なのかまったくわからないのがもどかしいですが、音からすると平家物語の敦盛が持っていた横笛みたいな感じ。とても悲しいような、それでいて落ち着いた音でした。

 こういう銅の灯籠といい、
 古本にはなぜか和のテイストがよく似合いますね。


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 そしてそして。
 来るまえから気になっていた魅惑の全集コーナー。

 芥川と志賀直哉の全集がそれぞれ5000円と6000円なのは超魅力。
 これって一冊いくらの計算になるんだ? 15冊として、5000円だったらえーっと……三百円ちょっと? 揃いで? やっす。
 あぁ、千夜一夜物語全冊揃いで10000円も超魅力的。岩波文庫の全冊揃いが古書価8500円くらいなのを考えれば、大型の函入りハードカバー版が10000円は超絶安いんですよ。これ。
 全部買うと45冊くらいの函入りハードカバーか……。黒猫ヤマトさんのお世話にぜったいなるけれど、欲しいぞマジで。

 配送業者が必要なくらいの買い物をすると、たいてい「書痴」とか単純に「変態」とかいわれるんですけどもね、いや本当に必要なんですってば。全集を買ったらどうやって持って帰るんですか。あなた。
 Twitterに生息しているガチの本読みクラスタのお歴々ならばわかってもらえるはずですよね。


 さて。
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 僕たちのが行った日にチャリティーオークションをやっていました。

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 早くから会場にこんな感じで置かれた本を誰でも自由に見ることができる。で、時間になるとそれぞれの本をオークション形式で競りをするわけです。

 実際の競りは、ある一定のところまではポンポンと値段が上がり、あとは百円単位の競りになっていました。
 入札するお客さんもきちんとした目利きができるのでだいたいの相場がわかるんでしょうね。すごいや。僕はまだまだ踏み込めない世界だわ。



 全体的にどの本も相場より一、二段安い感じがしました。お得です。やっぱおまつりだし、それぞれのお店もがんばっているんでしょうね。

 あと本の装丁を実際にできる体験コーナーとかもあって、「古本」のくくりを越えて大きく「本」を楽しめるイベントがあったのが超好感でした。
 来年(37回)はこんなイベントがもっといっぱいあったら嬉しい。僕個人的な感想だけれども。






 帰りはいつものお店で友人と打ち上げ。
Photo

 友人のツイートを拝借。

うん。たしかに僕も末期だった。


 次の日は予定が立て込んでいるのに胃が荒れすぎて何も出来ませんでした。本レビューが遅くなったのもこの打ち上げが半分くらい原因です。
 次回(十一月後半を予定)は早めにレビューを挙げよう。うん。


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「WISH MARK」書店からはじまる新しい寄付プロジェクト

2011年09月16日 | 本のイベント
願いを、書こう。書店からはじまる新しい寄付プロジェクト WISH MARK SINCE 2011.8.6
WISH MARK
あなたの一年後の願いを短冊に込めて。2012年の仙台七夕まつりへ。
「WISH MARK」、それは希望のしるし。書店からはじまる新しい寄付プロジェクト
 WISH MARK とは。

 提携書店で特別なしおりと短冊のセットが販売されている。
 セットには、プロジェクトに賛同した五人の作者のうち一人の願いが書かれたしおり二枚と、購入者自身の一年後への願いを書く短冊一枚が同封されている。この短冊に一年後の願いを書いて専用封筒に入れて送ると、来年2012年の仙台七夕まつりで飾ってもらえる、というしくみだ。

 値段は税込315円。
この商品の売上から必要経費を除いた収益全額は、出版文化産業振興財団(JPIC)を通じて、図書や本棚の提供や、読み聞かせ運動など、被災地の子どもたちのための読書支援活動に充てられます。
 種類は五つ。

●浅田次郎
●冲方丁
●川上未映子
●武井咲
●ドラえもん

 個人的には川上未映子推しなんだけれども、川上さんバージョンに付いてる短冊はピンク色なんだな。ピンク色の短冊にいい歳した中年オヤジである僕の願いを書くってのがなんか気に入らなくて却下。
 結局、僕が買ったバージョンは『天地明察』『マルドゥック・スクランブル』などの著者、冲方丁《うぶかたとう》。

WISH MARK 冲方丁

 冲方さん、マジカッコイイ。
 裏面には冲方さんの七夕の願いが書かれているのだけれど、それはここでは公表しない。買った人だけのお楽しみなのだ。


 ご購入はWISH MARK」公式サイトお取り扱い書店の一覧を参考にしてほしい。
あなたの書いた一年後への「願い」を、東北の地、七夕の地、仙台へ。2012年8月6日、日本中の願いが、仙台七夕まつりへと集まります。あなた自身が未来を想い、描くことで、日本は希望の国へと変わります。さぁ、書きましょう。願いは、必ず叶う。そう信じて。
WISH MARK(公式サイト)→@WISH_MARK(Twitter)

願いを、書こう。書店からはじまる新しい寄付プロジェクト WISH MARK SINCE 2011.8.6

『「秋の読書探偵」作文コンクール』

2011年09月02日 | 本のイベント
「秋の読書探偵」作文コンクール開催!  ~海外の小説や絵本を読んで、おもしろさを伝えよう!~

翻訳ミステリー大賞シンジケートさんにて、18歳以下の小中高生が対象の「秋の読書探偵」作文コンクールが開催される。

 よくある「読書感想文」のコンクールではなくて、「秋の読書探偵」の「作文」のコンクールだ。
「秋の読書探偵」は、感想文だけを募集するコンクールではありません。翻訳小説や絵本などを読んで感じたことを、どんな形でもいいですから書いて送ってください。もちろん、ふつうの感想文や評論でもいいのですが、絵入りの文章や詩、作者や登場人物への手紙、保護者のかたや友達とのやりとりをまとめたものなどなど、なんでもかまいません。作品に登場する料理を実際に作ってみた記録とか、舞台になる場所についてインターネットで調べたレポートとか、とにかく、1冊の本を読んで、そのおもしろさを自分がいちばん得意なやり方で伝えてくれればいいんです。
 そう、何よりも楽しいのがいちばん! 学校の宿題ならぜったいに受けつけてくれなさそうなものでもOKです。先生方をぎょっとさせるようなものをどんどん送ってください。みなさんの文章を読むのは、本にかかわる仕事をしているプロたち。そう、小説家、翻訳家、書評家、編集者というような人たちです。そんな大人が読んで青ざめるくらいのすごいものをお待ちしています。これは大人とみなさんとの真剣勝負です。
 興味のある方、我こそはと思う学生諸君は翻訳ミステリー大賞シンジケートさんの「「秋の読書探偵」作文コンクール」にて応募要項をたしかめてほしい。


 これは面白そう。

 僕も学校のいわゆる「読書感想文」が大ッ嫌いなクチだった。それが何の因果か、現在は書評なるものを書いてごはんを食べているのだけれど、でも、だからこそ骨身に滲みて思うんだ。読書感想文ってつまらない


 でも。
 信じられないかもしれないけれど、「こんな本あるんだよっ。知ってほしいな」という思いを載せて書くのって、けっこうイイものだよ。それは読書感想文なんかメじゃないほどキモチイイ。

 この楽しさは十代のウチにぜひ知っておいてほしいな。
 とまぁ、オジさんは思ったりもするのだ。


→翻訳ミステリー大賞シンジケート:「秋の読書探偵」作文コンクール





 さて。
 本題はココまで。
 ここからはついでの個人的なうだうだ話になるのでブラウザを閉じてもらっても一向にかまわない。
 似た話題になったから書いてしまうのだけれど、偶然にも現在進行中のある企画で、僕も「新しいかたちの書評を書くことはできないだろうか?」と考えている。
 それは音楽であったり絵であったりしてもかまわないし、本を足場にした小話や小説であってもぜんぜんかまわない。「ある本」をもとにして何かができれば、その結果「ある本」の存在を伝えることができるのだから、それってつまり「書評」の役割を果たしているよね? と思うのだ。
(ややこしくてすまない)


 現在、各媒体に出てくる書評は「商業的に購読を促すための書評」というのが主流だ。そりゃ商売だからそうなるのだけれど、でも「本」っていうのは商品だけじゃない。趣味の道具でもあるわけだ。いやむしろ後者のほうが濃いだろう。
 だったら、ただ単に趣味全開で「こんな本あるんだよっ。知ってほしいな」という思いだけで書かれた書評があってもいいじゃないだろうか? ……うーむ、なんていうか、「書評」とかしゃっちょこばった言い方をするからいけないのかもしれないなぁ。

 そう、たとえるなら、
「この本面白かったよ」と伝えるためだけの伝達文。
 商売っ気抜きでね。


 究極のところ、これが「書評」の原点にして最高の到達点ではないだろうか。そしてモノ書きならば、一度くらい最高の到達点を目指してみるべきじゃないかな? と思ってる。


 しかし社会に出ていろいろスレた大人になってしまった僕は、つい商業的なことを考えてしまうのだ。「それにはこれくらいの生活の時間を削って打ち込まなければいけないから、最低でもこれくらいのリターンがなければ書けないよ」と理性が考えると「でもいいんじゃない、そんなの。タマには好きなことしようよ」と感性が文句を言ったりもする。


 うむ。では。と僕はメモ帳に折衷案を書く。

 お金にならないのであれば、お金以外のリターンを確保すればいいんじゃないだろうか? 大人の仕事として、お金の代わりになるであろうリターンを用意するんだ。たとえば、名前が露出する広告であったり、新規の仕事であったりといったビジネス上での現物支給のようなものを用意できればいい。
 どうだろう?
 これで知り合いのライターに声をかけるだけのリターンを産めるだろうか?


 考えはまだまとまっていないのだけれど。
 でも僕は「書評」でなにかをやる。それだけは確か。

 だってさ、
 コンクールの小中高生たち、楽しそうなんだもんさっ!
 オジさんだって楽しみたいじゃないかよっ!


→翻訳ミステリー大賞シンジケート:「秋の読書探偵」作文コンクール


→【本がもらえる】レビュープラス

●こんな本も→『キムラ弁護士、小説と闘う』木村晋介・本の雑誌社

【告知】「一生の一冊」——被災地域や本屋のない街に本を。

2011年08月11日 | 本のイベント
 先日トークショー(→トークショー「猫のひたいと旅かばん」)に参加させていただいたとき、いつもお世話になっている放浪書房とみーさんが熱く語っていらした「一生の一冊」という活動は、とても素晴らしいものでした。


 内容をごく簡単に説明すると、みなさんの「一生の一冊」の本を寄付してもらい、本屋のない街や被災地域の子どもたちに届けようという活動なんですけれども、でも、それだけじゃない。


 とても深くて素晴らしいことをおっしゃっています。
 僕なんかが説明するよりも、とみーさんのことばを直接引用させていただきます。
ごぶさたしています。そして、はじめまして。の方もたくさんいるかと思います。

僕は「旅する本屋 放浪書房」の店主で富永ひろゆきと申します。

「旅をしながら、旅先で本を売り歩く」「日本で唯一の人力移動式の旅本専門店」を営んで5年になります。
本をテーマに町興しのイベントを主催させて頂いたり、旅のイベントや古本市、東急ハンズさんに招かれて店を出したり、お話をさせて頂いたりしています。

3月11日の東日本大震災をきっかけに、ずっと心に温めていた、本当にやりたかった旅のスタイルをこの夏、始めます。
(略)
街の本屋さん、古本屋さんはもちろん、大型書店でさえも撤退していく今、「本屋のない街」って日本中にどのくらいあるんだろう?

そこに住む子供達はどうやって本に出会うんだろう?

図書館もなかったら?
ネットで?

探している本を買うことは出来ても、何気なく入った本屋で、一冊の「運命の本」に不意に出会った時の喜びやワクワク!それは別物。

その本達は、新刊、古本を問わず憧れの人生の先輩達から提供してもらった「一生の一冊」。

たった一冊の本で、君の人生が変わるなんて言わないけど、

ふとした瞬間に、
何気なく開いたページに、
目に止まった一行に、
君の人生をちょっぴり素敵にしてくれるヒントがあるかもしれない。

その本達には先輩から君へのメッセージが付いています。

そんな宝物のような本達を革の鞄に詰めて、「旅する本屋」が君の街にやってきます。

値段?いくらでもいいんだ。

面白そう!こんな人に会ってみたい!こんな仕事をしてみたい!

そんな風に思える「一生の一冊」に出会えたら、本を買ってね。

物々交換も大歓迎!

君の読んだ本でも良いし、食べ物でもオモチャでも。

一冊の本との出会い、人との出会いで、日本中の子供達が「自分の将来」や「大人になること」「夢を持つこと」そして「世界の広がり」や「未来」に希望とワクワクを見いだして欲しい。


「一生の一冊、あります。」


この夏、放浪書房の新しい旅が始まります。
【アナタの“一生の一冊”をご提供下さい】


■「一生の一冊」って?

一冊の本で人生が変わったなんて、言わないけれど、アナタの人生の、大切なあの瞬間に、導き、足元を照らして、ヒントをくれた本。その出会いがいまの自分に繋がってくれているかも、、、
そう思える一冊が誰にでもあると思う。
そんな本を後輩達に紹介、プレゼントして下さいませんか?


■(活動の流れ)
(1)「一生の一冊」を寄付してもらう。

(2)本屋の無い街、離島、被災地域、要望のある団体、イベントにて放浪書房が出店。

(3)一生の一冊を通じて、人生の先輩達を紹介。

(4)子供達に本を「購入」してもらう。

(5)売上は全額被災地域への義援金として寄付致します。


☆「無料でプレゼントではなく、購入なのか?」

気軽にタダで貰えるもの、誰かの善意を一方的に受け取るのではなく、自分で考え、心で感じ、「対価」を払って何かを手に入れるという、大切で平等な関係を子供達に経験して欲しい。

お金以外にも、「物々交換」、「放浪書房のお手伝いをする」、「歌を唄う」、「モノマネをする」、「本を寄付してくれた先輩にボイスメッセージを残す」など。臨機応変に楽しく対応します。
■文庫、単行本、絵本、児童書、新書、写真集、新刊、古本を問いません。

■状態…ある程度はこちらでクリーニング、ビニールがけをしますが、過度な痛み、書き込み、汚れの酷くないもの。

■内容…後述している紹介文と合わせて意味のある本なら、基本的にはどんな内容でもOKです。
子供達(幼児~高校生程度)への寄付ではありますが、絵本、児童書意外でも大丈夫です。


■自著の宣伝、複数冊の同一書籍の寄付はご遠慮下さい。

■必ず、紹介POP情報の記入にご協力ください。子供達が本を選ぶきっかけになります。
↓以下のアドレス迄、

horoshobo1031●gmail.com

○本の中で、一番好きな一行、言葉※
○氏名※○年齢※
○職業※
○ホームページ、Twitterあれば
○いつ頃どこで手にした本ですか?※
○オススメポイント、メッセージ

※プリントアウトしたものを本に添付します。
引用者注:迷惑メール防止の観点から、メールアドレス内のアットマークを●に置き換えました。
■以上にご賛同、ご理解頂ける方は、下記住所まで、誠に急ですが、8月18日必着で、本をお送り下さい。
引用者注:文中の日付は2011年のものです。
 セキュリティを考え、住所は引用していません。
 興味のある方は、放浪書房とみーさんへメールで問い合わせてください。

horoshobo1031●gmail.com


 ちなみに僕は、
『トラベルライターになる方法』(樋口聡・青弓社)か、拙ブログでも紹介した『カモメに飛ぶことを教えた猫』(ルイス・セプルベダ・白水社)のどちらにしようか迷っている。
 うぅむぅ。一冊か……

「哲学的な彼女」小説募集のお知らせ

2010年09月17日 | 本のイベント
 「バキ絵の哲学入門書」で有名な飲茶氏(拙ブログ『鏑木保ノート』でも過去に紹介した史上最強の哲学入門』の著者である)が小説の募集を開始しました。

「哲学的な彼女」企画


 テーマは哲学的な彼女、つまり「考える萌え美少女」が登場する小説作品であること。
 規定は原稿用紙換算1枚から100枚以内であること。
(詳しい規定は「哲学的な彼女」企画のページを見てください)
 古今東西、ライトノベルを含む小説一般のキャラクターについて、「ツンデレといえばあのヒロイン」「お嬢様といえばあのヒロイン」などのように、キーワード(題材)ごとに思い浮かぶ定番キャラがすでに存在しています。 しかし「哲学といえば?」と言われたとき、特にメジャーなキャラクターの名前は出てきません。
 それはすなわち、「哲学」をキーワードにしたヒロインは市場としてまだ発掘(認知)されていないカテゴリのキャラクターであることを意味します。
 例えば、「朝食はパンとごはんどっちがいいか」を延々と語りまくるヒロインでもOKです。
 もし、「哲学」というキーワードが重たくて気後れする人がいたら、単純に「哲学=徹底的に考える」と読み替えていただいてもかまいません。 ようするに「考える萌え美少女」というお題で、ライトノベルを書いていただければと思います。
「哲学的な彼女」。
 もうこの設定だけでキャラクターが立ってますね。さすがバキで哲学をするひとなだけあって視点がすばらしい。
 あと原稿用紙一枚から、っていうのも気軽に参加できていいですね。

 受付は2010年10月1日より2010年いっぱいです。


 飲茶氏がこの企画をいくつかの出版社の編集さんに話してみたところ「おもしろい」と返事があったそうです。魅力的な哲学ヒロインが生まれたら、作家デビューも夢ではないのかもしれませんね。
「哲学的な彼女」企画


(「考える女の子」って僕の好み的にはかなりストライクで「萌え」っていうよりガチで「好き」です。うむ。僕も参加してみようかな?)


 また、飲茶氏のブログでは哲学女子のイラストも募集しておられます。
企画のトップページでは、イラストをランダムに表示する仕組みとしています。哲学女子イラストのご応募お待ちしております!
※Pixivにいる絵師さんたちにも募集のアプローチをしたいのですが、Pixivの文化がよくわかっていません、もし、皆さんの中にPixivで活動している方がいらっしゃいましたら、ご支援&告知のほど宜しくお願い致します。
 興味のある pixiv 絵師さまは参加されてはどうでしょうか。
→「哲学的な彼女」企画:■応援CG


 哲学的な彼女小説大賞を発表するとき、
 その表紙絵を飾るのがこの哲学女子イラストだったりしたらすごいですよね。

 商業的だとそういうコラボは難しいのかもしれないけれど、ネット上で PDF 形式で配布、とかだったら可能なのかな?
 いろいろ気になる賞です。
「哲学的な彼女」企画

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