壁のポートレート

道端の壁が気になって写真を撮り続けています。
でもオーロラやら植物・風景などが最近多いですね。

美術館に行きたい

2009年02月08日 | 美術館

 このところ美術館に行ってない。たいてい1ヶ月に一回ぐらいは、何かの絵を見に行ってるのに、年末は旅行の準備で忙しかったし、最近は雪の写真を撮りに護摩壇山へ通っていたものだから、随分ご無沙汰している。
「あー、なんでもいい。ゆっくり絵が見たい!」
ちょっとした禁断症状に陥ったものだから、Webで今やっている展覧会を探してみました。
 そういうわけで、兵庫県立美術館の「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」に行って来ました。静物画っていうと、ブリューゲルの花の絵なんかを思い浮かべるのだけれども、やっぱりありました。ヤン・ブリューゲル(父)はやっぱり華やかで綺麗ですね。そのほかにもバスパレ・ロベスっていう人の絵が綺麗でした。精密画といって良いようなリアルな花が、細かく大量に描きこまれていて、画面に花をぶちまけたようです。通称ロペス・ディ・フローレ、花のロペス、と呼ばれているというのも納得できます。
 で、この展覧会の目玉は、ベラスケスの「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」でしょう。順路の一番最後に、1枚だけ、絨毯つきの部屋に展示されていましたから。ウィーン美術史美術館といえばベラスケスのマルガリータ王女というぐらい、美術館を代表する絵ですから、よく貸してもらえましたね。制作年代により数枚あるようですから、そのうちの1枚ということかな。下に画像を載せておきますが、とても可愛いですね。
 さて、話は変わって、兵庫県立美術館は、安藤忠雄の設計であることが良く知られていますが、いかにも彼らしいコンクリート打ち放しの壁面があらゆる所に現れています。壁好きの僕にとっては、お気に入りの建物なので、ここへ来ると必ず写真を撮ることにしています。特にファサード(正面入り口)は、季節や時間帯によって光の当たり具合が微妙に異なるので、来るごとに違う写真が取れて面白いですね。美術館以外にも、神戸らしく綺麗な高層ビルや建物が多いので、写真を撮りながら帰ってきました。

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