壁のポートレート

道端の壁が気になって写真を撮り続けています。
でもオーロラやら植物・風景などが最近多いですね。

やっぱり雪でした Kiruna11_12

2018年02月12日 | オーロラ

 今年もキルナ到着は雪でした。おまけに1時間ほど遅れたし…。キルナには何回も来ていて、滞在期間中にオーロラも大概は見えてるんだけど、どうも初日だけは相性が悪いらしい。成田からコペンハーゲンまでは順調で、40分ほど早く着いたほど。今回は機内であまり眠くなかったので、ほとんどを映画を見て過ごしました。
 最初は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。うーん、10分見て中断しました。一寸これは僕に合わないかなー。気を取り直して、「Professor Marston and the Wonder Women」。実は内容を知らずに、ワンダーウーマンに惹かれて選んだ(ミーハー)のですが、面白かった。登場人物の心の描写がもう一歩掘り下げ足りない気はしますが、あまりくどいと、それもどうかと思うので、これでいいのかな。ある意味でシリアスな映画ですけど、自分の心に素直になろうとする主人公3人の姿に、見終わった後、暖かい気持ちになりました。続いては「Kingsman」。アクションがコメディタッチにぶっ飛んでて、めちゃ面白かった。そのままの勢いで続編の「Kingsman: The Golden Circle」へ。007の正当な後継版という気がします。文句なしに面白い。このあともう1本アクション映画を見て、最後に到着時間が迫ってきたので、時間短めの「IceAige」(海賊と戦うやつ。4作目?)で締めにしました。映画5本(と10分)分ずっと起きていたので、後で眠くて眠くて。搭乗口で結構爆睡していたので、乗り遅れなくてよかった。(たぶん誰か起こしてくれるだろう?)
 コペンハーゲンからストックホルムを経て、いよいよ、キルナへ。ここで、25分の遅延が発生。前便の到着が遅れたらしいです。中継地で降りたウメオでも、降雪が激しくなって、飛行機に着氷防止のシャワーを掛けてもらったりして、キルナへは最終的には1時間ほど到着が遅れたのかな。座った席が主翼の上だったので、薬剤が窓に掛かるところも見えました。ちょうどドライブスルーの洗車機のようなものです。薬剤は洗剤というよりも透明な粘っこい感じですね。
 さて、今、アビスコへの列車の時間を待ちながら、リパンホテルのロビーでこれを書いています。リパンは僕にとって居心地のよいホテルです。今朝もカフェテリアで朝食を取っていると、1年ぶりですが、つい先週も来ていたような錯覚に陥ります。ほったらかしというかアバウトなところがあり、ホテルの宿泊客かどうか誰もチェックしに来ないし、誰にも断らずにとっとと入っていって、(いつものように)ヨーグルトやらウィンナーやらを取り分けて食事をし、最後にコーヒーをゆっくり飲みます。「自分の居場所」みたいな気分。
 再度、今、アビスコに向かう列車の中です。薄雲が空全体にかかっていますが、所々青いところも見えます。今夜に期待できるかなー。そうそう、列車の出発の半時間前に駅まで送ってくれることになっていたのだけれども、ロビーで待っていても誰も来ない。10分たって、これはだめだと思ってフロントの人に、誰か私を駅まで連れて行ってくれるはずなんですけど、と申し出ると、一寸待ってねといって、空いてるスタッフに駅まで送るように伝えてくれたようです。予約が通っていたんだかいなかったんだか。やっぱり…アバウトです。

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