詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

キルケゴール「現代の批判」より

2012-02-15 10:32:37 | Weblog
現代は、本質的に分別の時代、反省の時代、情熱のない時代であり、

束の間の感激にぱっと燃え上っても、やがて小賢しく無感動の状態に

おさまってしまう。
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御書から拾う

2012-02-15 08:57:29 | Weblog
剣は、とけば、いよいよ鋭くなる。
法華経の功徳は、ほめれば、いよいよ
功徳が増えてゆく。


大地は、草木を育成することをもって、行とする。


大海の一滴の水はそこに流れ込む一切の
川の水が納まっている。
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2012-02-14 16:20:07 | Weblog
春を待ちわびる清流がある
氷に閉ざされ
割れ目から流れ出る清水

枯れ草が覆いかぶさり
ふきのとうの緑が清々しい
小川の流れ

水際に佇む影は一つ

水の流れを聴いている
枯れ野に流水の痕跡
深いクレパスが在るように陰る水

深呼吸をして場所の気を味わって
まだ眠る春に寄り添う
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御書から拾う

2012-02-14 10:33:55 | Weblog
「日本は、宇宙の五逆罪の者を一か所に集めたような
国である」
とも仰せである(五逆罪とは、父母を殺害するなど、仏法上
もっとも重い五つの罪のこと)。
崇高な信仰心をもつこともなく、権威、権力の言うままに従い、
すぐに戦争を起こし、正義の人を迫害する。そういう歴史の
繰り返しの日本である。
その日本から救済を始めるために、日蓮大聖人は日本にお生まれに
なったのである。
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御書から拾う

2012-02-13 07:53:10 | Weblog
あなたは、日蓮の妙法流布の功徳を助けた人である。
(その福運によって)悪人に破られることはないであろう。


幸いは心から出て、自身を飾る。法華経を信ずる
人は幸いを万里の外から集めるだろう。


極楽での百年の修行の功徳は、汚れた、この国土での
一日の修行に及ばない。
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節分を過ぎて

2012-02-10 10:03:51 | Weblog
鶴見川沿いの綱島から
見えた空にもう夏雲が浮かぶ
節分を過ぎて

空の季節は舞台を変え始めた

雨が見えるような 音楽
この晴天に細い雨がふる
外へと向かう感情を一時
濡れた自己憐憫へと閉ざす
センチメンタルな音楽がある

空は大地から何も取らずに
静かに息絶えた

空は語らず
大地は悪魔が跋扈し
うねる地層に
善人たちの血が流れ

血の池に蓮の花が咲く
純白で清楚に咲き誇る

薔薇を植えよう
輝きを増した太陽光の下で
皆の手を使って花壇に野薔薇を

大地に蓮と薔薇

慈悲と愛に水を与えて
星に満たす

音楽で雨が降る
か細い雨が

水を与えて
星を花で満たす
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御書から拾う

2012-02-10 07:52:54 | Weblog
はじめは日蓮一人が南無妙法蓮華経と唱えたが、
二人・三人・百人と次第に唱え伝えてきたのである。
未来もまたそうであろう。これが地涌の義ではないだろうか。


梵天・帝釈等の御はからいとして、日本国の人々が
正法を一度に信ずることがあるだろう。
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御書から拾う

2012-02-09 19:04:02 | Weblog
人がものを教えるというのは、車輪が重かった
としても油を塗ることによってまわるように、また
船を水に浮かべて進みやすくするように教えるのである。


その人のために、悪い点を取り除いてあげる人は、
その人の親の存在である。


火は、物を焼くことをもって、行とする。


風は、塵や垢を吹き払うことをもって、行とする。


水は、物を浄めることをもって、行とする。
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太陽器

2012-02-08 21:20:38 | Weblog
太陽器に

その偉大な
始まりを言いつけて

光と熱
融合の妙を
初めの一から制御下に置いて

彼のヘリオスは
人どもが
己の魂を
マンモンに金で売っても

毎日
天馬を駆って
青空を疾走する

太陽器に

その偉大な
始まりを設定して

ヘリオス神を仰ぎ見て

日々
太陽器が
東から
昇るようにと
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御書から拾う

2012-02-08 09:03:15 | Weblog
(あなたが妙法を信じる功徳は)七代前の先祖、
七代先の子孫にも及び、ひいては無量の先祖、子孫
までが、思いかけず成仏することができる。


今、日蓮とその門下が、亡くなった聖霊を追善する時、
法華経を読じゅし、南無妙法蓮華経と唱える時、題目の
光は無間地獄にまで至って(聖霊を)即身成仏させることが
できるのである。
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御書から拾う

2012-02-07 08:09:49 | Weblog
およそ人身を受ける(人間として生まれる)ことは
まれである。すでに、そのまれな人身を受けている。
また、あいがたきは仏法であるいが、これにもまた
会うことができた。しかも、同じ仏法のなかでも
法華経の題目にあいたてまつり、結局、南無妙法蓮華経の
題目の行者となった。まことにまことに、あなたは過去世で
十万億の諸仏を供養した方である。
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春のスープ

2012-02-06 10:47:30 | Weblog
何もかも灰
遠目に見る都市

冷雨に煙り
武蔵小杉の高層ビルは霞む

こんな日は
DKを電気ヒーターで暖めて
温かいコンソメスープを作ろう

大根の千切り
セロリ
コーン
ベーコン

まとめて鍋に入れて
コトコト煮詰める

春を待つ
音楽を再生して
芽吹きのエーテルをたっぷり
鍋のコンソメは沸騰を始めて

野菜に火がとおり始めると
湯気で暖かくなった部屋は早昼の支度

灰に曇るガラス窓から
射しこむ光は霊気を帯びて

春のスープは湯気を立てて
テーブルに置かれ

これを食べると春が近づくのです
願いを込めた食卓に霞草が咲いていて

節分を過ぎても
寒波の襲う列島に
春を呼び込む
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御書から拾う

2012-02-06 08:57:55 | Weblog
未来の果を知ろうとするなら、現在の因を見よ。


大海の始まりは一露(一滴の露)である。


種は一つであっても、植えれば多数となる。
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御書から拾う

2012-02-04 09:02:06 | Weblog
国中の人々よ、私の弟子を軽んじてはならない。
進んで過去を尋ねれば、80万億劫の間、仏に供養した
大菩薩である。これこそきれん河やガンジス河など大河の砂ほど
無数の仏に仕えた者にあたる。退いて未来を論じれば、80年間の
布施行の功徳にも勝り、50展転の功徳を備えるであろう。これは、
産着に包まれた天子、生まれたばかりの大竜と同じである。
決して蔑んではならない。


さいわいは心よりいでて我をかざる。
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赤々とした

2012-02-03 09:40:34 | Weblog
ひっそりとしたその路地を折れて
道を進む
静かな住宅街
一本の椿
赤々とした花つけて
今を盛りに咲き誇る

寒風の寒さの底に
情熱にように
点る胸の陽
椿 咲く庭に

寒さを忘れた
華やかな世界
冬枯れの色彩に光のさす時

私は忘れない
若者の情熱が無残に浪費させられて
散る続ける世界で

冬枯れの空間に
赤々と灯る
若人の祭典の日を知っている

今 世界は真の哲学を求めて
この椿のような
色彩を欲求している

宗教界の精華
日蓮仏法と
池田思想に

赤々とした
情熱が宿る
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