さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

屋島トレッキング 長崎の鼻から

2011年03月14日 | トレッキング  さぬき里山
 頼んでいた車の部品が届いたという連絡が入り、先週に引き続いて、屋島近くの自動車店へ・・・時間つぶしに、自転車を借りて屋島登山へ行く。今日は長崎の鼻の方から登ることに。


10:23 登山口に着く ここから登るのは初めてだ
 
 北嶺登山口とある。ここで既に標高50m近い。登山道は、きれいに整備され、落ち葉なども箒で掃かれているようだ。


しばらく木の枕木の階段が続く


標高150mぐらいで洞窟がある 前に上からここまで下りたことはある

遊鶴亭直下では岩場もある 上から人の声がする

 遊鶴亭(10:39)には若い男性3人組がいた。春休みの学生のようだ。挨拶を交わし、千間堂へと向かう。


西回りと東回りの分岐 今日は西回りから行く


途中の展望台 サンポート高松や女木島が見える


10:48 千間堂跡に着く 今日は誰もいない

 先週も歩いている、東回りから戻る。


途中の展望台からは屋島東町と庵治方面が見える


途中でイヌガシ(くすのき科)の花が咲いていた

 イヌガシ、珍しい樹木ではないと思うが、五色台でも1ヶ所でしか見たことがない。葉は、シロダモによく似ているが少し小ぶりだ。


遊鶴亭手前のウバメガシ林内を通る遊歩道

 ウバメガシは海岸沿いの岩場に生育する樹木。屋島や五色台でも、山頂近くの岩場付近に樹林を発達させる。


遊鶴亭から下の岩場を過ぎた下山道 11:03


かなり太く大きなウバメガシの木がある

 途中から藪こぎしながら屋島中腹を回ってみることに・・・


安山岩の柱状節理が発達している 凝灰岩との境が見える





途中で洞窟をたくさん見る 今にも崩れそうなものも

 この洞窟、女木島、男木島、豊島、だいたい同じ標高(約150m~180m付近)に見られる。加工しやすい凝灰岩の層があるため、昔から採掘されてきた跡だ。洞窟の中を覗くと、コウモリが飛び出してきた。下には最近落盤したした様な岩が転がっているので中に入るのは危険だ。

 最初の登山口まで戻ったあと、久しぶりに長崎の鼻まで下りてみる。


屋島がまったく違う形に見える


海岸には、葉が青々としたハマウドがたくさんある


自転車に乗り帰る途中、屋島を振り返る 

 写真を撮っていると、近くの家の方がこちらを見ているので挨拶をし、しばらく話をする。屋島に昔よく登っていたそうで、いろいろと教えてくれた。どうも、今日私が藪こぎした辺りも歩いたことがあるらしい。屋島古道のことも教えてくれた。
 この後自転車をこぎ、13:00過ぎに自動車店へ戻る。今日の修理代は、14000円・・・

 今日、屋島で出会った野草をいくつか・・・


今にも開きそうな蕾のヒメウズ 


顔を出し始めたウラシマソウ(たぶん)


ジロボウエンゴサク(これもたぶん)


オオキツネノカミソリ(これもまたたぶん)

 五色台ほどでもないが、屋島にも野草がたくさんありそうだ。4月にもう一度訪れたい。


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