さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

立石山~風呂谷~前田山トレッキング

2018年01月21日 | トレッキング  さぬき里山
 午前中は外仕事。午後からも空いているので、久しぶりの日曜トレッキングに。どこを歩こうかと思ったが、午後1時を過ぎているので、近場のところと考える。とりあえず前田周辺の里山を歩いてみることに・・・

 7年前に歩いた前田山のふもと付近をいろいろ探ってみようと、医大の北にある「五分池」近くに車をとめ歩き出す。聞き覚えのある鳴き声が聞こえると思ったら、



池の南に隣接する林にカワウのコロニーができている

 カワウはこの時期に子育てをするのだが、成長した雛の鳴き声が響いている。



13:39 地図を見ると、風呂谷や深谷へと続く道 とりあえずここから歩きだす


上がってすぐに前田山を写す 田畑を含めた里山の風景

 住宅を数軒通り過ぎ、しばらく車道を山の方へ進んでいく。


13:44 山の麓の谷に水を湛えた中池 前田山のテレビ塔も見える

 これを過ぎて、東方向に延びる道(車道)に惹きつけられ、


立石山のふもとに広がる深谷集落が見えた

 集落の奥に立石山への取り付きを探ろうかとも思ったが、引き返す。そして、途中で見ていた小池に続く道に入っていた。小池を過ぎても踏み跡があるので斜面を上っていく。10分もしないうちに古い生活道と思われる広い登山道に出た。


14:00 周辺に幼木を育てるアラカシ

 讃岐の里山では、このアラカシが多い。根元に落ちたドングリが条件が良かったのかたくさん発芽している。今日のルートでは、とにかくアラカシが多く見られた。昔から里の人たちが、燃料用に使っていた雑木の一つだが、今は使われず伸び放題、樹齢50年を超えると思われる木々が続く。


刈りこまれた登山道を行く


若いアカマツが密生して育っている


14:11 期待していた送電線鉄塔の保線路に出てきた(62番方面へ上っていく)

 しばらくは歩きやすい道だろう。そのまま山頂へ上がれるだろうか。つい最近歩いた靴の跡が付いている。今日の午前中あたりか。


14:11 南向きの尾根道


14:14 屋島線62番鉄塔

 保線路はここで終わりのようだが、国土地関調査の新しい杭が打ち込まれ、踏み跡もはっきりしている。


14:16 204m標高点 この標高でも花崗岩地のようだ


大きなクヌギとナナミノキ

 7年前に立石山を歩いたとき道は、アベマキが多かったが、ここではクヌギが多いようだ。


足元にネザサが出てくるが、藪はたいしたことはない


今度はクヌギとヤマザクラ

 後半のルートでも、大型のヤマザクラをたくさん見た。春に花をたくさん咲かせるだろう。



低木に覆われた道になってきたと思ったら・・・


14:29 鳥居が現れる そろそろ山頂か?

 よくもまあ、この鳥居の石をもち上げてきたものだ。立石山では昔、花崗岩の採石をしていたというが・・・


立石山山頂284m 雨の神様竜神社が祀られている

 ここからは、引き返さず、前回と同様北側に下る。


14:36 前回この分岐を見落とし直進してしまった


いい感じのトラバース道


タヌキの溜め糞(大量)後半に何か所かで見る


14:43 この分岐(右 立石 左 風呂谷)

 手前で直進すると、前回歩いた「北立石」の三角点があるが、今日は風呂谷方面へ下り、保線路に沿って前田山に登り返そうと考える。


わずかだが、カクレミノの幼木が見られる


14:48 少し歩くと竹林を抜け広い林道?に出た


民家の跡だろうか、整地された広い場所


谷をせき止めた、ため池


14:58 風呂谷集落に出たようだ/font>

 初めの民家の手前を前田山方面(ため池有)にとり、保線路を探す。


まだ赤い実を大量につけたマンリョウ

 家の庭のマンリョウは、ほとんど鳥に食べられているような。


15:01 保線路表示に出会うのだが・・・  

 はっきした保線路は見えず、とりあえず斜面を踏み跡を追って上る。しばらく上っても鉄塔が見えないと思っていると、知らないうちに鉄塔の西上方に上がっていた。保線路は別にあったのだろう。

 そのまま斜面を上がると、テープ類や地籍調査の杭が現れ、それを追って尾根を上る。クヌギの落ち葉がたくさん降り積もっている。


アベマキのようだが、樹皮が無残に剥がれている?


15:18 尾根道は南向きに


15:20 252m標高点 地図を見ると車道が近い


15:23 前回テレビ塔から下ってきたここに出てきた


車道を上がりながら立石山方面


15:31 テレビ塔北下の前田山山頂三角点 280.1m


山頂から屋島方面(変わった形)を見る


15:45 下りの車道で、ヤマハンノキ 雄花序が黒くなってきた


15:46 下り道で「岩滝神社」という表示を見つける

 時間があるので行ってみることに・・・


15:50 廃車とイノシシの捕獲檻

 ミカン栽培の小屋の跡や、残されたレールのあとを見ながら進む。


15:54 岩滝神社 正月に向けて整備されたのだろう

 ナビを確認すると、113m標高点へ続く下山道上にあるが、ここら先はつぶれているようだ。もとの車道に引き返し下る。


16:06 下山中に、高松南部のおむすび山群


捻じれたエノキ

 東畑の集落に下り、水が抜かれた横谷池の堤防を通り県道にでた。


16:13 県道手前で大きな燈篭に出会う

 2時間40分のトレッキングだった。前田山、立石山周辺共に、イノシシの捕獲罠がたくさんつけられていた。イノシシが多く、被害に困っているのだろう。




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