さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

吉野川市 高越山トレッキング

2016年01月04日 | トレッキング 四国
 今日は、初登りに。昨夜いろいろ考え、前に一度計画して行き損なった、徳島の高越山へ登ることにした。

 家を7時前に出て、前山、多和へと車を走らせ国道193号へ。多和を抜ける辺りから清水峠を下る辺りまで、酷い霧だった。吉野川の橋を渡る頃には、太陽の日が差し、気温はすでに5度、今日も暖かい日になりそうだ。



7:59 途中の車から高越山(阿波富士)を撮る

 近くから見ると、標高が1100mを越えるような山には見えないが・・・


8:10 ふいご温泉上の登山口に入る


登山口にある地蔵

 しばらくは、香川の里山と同じような登山道が続く。ヒサカキ、ソヨゴ、イヌツゲ、モチツツジ、足元には、コナラ、ナラガシワなどの落ち葉がみえる。


名の通り、斜めになったナナメノキ(ナナミノキ)


ダイオウショウが植林されている(松ぼっくりと松葉が3本の落ち葉)


8:19 43号送電線鉄塔を通過 阿讃の山にもある大型の鉄塔だ


8:25 44号鉄塔には、4等三角点 257.36mがある


8:31 45号鉄塔 鉄塔はまだまだ続く 青空が広がる


8:38 46号でヤマハンノキを撮る


8:49 47号鉄塔から妙体山


同じく妙体山の西向の台ケ丸山

 標高500mに近づき、眼下には吉野川、向かいには大滝山、大相山、東には引田の大山も見えている。


8:51 静かな登山道を行く

 8:54 鉄塔保線路を離れる(鉄製の表示がある)。


8:57 タヌキの溜め糞

 その奥には、イノシシの掘り跡が見える。


9:05 標高555mで中の郷の林道に出る

 高越山山頂まで、まだ標高で500mを上る。


林道わきの斜面にヒカゲノカズラが群生している 


新しい鳥居と海抜555mとある道標 右手には、中前寺のお堂


万代の池 春にはアカガエルが産卵するだろう



9:10 中之郷のアカガシ

 香川でも、大相山中腹や塩江の春日神社で大きなアカガシを見ているが、比べものにならない。幹回り6m、樹齢1000年を越えるという。

 中之郷を過ぎると登山道はさらに急登になる。


9:17 丁石が時々置かれている


大きなエノキを見上げる 周囲はコナラなどが伐採されている


9:48 標高が上がると、ツガの木が多くなる


同じくブナの木も見えだす


9:55 8丁休憩所を過ぎる


登山道に時々石英が見られる

 ここ高越山は中央構造線より南にあるので、三波川変成帯に属する。登山道には、結晶片岩が薄く板状に割れたものが転がっている。


10:04 レンガ造りの門柱と寄付石が現れる 近いか?



10:12 高越寺への最後の階段を上る

 高越寺に着くが、人気はない。まずは、山頂へ行くことに・・・



山頂への登山道には鳥居がある


10:18 高越神社手前のイチョウとスギの大木

 スギはかなりの太さと樹齢だが、残念ながら枯れているようだ。


このスギ、後で調べると「千年杉」 わずかに命を繋いでいるようだ


神社の社殿前の窪地で オタカラコウ?



10:23 山頂と三角点の分岐標識


10:24 高越山山頂に弘法大師像があった


山頂付近には、ブナの林が広がっている

 山頂から南へ少し行くと、


10:28 子安地蔵尊 ここからは祖谷山系の素晴らしい展望


剣山 三嶺などが見えている

 山頂へ引き返すと、登山者がやってきたので挨拶をし、奥の院のことなどをお聞きする。


10:34 少し引き返し、一等三角点 1122.0m に寄る


三角点周辺には、ブナの殻とがたくさん落ちている

 引き返し、奥の院(高越大権現)へ


10:44 奥の院前の鳥居


 奥の院からは引き返し、


10:51 先ほど見ていた、この表示で高越寺へ戻る


途中にあった石仏と岩穴


眼下に吉野川と川田川? 1000m下の景色

 しばらく行くと、車道(危なっかしい)が現れ、高越寺の裏手に出た。


10:53 危なっかしい車道(寺への物資搬入のためのものか)


高越寺でも青空が広がる


11:01 お参りをして、高越寺を後にする

 後は、来た道をどんどん下る。


11:36 中の郷で中前寺に参った後、高越山を振り返る

 下山中に、上ってくる登山者3人に出会う。

 12:25 車に戻る。4時間15分、約17600歩のトレッキングだった。上りの標高差1000mを越え、かなりきつかったが季節を変えてまた登りたい。



 


 


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