さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

柞野~中寺廃寺跡~大川山トレッキング  秋

2015年09月23日 | トレッキング 阿讃の山
 連休最終日、連れ合いと阿讃の山へ向かう。午前中のトレッキングと誘い、大川山へ。少し距離があるが、比較的登りやすく、野草も豊富な柞野ルートからにする。慣れた道を走らせ、50分ほどで中寺廃寺跡駐車場に着く。



8:27 阿讃の尾根を見上げ出発 いい天気だ

 駐車場から、車道を歩き民家の横にある登山口に向かう。


柞野集落ではすでに稲刈りが終わっている

 真っ赤なヒガンバナ、薄紫のツルボなどを見ながら歩き、草が少し伸びた登山口に入る。登山道に入ると、予想通り、蜘蛛の巣とキノコがたくさん。



8:38 尾根に上がると明るく歩きやすい


8:55 足元で、ササクサが実を付けた送電線鉄塔に着く


アミタケ(じごぼう)がたくさん


9:20 登山道は明るく歩きやすい

 ツクツクボウシやミンミンゼミがまだ鳴いている。先日女体山でも聞いたチッチゼミの鳴き声も。



晩秋のキノコ、ムラサキシメジが今日は大群生


9:38 展望台で休憩し、大川山を臨む
 
 連れ合いも、初夏にはここまで来ているが、ここから先がまだまだ長い。



9:43 中寺廃寺跡の遊歩道内 晩秋には美しく染まる


ここからのルートに多いシラヤマギクは終盤


たわわに実が付いたツチアケビ

 このルート、ツチアケビが多いのだが、今年は実の付きが良いのか今日はたくさんのツチアケビに出会えた。

 ちょうど花時のテイショウソウ、咲き始めのコウヤボウキ、蕾をつけたアキノキリンソウ、ツルリンドウの花やヤマニガナ、ヤマハッカ、ムラサキニガナ、シコクママコナ等々次から次に野草たちが出てくる。


イナカギクは満開


テイショウソウ


大きなカラカサダケが2本

 肉厚なかさだが、本当に食べられるのだろうか?山で出会った何人かには可食と聞いたのだが・・・


すぐ横に、傘が開いていないカラカサダケ


成熟したニワホコリもたくさん 思わずつついてしまう


ヒヨドリバナで2頭並んで、吸蜜するアサギマダラ

 コンクリ道の横で、10数頭のアサギマダラが見られた。この後、南へ渡っていく。



10:35 大平のビニールハウスから大川山

 穂が開き始めたススキ、黄色の色が濃いアキノノゲシ、ヤマニガナ等の花が見えるが、草刈りが行われておらず、例年目に入るオミナエシは見られない。

 この後は、阿讃縦走路に入り、気持ちの良い森林浴トレッキング。


少ないがタマゴタケも見る


 11:01 大川神社登山口に着き、最後の急登に取りつく。


バイクのタイヤ痕が付いている 美しい自然林の中を上る

 シギンカラマツ、タンナトリカブト、モミジガサ等の花が見える。タンナトリカブトはまだ蕾だ。春にも、数種の野草が見られるが、バイクで走られると消えていく。


シギンカラマツを撮る



11:16 大川神社北側から笠形山・前山方面の展望


本殿の正面からヤマナシを見上げる(今年は実が少ないのか)

 今日はここで、ベンチに座り昼食にする。天気が良くて気持ちが良い。最高のトレッキング日和だが、登山者の姿は見られなかった。

 自然科学館、キャンプ場、天文台を通り戻っていく。センボンヤリ、アキノキリンソウ、ツルニンジン、ハマバボクチなどの花が目に入る。この辺りでも、アサギマダラをたくさん見る。



まだまだ青々とした葉を付けたサワグルミ 背が高い


オタカラコウはちょうど満開状態


車道沿いでツクシハギが花をたくさん付けていた

 12:17 大平のビニルハウスまで戻り、コンクリ道を下山する。


青空を背景にウドの花を撮ってみる



13:01 中寺三角点に寄る


 
13:42 下山口に下りると、民家の金木犀が咲き始めていた

 5時間余りのトレッキングだった。標高差700m、所用時間5時間越えのこのルートを歩ければ、連れ合いもなかなかのものだ。今度はどのルートを歩こうかな。気が付けば、2か月ぶりのブログ更新だった。


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