さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

東谷 明神山(三角点 小田)ミニトレッキング

2014年02月02日 | トレッキング  さぬき里山
 用事が片付き、14時30分を過ぎて歩きに出かけた。時間がないので、車で10分ほどの藤尾神社周辺と思い車を走らせる。

 走りながら、先日、東谷を歩いた時に見ていた三角点小田がある尾根を歩こうと考えた。昨夏に三角点の少し手前まで歩いている。



14:51 天神集落の向こうに、三角点小田のある尾根を見ながら歩き出す

 適当に天神集落を巡りながら、尾根に取りつこうと考え歩いていく。棚田の上の方では、そろそろアカガエルの産卵も始まっているだろう。


14:56 この谷を歩いてみることに、 手入れされた棚田が見える



15:05 棚田の上まで来ると、山の斜面との際には止水がある


そこには予想通り、ヤマアカガエルの卵塊があった

 発生が進んでいない状態からすると、今朝の雨で産卵したのだろうか。周辺に10個ほどの卵塊が見られた。


15:06 谷の最上部から振り返る すっきりしない空


 この後、尾根に取りつこうとするが、イノシシ除けの柵に遮られる、柵に沿って下って行くと、蕗の薹を採られている地元の方がいた。挨拶をし、道をお聞きすると親切に教えてくれた。

 山の名前をお聞きすると、「みょうじんさん」だということ。名水が出る山だという。西植田「神村の名水」の山に当たるのか。


大きなアキニレの木



アゾラが覆うため池が見える

 水鳥が運ぶので、この周辺の小さな池に広がっている。


大根が干された薪小屋(懐かしい光景)


15:20 イノシシの柵を過ぎたところに登山道の表示がある

 夏に歩いた尾根道のような、違うようなと思いながら上っていくと途中からその道だと分かり、安心する。夏の時より、木製の表示や赤テープが増えた。この冬場に整備したようだ。

途中、動物の気配が・・・イノシシかと思ったらヤマドリのようだ。数羽が群れで動き、逃げていった。


15:44 樹間に明神山の尾根を見ながら歩く


15:55 大森神社への下山道のようだ(木製の表示有)


15:55 明るく気持ちの良い登山道が続く



16:01 偽のピークに騙されながら進み、山頂目前の道



16:03 明神山山頂に着く(真新しい木製の表示)


四等三角点 小田(479.8m) 駐車地点から290m上がってきた


ここにも来ている○米さん

 山頂周辺は、ネザサなどが刈られ手入れされている。この冬場でも展望がないのが残念。細い木の幹に産み付けられたハラビロカマキリの卵を見ながら少し休憩し、下山する。


16:10 山頂のすぐ近くに菅沢への下山道がある

 林道 北谷 菅沢線とある。どの辺りに下るのだろうか。登ってきた東谷からの登山道に比べるとかなり細い。時間的に余裕があれば、そちら方面に下るのだが、今日は登って来たルートで下ることにした。

 ペースを上げてどんどん下ると・・・


16:17 来ると時に、こんな置き石はあったかなあ?

 下山を間違ったことに気付くが、上りで見ていた大森神社への下山道だろうと思い、下って行く。新しい赤テープも見える。


16:24 ヒノキの植林地まで下る 花崗岩の巨石が現れる斜面

 赤テープは消えたが、岩が転がる沢を気をつけて下っていく。が、下れない急斜面が現れる。大森神社近くの車道はもうすぐと思いながら下ってきたが、ナビを出し位置を確認すると、車道まではまだまだのようだ。

 時間は16:30を過ぎ、暗くなるまで1時間少し・・・だが、やはりここは引き返すことにした。標高は350mをきっているので、150mほどの上り返しがある。沢を周辺の景色に注意して上がり、下りで見ていた黄色テープの付けられたヒノキの木が見えた。そこから、斜面を木に掴まりながら上る。時間がないので、きついが休まず上る。暗くなるまでに車道に出られるだろうか。



16:52 やっと元の道に戻れた(右の尾根へ進み間違えたようだ)

 下山を急ぎ、速足で下ったのでわかりやすい分岐表示を見落としたようだ。安心し、落ち葉が堆積する登山道を一気に下る。少し下って、大森神社への分岐表示が見えた。

 この分岐表示、大森神社へとあるが、ヒノキの大木がある大原神社へではないかと思う。



16:57 夏に一度下った天神集落への近道へと左へ曲がる

 竹林内の道を下り、17:00には最終民家まで下る。少し安心してペースを落とし、途中でイノシシを運んでいる民家の方と話をし、車道に出る。



17:12 東谷天神集落の民家の向こうに明神山を振り返る

 17:20 車に戻る。2時間25分、10400歩のトレッキングだった。さぬきの里山も決して侮ってはいけないことを痛感したトレッキングだった。午後からのトレッキングでは無理はしないこと・・・



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