さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

東女体山~75番鉄塔~保線路トレッキング

2013年10月06日 | トレッキング 女体山系
 今日は稲刈りの予定だったが、昨日の雨が予想以上で延期になった。午前中、用事をいろいろとし、昼過ぎになり時間ができた。天気が良くなったので出かけることに・・・時間がない時の女体山方面へ。

 車を30分以上走らせ、標高760m地点を通り過ぎ、東女体山への登山口?まで進んだ。



13:56 林道から檀特山方面を臨み出発する

 林道からの急な下りに気をつけて歩き、すぐに地蔵に着く。


14:00 峠の地蔵なのだろう・・・

 1年ぶりだが、歩きなれた保線路をどんどん歩く。木々の葉から、アオマツムシの鳴き声が盛んに聞こえる。それに混じり、ツクツクボウシの鳴き声も聞こえてくる。
 
 71番、72番鉄塔をすぐに通り過ぎる。


14:09 大きなイタヤカエデの木


イタヤカエデの木を見上げる 葉はまだまだ青々としている

 まだ咲き残っているシラヤマギク、今が旬のイナカギク、テイショウソウの蕾、イチヤクソウの葉などを見ながらどんどん歩いて行く。

 昨年に比べ、すっきりしている東女体山への登山口を過ぎ、


14:19 73番鉄塔に着く 東讃の山々


同じく73番鉄塔から南西方向 徳島との県境の山

 ここから、先の74番、75番と進み、今日は76番を目指し、出来れば五名の里まで・・・

 14:32 展望のない 74番鉄塔を過ぎる。


白い筋のあるアオダイショウ  木に登った

 枯れて倒れたアカマツの木を越えようとすると妙な音が、カサカサ・・・足下を見るとマムシ。


 今年初のマムシのような気がする。写真に撮ろうとすると、藪に逃げ込もうとするので、トレッキングポールで引き寄せた。危険を感じたマムシは太くなり(平べったく)威嚇し始めた。この時期のマムシは危険だ。


14:43 威嚇するマムシ 何度もトレッキングポールの先に噛みついた

 以前なら、ここで引き返すところだが、ずいぶんマムシ慣れをしたものだ。

 14:45 ここも展望のない 75番鉄塔を過ぎる。しばらく歩き、初めて通る道となる。下り初め、15:54 沢を横切り、未舗装の林道に出た。

 沢には、ニホンザルが食べたのかアケビの皮がたくさん落ちている。


コメナモミが群生している


アオテンナンショウ?の実 ユキモチソウかな?


あちこちに林道が造られている

 15:01 舗装された林道に出る。青空が広がり、見上げるとミサゴが旋回している。



15:02 林道から76番鉄塔を見上げると、ミサゴが止まっている

 五名の民家まで下ろう思い、林道をどんどん下るが、民家の気配がないのであっさりあきらめた。標高650mほどの駐車地点から、300mほど下っている。


林道脇のセイタカアワダチソウにイシガケチョウ

 イシガケチョウに出会うのは何年ぶりだろう。羽が破れているが、美しい模様が見える。日が照りつけ、気温も上がっているので、チョウの類が多い。



15:06 西日開谷川の砂防ダムまで下り、引き返す


株数は少ないが、アキチョウジ 

 300mの標高差をゆっくり上り返していく。ヒヨドリバナ、ハナタデ、イヌタデ、ミゾソバ、アキチョウジ、咲き始めのヤクシソウ、オモトの葉などが見える。

 行きでマムシを見た手前で、今度は頭の小さいジムグリに出会う。今日はこの後、ヤマカガシにも出会い、結局5匹の蛇に出会うことになった。


ヤマアカガエルだろう 元気がいいジャンプして消えた

 74番鉄塔手前では、ニホンザルの群れが騒いでいる。群れでヤマグリを食べていたようだ。


15:49 行きでは気づかなかった、フユノハナワラビ


よく見ると、あたりに数十株が群生していた



15:58 73番鉄塔まで戻り 東讃の山々鉄塔が乱立している


16:01 東女体山 673.6m三角点 里山ブームで表示が増えた


昨年とちがい、山頂祠周辺がさっぱりしている


16:05 快適な保線路(トラバース道)を引き返す


16:07 本当に快適だ・・・


帰り道でテイショウソウの開花した花



16:08 標高の高い山だが、ニホンアカガエルだろう

 今日は蛇以外にも、カエルによく出会った。元気がよく、大きなジャンプをする個体ばかりでなかなか写真に撮れない。

 16:29 車に戻る。2時間30分、10600歩のミニトレッキングだった。


林道で ヤマノイモの零余子

 帰りの女体山山頂林道からはすばらしい展望。

 矢筈山登山口も整備され、表示が新しくなっていた。



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