さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

真名屋敷~天満ケ原~大滝山周回トレッキング

2012年08月04日 | トレッキング 阿讃の山
 昨日も先日と同じように、午後から休日出勤の振り替えをとることができた。とりあえず塩江方面へ車を走らせながら、歩くルートを考える。竜王山か大滝山か迷ったが、久しぶりに大滝山へ行くことにした。

 まだ行ったことのない、塩江の真名屋敷を通り、天満ケ原、大滝山と周回することにした。3時間ぐらいの行程だろう。

 上西の上のキャンプ場に車を止めさせてもらい、13:53に出発する。キャンプ場には夏休みとあって子どもたちが川遊びをする賑やかな声が響いている。標高は450mぐらいだろうか。


13:55 この分岐を左へ 右へ行けば大滝山への登山口がある


右下に小出川の上流渓谷を見ながら歩く 予想通り涼しい 

 木で覆われた町道を、徐々に標高を上げていく。アオテンナンショウの実やトチバニンジンの赤い実が目につく。まだ蕾のウバユリもあちこちに・・・



イワタバコの花がここでは咲いていた


町道沿いの石垣の間から生えている


14:12 こんな感じの木陰が続く町道と思ったら、


14:14 明るい展望が開ける場所に出てきた 暑い

 西向かいの尾根の上に鉄塔が見える。阿讃の稜線から、貝の股川と小出川の間に伸びる支尾根だろうか。


14:16 まだまだ上の方に民家の青い屋根が見える 

 日当たりが良くなった道では、次から次に草花が目に入る。


ゲンノショウコ(白花)がもう咲いている


14:18 町道 真名屋敷線へ入る


クルマバナ 花は終盤 草丈が大きい


カワラナデシコが数株 ここでもちょうど花時だ


コオニユリが一株 山をバックに凛と立つ


ミヤマアカネも目につき始めた


14:29 かなり上まできた 標高700m近い

 ここで民家の方がちょうど外に出てきたので、しばらく話をする。天満ケ原へルートを教えていただくことができた。まだこの上に住んでいる民家があるという。

 この道は民家で行きどまったので少し引き返し、先ほどの民家の上を通る町道を行く。ヤブカンゾウの花がまだ咲いている。


ヤブカンゾウ アップできれいに撮れた

 ヤブカンゾウ、名前の通り少々藪(他の植物が回りに大きく茂っても)になっていても、このオレンジの花を咲かせ、遠くからでもすぐに目につく。里では、そそろそろノカンゾウの花も咲き始めることだろう。

 しばらく行くと、見慣れた看板が見えた。


14:36「香川県自然記念物 春日神社の森」

 アカガシの茂るこの森は、以前何かで見たことがあると思うが、今日のこのルート上で出会うとは思ってもいなかった。

 アカガシは、小さいものは戸石の林道でも見ていたがここの神社のものはかなり大きい。



照葉樹林で覆われた春日神社


見上げるとアカガシの大木が、大きく空まで伸びている


神社の森の外に出るとアカガシの幼木が育っている

 春日神社の森を抜け、左上にさらに登っていく。所々に手入れされた茶畑が広がっている。


14:46 茶畑の向こうに電波塔が多く建つ竜王山が見えた


14:49 時折道路脇に和泉層が見える

 そしてやっと見覚えのある峠に出た。


14:50 峠の地蔵 道標にもなっている 

 ここからは、何度か歩いている林道「六甲-天満ケ原線」を歩く。929.9mの三角点までは、標高ではまだ150m近く上がらないといけないようだ。ペースを上げて歩いていると、道路の真ん中に動物の死骸が・・・

 ハエや甲虫類が寄っているが、よく見るとテンの子どものようだ。前に、三木町奥山の道で、車にしかれたテンらしきものを見ているが、はっきりテンと分かるものは初めてだった。



15:03 伐採された展望の開ける場所に出た

 この後、引き返してめざす大滝山、城ケ丸方面が見えている。

 さらに左に目をやると、竜王へと繋がる稜線が見える。


青い空、白い雲、青々としてきれいな山の稜線、夏の風景が広がる


15:05 天満ケ原展望台に着く

 ここから木の鳥居をくぐり、神社の上にある三角点へ向けて上がっていく。


境松の残りの樹形のいいアカマツを見て


名前の分からない神社の前を通り、


15:13 天満ケ原 三等三角点 929.9mに着く


ヤマジノホトトギス 神社の前で早くも開花

 続きは明日のブログで・・・  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿