さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

屋久島トレッキング 白谷雲水峡

2011年02月27日 | トレッキング 四国外
 24日は、鹿児島発12:20の高速船ロケットで屋久島へ向かった。乗り込んだのは定員240名ぐらいに対して、50人ぐらいだろうか。若い方が多い。噴煙で上半分が隠れた桜島を見ながら出発する。思ったより船は揺れない。40分ほど走ると、右側に薩摩富士の姿が見えだす。


開聞岳 標高924mの火山 海から突き出ている

 さらに10分ぐらい走ると左側に佐多岬が見える。


九州本土最南端  佐多岬

 佐多岬を抜けてしばらくすると、平べったい地形の種子島が左に見え始め、やがて右前方に屋久島が見えはじめる。


2時過ぎには屋久島がすぐ前に 山の上にはガスがかかっている

 宮之浦には定刻の14:10に着く。予約していたレンタカーのスタッフの方が出迎えに来てくれる。早速レンタカーの店へ、手続きを済ませ、3日間分の料金、9550円を払う。この時期は安いらしい。借りれたのは、スズキアルトで思ったより新しい。車に乗り、まずは白谷雲水峡に向かう。


雲水峡へ向かう走りやすい道路 標高600mまで上がる

 14:45には白谷広場駐車場に着く。協力金300円を払い入っていく。まずは弥生杉に、


10分少しで弥生杉に着く 標高710m


子どもの時から一度見てみたいと思っていた杉だ

 屋久島に船で到着して、わずか50分後に弥生杉に来ている。明日行く予定の縄文杉に比べると、なんと簡単なことだろう。弥生杉もデッキで囲まれており、階段を下りて裏側から見てみる。


この方向からはあまりよく見えない


「さつき吊り橋」を渡る ヤクシカと野犬を見かける

 この後、本格的な登山道を進み、増水した沢をなんと越え、白谷小屋まで行く。白谷小屋は標高830mぐらいだが、雪が残っている。明日の縄文杉は標高1300m、雪が心配だ。太鼓岩は時間的に難しいのであきらめ、奉行杉方面から戻る。


奉行杉 これもなかなか風格のある杉だ


屋久杉で作った木の道?

二代大杉 樹高32m これもでかい 

 これ以外にも、くぐり杉、三本槍杉、びびんこ杉など、たくさんの屋久杉を見ながら歩く。管理棟で最初に、昨日は大雨で入れなかったと言っていたが、何ヶ所かあった沢越えは増水して危ない所があった。足を踏み外すと流されてしまう。
 なんとか、さつき吊り橋まで戻り、飛流おとしや憩いの大岩などをゆったりと眺めながら、17:00前に、誰もいなくなった管理棟まで下りてきた。


水量は多く水音がすごい

憩いの大岩のあたり 日が当たり暖かい

車で宮之浦まで下りる時には、きれいな虹が・・・

 この後、予約していた民宿に挨拶に行き、車を走らせて明日の縄文杉登山への入り口、安房の町からの曲がり道を確認しに行く。結構遠いが、信号がほとんどないので、時間はかかりそうにない。明日は天気が良さそうだという情報を聞き、目覚ましを4時20分に合わせて早めに布団に入った。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿