こんにちは。長南です。いよいよ通信コースの特別枠の募集目前となりました。最後に通信コースの主旨を補足しておきます。この通信コースは、基本的には、数年間かけて、できあがったものです。しかも、初公開のときに比べて、これまでの参加者の皆さんのすばらしいご意見を反映して、はるかに向上しています。通信コースは、このような、参加者のみなさんと共に私たちで仏教の歴史を築いてゆくプロジェクトでもあるのです。
それというのも、今回の通信コースのテーマは、あくまで現代の日本に蔓延している
・葬式法事仏教ではありません。
・お釈迦さまの教えを否定した近代仏教学でもありません。
・そのままでいいよという安易な癒しでもありません。
お釈迦さまの説かれた人生これ一つという生きる意味は何か。臨終に果たしても、人間に生まれてよかったという満足ができる生きる目的は何か。これを分かりやすく解説することです。これを全25回で、体系的にまとめて、少しでも分かりやすいように映像とテキストで学べるものです。
私はこれまで、仏教の講師として、勉強会でこのような話をしたり、個人的に質問に答えたりしてきました。そんな生きる意味を知りたいという方々とコミュニケーションをとってきた結果、あることが分かりました。それは、みんなどうしても心からの安心、満足ができず、何とか人生悔いのないものにしたいと焦っておられるということです。
それは、現代という時代がそうさせている、ということもあるでしょう。有史以来、時代の変化は加速の一途をたどりますから、現代人は、極めて速い変化の流れの中で、常に不安につきまとわれながら生きているのです。その不安というのは、たとえば
・楽しいと思っていた時間はあっという間でまた悲しいとかつまらないとかそういう時間になっていく。
・自分が何者か分かりません。どうすれば幸せを感じて 楽に生きていけるのですか?
・他人から見たら羨まれる環境にいるはずなのに、この環境に満足できない。
・自分の進むべき道が見つからない。やる気もおきない。
・過去を振り返ってもなにもしていない自分がある。未来を見てもなにも楽しいことなんかないように思える。生きていることが、無駄ではないか?死ぬまで苦しんで生きねばならないのか?
・死とは何を意味するものか、といったことをメールで頂いています。
これらのことが、全く気にならない、そんなこと生まれてこの方気にしたことがないという方は、私がやりとりした限り、1人もおられませんでした。みなさん不安を感じておられるのです。もちろん私もそうでした。一体何のために頑張って勉強して、働いて、生きて行かねばならないのか、どこまで行けば、これで幸せになったと言えるのかどこまで行ってもゴールがなく、不安なのです。
ドイツのことわざにも、「正しい道でなければ走ったところで仕方がない」というものがあります。
ですから大切なのは、進むべき方角とか、目的地をなるべく早く知ることです。そのためには一体何が必要でしょうか?もちろん、本当の生きる意味を知る正しい努力が必要でしょう。そして人によっては、本当の生きる意味を知るガイドをしてくれたり、それを果たす上での質問にも適切にアドバイスをくれるような人が、必要かもしれません。いずれにしても、最期に、意味のない人生だったと後悔しないためには、本当の生きる意味を知ることが必要不可欠だということです。
この本当の生きる意味が、何と2600年前から、明らかにされているのです。それは、ここまでメール講座をお読みになった、あなたなら分かると思います。しかも、今まで仏教界にはあり得なかった本格的で、できる限り正確に分かりやすくお届けできるような通信コースが、すでにできているのです。
そのため、申し訳ないのですが、無料ということにはなっておりません。ただ、お金では手に入らない、人生におけるはかりしれない価値はお約束させていただきます。もしご関心があれば、18時にお送りするメールをなるべくはやくに見るようにしてください。
もちろん、これまで配信してきたメール講座だけで十分と思える方は、まったく無視して下さって結構です。実際、これまでのメール講座でも、お寺や本屋さんのありふれたものではまったく出会えないクオリティだとか、大学4年間で学ぶ以上だという声も頂いております。
また、すでに生きる意味を見つけて心から満足し、自分は臨終に後悔しないという自信がある場合も、特に必要ないかもしれません。これからスタートする通信コースは、より詳しく、分かりやすく、確実なものを求める方のためのものです。
・人類の到達した最高の思想といわれる仏教に明らかされた本当の生きる意味を学べる安心感
・しかも経典やその解釈を根拠としている安心感
・二度と、本当は分かっていない仏教関係者に振り回される心配がないという安心感
・いつも誰かに相談できるという安心感これらをはじめとする安心感を、常に得ておきたいという方に限ったものを想定しています。
そういうこともあり、募集定員も、メール講座を受講されている人数に対してそれほど多くはありません。年間300人程度です。その中で、今回の特別枠は50人です。私自身、これまでやってきて、そこまで沢山の方のサポートは物理的にできないことが分かりましたので、クオリティを維持するためには、それもやむをえないかと思います。先着順で募集をお受けして、一杯になり次第、申し込みページを閉鎖するつもりですので、その点あらかじめご理解ください。それではもうまもなくです。楽しみにお待ち下さい。
お体くれぐれも大切になさってくださいませ。----------------------------
生きる意味をすべての人へ
発行:長南瑞生
日本仏教アソシエーション株式会社
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