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『独去独来』『全ての人は秋の木枯らしの吹く寂しい荒野を一人で旅する旅人である』(お釈迦様)

親鸞聖人と絶対の幸福

2021年01月29日 | 仏教・親鸞聖人
問 親鸞聖人は、人生の目的は絶対の幸福だと言われますが、絶対の幸福とはどんな幸福を言うのでしょうか 答 仏教では、幸福と言われるものを二つに分けます、相対の幸福と言わるべきものと、絶対の幸福といわれるものです。相対の幸福と言いますのは一時的な喜びや満足を言い、続かない、やがては必ず、悲しみや苦しみに転化する幸福を言うのです。例えば、好きな人と結婚できた喜びとか、望んでいたマイホームが新築できた満足とか、日々、私達が求めている生甲斐や喜びと言われるものです。この様な喜びや満足は、決して長続きするものでは在りません。やがて必ず滅び去る幸福です。これらの幸福は、今日在って、明日なき無常の幸福です。常に壊れはしないかと言う不安が付きまとっていますから、真の幸福とはいえないのです。 . . . 本文を読む