やがて君になる 最終回 感想

素晴らしい

姉になりきって生徒会劇を完成させる。その後私はどうするの？
「何」になればいい？

終着駅というゴールに惑うトウコ

そこにユウという乗り換え電車がやってくる
トウコを「君」へと運ぶために

この対の演出
特別を知らないユウをトウコが変えたように
自分が嫌いなトウコをユウが変えさせる

そう示唆するエンディングだった


劇のタイトルは「やがて君になる」かなと思いきや、「君しか知らない」だった

それも味わい深いですね


ユウを変えたトウコは「今」のトウコだった
姉が死ぬ前のトウコでも、姉になった後のトウコでもない


姉になろうとして、でも苦しんで。自分の事が嫌いなトウコ

私が好きなのは「今」の君だと


水族館の潜り抜けの演出

徹底した「今、この瞬間」の尊さ

ユウとトウコ、2人にとっての特別はあの瞬間に確固として存在した



2018年ナンバーワンのアニメだと個人的に感じました
とりあえず4〜6巻まで買いに行こう。原作を

でも2期は難しいのかな？円盤売上的に

まぁ昨今は円盤売上は2期への指標になりづらいですからね


やが君二期の可能性があるとしたら
こういったモデルケースでしょう

・やが君原作最終回に合わせる形でアニメ二期。プラス実写映画化などを合わせて行い話題性を創出し、紙面の売上を上げる


東京喰種みたいに、アニメを放送することにより原作が売れたり連載紙が売れたりしていたら普通に二期の可能性はある

電撃なんとかマガジンだったと思いますが、紙面関係の盛り上がりや売れ行き次第ですね

単に話題性が上昇しただけでも電撃側にとってメリットがある