綴織は、爪で、横糸を織り込んでいきます。
様々な色糸で、絵を表現していく楽しさがあります。
これは、どんなデザイン柄を、織っているのかな・・?
アンデス調の、鳥のデザイン柄でした。
綴織は、織物の原点であり、紀元前から織られています。
エジプては、紀元前千三百年頃の綴織、
中国では、二千年前の綴織、
南米インカでは、一千年前の綴織が発見されています。
日本には、正倉院御物に、千二百年前の綴織があります。
工芸技能では、太古より、世界中に伝わり続ける、
綴織の技法を、学ぶことができます。
南米・ペルーの方が、工芸技能の綴織作品を見て、
「本物の技法とデザインで、きちんと織りあげていますね。」と、
楽しそうに観賞して下さいました。
先にご紹介した織りは、日野市立病院のラウンジに、
半年間、展示しました。