お盆の修理を頼まれました。
ふちが何箇所か欠けています。
このままにしておくと、痛みが広がっていきます。
虫歯をそのままにしているのと同じです。
漆と、水を合わせたとの粉を混ぜてパテを作り、欠けた部分を埋めていきます。
木地呂漆を塗って、仕上がりです。
依頼された方にお渡ししましたら、
「こんなにきれいだったっけ！？使うのがもったいくらい、きれいになったね。」
と、びっくりされていました。
工芸技能は、ただ修理をするだけでなく、漆の美しさも蘇らせます。
学校生活・日常生活で、発達障害の悩みがあっても、
工芸の分野の教育では、発達障害は気にならなくなります。
本来、教育とは受験勉強のためだけではなく、
各人の特性を伸ばし、心豊かな人生を過ごすためのものです。
1つの人間像だけを目指すのではなく、
多様な生き方をしている人がいるのが当たり前、という意識教育も必要な気がします。
6月13日(土)に、星槎学園 北斗校にて、
「マイキャリアデザイン特別講座」の説明会に参加しました。
星槎学園 北斗校の生徒が、
各専門学校の夏休み中の体験講座を活用して、
将来の進学先を検討するものです。
当日は、大勢の保護者の方が会場にいらして、
みなさん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
工芸技能学院は、発達障害特性のある生徒さん・学校になじみにくい生徒さんを対象にしています。
関心を寄せられた保護者の方もいらした様子でした。
夏期講座10日間で、ちょっとした作品を仕上げて、持って帰ることができます。
すでに申し込みをされた星槎学園北斗校3年生もいます。
星槎学園湘南校・星槎高等学校の生徒さんも申し込んでいます。
お気軽にどうぞ。
発達が気になる子の学校・工芸技能学院の夏期講座
本日は、発達障害の特性があるお子さんの支援塾、
「こどもみらい園」の副園長・平林景先生が、お越し下さいました。
(東京都足立区綾瀬)
保護者の方々は、お子さんの進路・進学について、非常に悩んでいらっしゃるそうです。
学習面のサポートをしてくれる所は、いくつかありますが、
発達障害の特性がある子どもたちに大事なのは、
何か、その子の得意な事を伸ばしてあげるべきではないかと、
いろいろな所を探していますが、なかなか無いそうです。
工芸技能学院は、１つの道を極める学校であり、
発達障害の特性のあるお子さんたちに、適した教育内容・理念であると、
とても共感して下さいました。
こちらも、平林先生の仕事に携わる理念が、
工芸技能学院の教育理念と共通するので、
改めて勉強になりました。
今後とも、よろしくお願いします。
発達障害児Web相談を開設しました！
匿名・無料です。
発達障害児の特性があるお子さんの件で、
ちょっとしたことを聞いてみたいけれど・・・、
こんな事で問い合わせてもいいのかな・・、
名前はまだ出したくない・・、
等々、つい遠慮してしまい、小さかった悩み事が数多くなり、
大きな悩み事になってしまっていませんか？
初期の段階で、お気軽にWeb相談できるようにしました。
進学のご相談だけでなく、
発達障害の子どもの気になる行動・特徴・困っている事などなと゜、
日常でお困りの事のご相談、お気軽にどうぞ。
誰かに聞いてもらうだけで、心が軽くなる場合もあります。
解決の糸口が見えてくることもあります。
工芸技能学院のホームページ、
左側ナビゲーションメニュー・上から6番目「匿名で相談」から入れます。
気になる事を書き込むだけです。
(お返事のため、メールアドレスのご記入だけ、お願いします。)
お気軽にご活用下さい。
日野市立病院に、展示する作品を作成しています。
織っている側、このようになっています。
反対側が作品の表になります。
完成です。
もうひとつ、展示用に作成している作品があります。
上の写真では、どんな柄か、わかりにくいですが、
完成すると柄がわかります。
このように仕上がりました。
日野市立病院へ搬入してきました。
6階東デイコーナーに展示しました。
明るくて、温かみのある雰囲気になりましたね。
12月上旬まで展示されています。
