長年愛用している、大事な陶器・漆器の道具が、
欠けてしまった!割れてしまった!という時、どうされていますか?
漆技法に、「金継ぎ」というのがあり、それにより、大事な道具が蘇ります。
工芸技能学院の卒業生の進路先である、工房では
そのようなご相談・修理も承っています。
愛用品の口元が欠けてしまっています。
錆漆を欠けた部分に埋めて、形成し、約3日~1週間かけて、しっかり乾かします。
焼き漆 (生漆+弁柄を加熱したもの) を、形成した部分に塗ります。
金粉を蒔きます。 約1週間かけて、乾かします。
生漆で金を止め、乾いたら、磨いて完成です。
金継ぎにより、蘇りました。
この修理に要する期間は、約1カ月いただきました。
「これ、直るのかしら…。」と、迷っている道具も、ご相談に応じますので、
お気軽にお問い合わせください。