発達が気になるお子さんの学校 工芸技能学院/小中フリースクール・高等部(広域通信制サポート校)専門校(就労サポートあり)

療育手帳の有無は問わず。高校卒業資格取得可能。
学習支援・工芸教育(綴織/漆芸)・就労サポート。静かで落ち着いた環境。

金継ぎについて

2013年08月13日 11時32分08秒 | 漆芸 (しつげい)

長年愛用している、大事な陶器・漆器の道具が、

欠けてしまった!割れてしまった!という時、どうされていますか?

 

漆技法に、「金継ぎ」というのがあり、それにより、大事な道具が蘇ります。

 

工芸技能学院の卒業生の進路先である、工房では

そのようなご相談・修理も承っています。

 

愛用品の口元が欠けてしまっています。

 

 

錆漆を欠けた部分に埋めて、形成し、約3日~1週間かけて、しっかり乾かします。

 

 

焼き漆 (生漆+弁柄を加熱したもの) を、形成した部分に塗ります。

 

 

金粉を蒔きます。 約1週間かけて、乾かします。

 

 

生漆で金を止め、乾いたら、磨いて完成です。

 

 

金継ぎにより、蘇りました。

 

この修理に要する期間は、約1カ月いただきました。

 

「これ、直るのかしら…。」と、迷っている道具も、ご相談に応じますので、

お気軽にお問い合わせください。