東川篤哉の連作ミステリ作品集『ライオンの棲む街 平塚おんな探偵の事件簿〈1〉』を読みました。
東川篤哉の作品は、昨年12月に読んだ『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』以来ですね。
-----story-------------
“美しき猛獣”こと名探偵・エルザ×地味すぎる助手・美伽
格差コンビの掛け合いと本格推理がクセになる!
湘南の片隅発・最強の美女探偵シリーズ第1弾、待望の文庫化!
都会で夢破れ、故郷・平塚(ひらつか)に帰ってきた元OLの川島美伽(かわしまみか)は、高校時代の旧友・生野(しょうの)エルザと再会する。
“雌(メス)ライオン”の異名を持つエルザは、地元の刑事も一目置く名(?)探偵に成長していた……!
強引に助手にされた美伽はエルザと共に、厄介(やっかい)な依頼人が持ち込む奇妙な事件の調査を始める。
海と祭りの街を舞台に、最強の美女探偵コンビの名探偵が炸裂する本格ミステリー誕生!
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2013年(平成25年)に刊行された作品……平塚おんな探偵の事件簿シリーズの第1作です。
■第1話 女探偵は眠らない
■第2話 彼女の爪痕のバラード
■第3話 ひらつか七夕まつりの犯罪
■第4話 不在証明は鏡の中
■第5話 女探偵の密室と友情
■解説 平塚市民以外の方に質問です サクラ書店平塚ラスカ店 店長 柳下博幸
「ライオン」こと美しき名探偵・エルザと天然ボケ炸裂の助手・美伽……もっとも危険な"格差コンビ"が湘南の片隅で難事件に挑む!! 本格×ユーモアミステリーの新シリーズ、スタート!!
27歳の川島美伽は東京でのOL生活に夢破れ、地元・平塚市に帰ってきた……それを聞きつけた高校時代の友人・生野エルザから「ウチの仕事を手伝え」との誘いがくる、、、
就職難の昨今、旧友の優しさに感激しながらエルザのもとを尋ねる美伽……しかし、そこには『生野エルザ探偵事務所』という看板が……。
10年ぶりに再会した旧友は、地元の刑事も恐れる“名探偵"に成長していたのだった!!
高校時代の旧友である生野エルザと川島美伽の、最強の美女探偵コンビ?が活躍するライトミステリでした……東川篤哉の作品らしく、随所にユーモアを織り込みながら、本格ミステリが愉しめる展開でしたね、、、
印象に残ったのは『第3話 ひらつか七夕まつりの犯罪』のアリバイトリック……微妙な時間のずれと目撃者の証言にミスリードさせられましたねー このトリック、なかなか秀逸でした。
ユーモアの部分がやや強めなので、ミステリという観点では、ちょっと物足りない印象……軽めの読み物を手に取りたいときにぴったりかな。
東川篤哉の作品は、昨年12月に読んだ『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』以来ですね。
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“美しき猛獣”こと名探偵・エルザ×地味すぎる助手・美伽
格差コンビの掛け合いと本格推理がクセになる!
湘南の片隅発・最強の美女探偵シリーズ第1弾、待望の文庫化!
都会で夢破れ、故郷・平塚(ひらつか)に帰ってきた元OLの川島美伽(かわしまみか)は、高校時代の旧友・生野(しょうの)エルザと再会する。
“雌(メス)ライオン”の異名を持つエルザは、地元の刑事も一目置く名(?)探偵に成長していた……!
強引に助手にされた美伽はエルザと共に、厄介(やっかい)な依頼人が持ち込む奇妙な事件の調査を始める。
海と祭りの街を舞台に、最強の美女探偵コンビの名探偵が炸裂する本格ミステリー誕生!
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2013年(平成25年)に刊行された作品……平塚おんな探偵の事件簿シリーズの第1作です。
■第1話 女探偵は眠らない
■第2話 彼女の爪痕のバラード
■第3話 ひらつか七夕まつりの犯罪
■第4話 不在証明は鏡の中
■第5話 女探偵の密室と友情
■解説 平塚市民以外の方に質問です サクラ書店平塚ラスカ店 店長 柳下博幸
「ライオン」こと美しき名探偵・エルザと天然ボケ炸裂の助手・美伽……もっとも危険な"格差コンビ"が湘南の片隅で難事件に挑む!! 本格×ユーモアミステリーの新シリーズ、スタート!!
27歳の川島美伽は東京でのOL生活に夢破れ、地元・平塚市に帰ってきた……それを聞きつけた高校時代の友人・生野エルザから「ウチの仕事を手伝え」との誘いがくる、、、
就職難の昨今、旧友の優しさに感激しながらエルザのもとを尋ねる美伽……しかし、そこには『生野エルザ探偵事務所』という看板が……。
10年ぶりに再会した旧友は、地元の刑事も恐れる“名探偵"に成長していたのだった!!
高校時代の旧友である生野エルザと川島美伽の、最強の美女探偵コンビ?が活躍するライトミステリでした……東川篤哉の作品らしく、随所にユーモアを織り込みながら、本格ミステリが愉しめる展開でしたね、、、
印象に残ったのは『第3話 ひらつか七夕まつりの犯罪』のアリバイトリック……微妙な時間のずれと目撃者の証言にミスリードさせられましたねー このトリック、なかなか秀逸でした。
ユーモアの部分がやや強めなので、ミステリという観点では、ちょっと物足りない印象……軽めの読み物を手に取りたいときにぴったりかな。