柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

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今日の問題 #8

2015-09-22 10:04:21 | 今週の問題
おはようございます、佐藤です。


今週は、昨年度「ジャパン模試」の全3回の中から
「柔道整復学理論」より、易しい図式・画像問題が2問です。


問題1 腱断裂の徒手検査はどれか。
 

問題2 25歳の男性。1か月前頃より、右頸肩部がだるく重い感じがすると訴える。職業はデスクワークで、1日8時間以上パソコン作業をしている。
右上肢に感覚異常、筋力低下、巧緻運動障害は認められない。また、上肢の深部腱反射も正常であった。右上肢を下方に引っ張ると、写真(別冊No.1)の様な所見が得られた。右上肢を下方に牽引した時のX線画像を示す。
最も考えられるのはどれか。
  
 1.肩関節脱臼
 2.頸椎椎間板ヘルニア
 3.胸郭出口症候群
 4.動揺性肩関節


問題1 【解答】2 【柔理】p.433-438
1. ラックマンテストは、前十字靭帯損傷の検査である。
2. トンプソンテストはアキレス腱断裂の検査である。
3. フィンケルシュタインテストは、ド・ケルバン病の検査である。
4. ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱炎の検査である。


問題2 【解答】4 【柔理】p.296
サルカス徴候(sulcus sign)は、患側上肢を下方に引き下げると、肩峰と骨頭との間に間隙が生じ、体表上からも陥凹として認められる、動揺性肩関節(loose shoulder)に出現する徴候である。
動揺性肩関節は、あらゆる方向に動揺性が認められることがあるが、臨床症状を伴う不安定性は、主に下方である。臨床症状は、下垂位で物を持つ動作時の肩の痛み、だるさ、易疲労感などを訴える。肩関節のみならず、上肢全体のだるさ、しびれ、肩甲骨周囲の痛み、肩こり、頸部痛などを訴えることもある。治療として肩甲骨周囲の筋を鍛える運動を指導する。



来週からは、今年度7月に実施致しました
「第1回ジャパン模試」より出題していきます。


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