柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

「ジャパン国試合格」による講習会や模擬試験の案内等

国試直前講習会のお知らせ

2014-02-13 10:03:00 | 各講習会のお知らせ
おはようございます、佐藤です。

先日は、「第3回ジャパン模試」の会場受験お疲れさまでした。

自己採点で間違えていたところは、しっかりと復習して
国家試験本番へと繋げるようにしてくださいね。



さて、ジャパン国試合格では 2月23日(日)
「直前いちにち講習会」を実施致します。

柔道整復学理論 と 臨床系科目 の総まとめ
9:30 ~ 16:50 の90分×4コマで行います。

 ※ 受講料 14.500円


目的としては、

・直前期に「これだけは!」の最重要項目を丁寧にチェックしていきます。

・必ず得点を上げなければいけない問題をチェックしていきます。

・残り1週間、受講者は慌てずにしっかりと追い込みができるような講義を展開致します。

・よく間違えるところを認識して頂き、当日のミスが最小限に済むように講義致します。


40人の小人数での講義展開になります。

定員になり次第、受付終了とさせていただきますので
ぜひお早めにお申し込みください。



では本日「第2回ジャパン模試」から解剖学を出題致します。

今回は、標準問題です。


問題 正しいのはどれか。
1. 口腔前庭の天井は硬口蓋と軟口蓋である。
2. 下顎の切歯の内側には舌下ヒダがある。
3. 口蓋扁桃は口蓋舌弓に存在する。
4. 口蓋帆は軟口蓋の後部にある。

【解答】 4 【解剖】p.159,160
1.硬口蓋と軟口蓋は固有口腔の天井である。
2.下顎切歯の内側には舌下小丘がある(p.159図)。
3.扁桃窩に口蓋扁桃が存在する。


問題 腎臓に関わりのないものはどれか。
1. レニンを分泌して血圧上昇を促す。
2. 毛細血管の塊まりがある。
3. 5本の区域動脈が5つの区域に分布する。
4. 横隔膜右脚に連なる線維束で固定支持される。

【解答】 4 【解剖】p.167,187,188,190
4.腎臓は脂肪被膜、腎筋膜、血管により保持される。十二指腸空腸曲に横隔膜右脚に連なる線維束つまりトライツ靭帯があり、トライツ靭帯は立位の際に十二指腸空腸が下降しないように支持する。


問題 正しいのはどれか。
1. 卵胞上皮は多層である。
2. 一次卵胞に卵胞腔ができる。
3. 月経周期の分泌期は黄体相にあたる。
4. 受精卵着床により白体ができる。

【解答】 3 【解剖】p.197,198,202,205
1.一次卵胞の卵胞上皮は単層で二次卵胞は多層である。
2.卵胞腔は胞状卵胞の段階にできる。
3.月経周期と卵巣周期の対応(p.202図)。
4.受精しない場合に黄体は白体になる。


問題 下垂体前葉ホルモンについて正しいのはどれか。
1. PRLは乳腺の発達を促す。
2. LHは卵胞の成熟を促す。
3. ACTHの過剰分泌はバセドウ病を引き起こす。
4. TSHの過剰分泌はクッシング病を引き起こす。

【解答】 1 【解剖】p.209(一般臨床 p.178~187)
2.LHではなくFSHである。
3.ACTHではなくTSHである。
4.TSHではなくACTHである。


問題 錐体路の皮質核路に該当しないのはどれか。
1. 大脳皮質運動野
2. 内 包
3. 大脳脚
4. 脊髄側索

【解答】 4 【解剖】p.236
錐体路とは随意運動の伝導路であり皮質脊髄路と皮質核路に大別される。皮質核路とは運動命令が脳神経の運動神経を介して支配される筋に向かう伝導路を言う。つまり皮質核路とは皮質(脳神経運動)核路という事である。したがって脊髄側索を通過する事は無い。


問題 前庭において聴覚に関与するのはどれか。
1. 平衡砂
2. 平衡斑
3. 前庭窓
4. 有毛細胞

【解答】 3 【解剖】p.270~273
聴覚とは空気振動の周波数を感知したものである。鼓膜に伝わった振動は耳小骨により増幅され、前庭にある前庭窓を振動させることとなる。その振動は内耳の外リンパ液の振動となり、蝸牛へと伝わった振動をコルチ器が受容することで音を感じる。蝸牛の有毛細胞はコルチ器を構成し聴覚に関与するが、前庭の有毛細胞は球形嚢と卵形嚢において平衡斑を構成し、平衡覚を受容する。


問題 正しい位置関係はどれか。
1. 肩甲棘内側は第2胸椎棘突起より高い。
2. ヤコビー線は第5腰椎棘突起より高い。
3. 坐骨下端は尾骨下端より高い。
4. 外果は内果より高い。

【解答】 2 【解剖】p.277~280
1.肩甲棘内側は第3胸椎棘突起の高さにある。
2.ヤコビー線は第4腰椎棘突起の高さにある。
3.一般に尾骨は坐骨よりも高い。
4.内果は外果よりも高い。



直前講習会についての詳細は、当校HPからご確認ください。

 http//:jkokushi.jp/

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