柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

「ジャパン国試合格」による講習会や模擬試験の案内等

今日の2問

2013-11-11 10:16:36 | 今週の問題
おはようございます。
本日も石川が元気よく皆様に発信していきます。
下記に「第1回ジャパン模試」必修問題(柔整理論)からの2問を載せます。
受験勉強にお役立ち頂けましたら幸いです。

問題 小児骨折の特徴について誤っているものはどれか。
1. 骨の成長はおおむね男子15~16歳、女子17~18歳までに完了する。
2. 骨癒合期間は、成人の2/3程度であり、骨癒合も良好で偽関節を生じることは少ない。
3. 低年齢児は、正確な受傷原因、経過等を正確に把握することは困難である。
4. 大腿骨骨幹部骨折では、充血により軟骨板が刺激され骨の過成長が促進される。

【解答】 1 【柔理】p.39~41    
骨の成長は、女子で15~16歳、男子は17~18歳までに完了する。通常、成長は女子の方が男子に比べ早熟である。骨の成長においても女子が早く完了する。この年齢については、骨折の治療の判断材料にもなるため重要となる。

問題 肘内障について正しいものはどれか。
1. 腕尺関節の亜脱臼となる。
2. Pulled elbow syndrome とも呼ばれる。
3. 患側上肢の運動は不能となる。
4. 一般に整復困難であり、整復不能な事が多い。

【解答】 2 【柔理】p. 275~276  
1.輪状靱帯から橈骨頭がすり抜けることで、近位橈尺関節の亜脱臼となる。
3.ある程度の肘関節屈曲および前腕の回旋は可能となる。
4.肘内障の整復は比較的容易であるが、完全脱臼し輪状靱帯が嵌頓した場合は整復不能となることがある。

朝夕めっきり冷えてきました。どうぞ体調管理にもご注意くださいね。
ジャパン国試合格スタッフ一同、皆様の合格へ応援していきます!

 http://jkokushi.jp/