元ひかり塾 坂本の 心あったか ブログ

2009年から、2018年3月までひかり塾で働いていたスタッフが書いた、1069日分の記録です。

やっぱり体幹その3。

2017年01月14日 | やり方について。
「ちゃんと」勉強をやるということについて。

今年も中3生がすごく頑張ってくれていて、

自習にたくさん来てくれています。

自習している子達を見ていると、

同じぐらいの時間を費やしているにも関わらず、

伸び率に差が出てきます。

どこで差が出てくるかというと、

どれぐらい「できないものをできるようにする」ために

時間を使えているかどうか、です。

勉強に慣れていない子は勉強のやり方がわからないので、

とりあえず「ノートづくり」が始まることが多いです。

なんか、ノートに教科書の内容をまとめる、あれです。

時間と手間がかかるので、勉強した気になれる、あれです。

これはひとつも「できないものをできるようにする」ことができていないので、効果は薄いです。

ただ、勉強体力はちょこっとつきます。

でもせっかく時間を費やすなら、効果がちょこっとじゃ嫌ですよね。

できるだけ勉強したくないですもんね。

私ももちろんそうです。

だからこそ、どうすれば楽にできるようになるかを考えるんです。


「できないものをできるようにする」

ためには、まず

自分は今何ができて何ができていないか把握する

ことからスタートです。

さっき書いた「ノートづくり」

実は全く意味がないわけではないんです。

いきなり「ノートづくり」から始めるのが

よくないんです。

ある程度問題を解いて、

何ができて何ができていないか把握して、

自分ができていないことをピックアップした「ノートづくり」

これは大正解です。

闇雲に全部をノートに書く必要がなくなるし、

脳みそも不足を補いたくなっている状態なので、

記憶にも残りやすくなります。


今自分がやっている勉強が、

「できないものをできるようにする」勉強になっているか。


できないものを見つける

できないものが見つかったら、それをできるようにする

その作業をサポートするのが私の仕事だと思ってます。

「できるようになったものをできる状態のまま維持する」

これは生徒に頑張ってもらいたい仕事です(笑)

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