で、やっほー版でこっちのCMをしたがために急いでこっちの記事を書かないといけないという罠。
で、「そーいえばサイトの話してないからここでやっちゃえばいいんじゃーん、ナイス俺」とか思いつつ、かなりディープな話に自ら足をはめつつあるという二重の罠。
で、サイトです。
まずは通常の拳銃のサイトから行きます。
一番わかりやすいのはフロント、リアともに白ドットの入った3ドットタイプ。
で、リアサイトの凹みにフロントサイトの凸を合わせる、とリア、フロントのドットが3つ横に並びます。このときのコツは凹みと凸の側面同士の隙間が同じになるようにすること。人によって好みは違いますが、ぼくは細い(薄い)フロントサイトの方がリアサイトの内側側面との隙間が合わせやすいです。
さあ狙いをつけます。ってどこへ?
実はここで違いが出ます。的のど真ん中をフロント、リアサイトの上面に合わせる人と的の最下部をフロント、リアサイトの上面に合わせる人です。
即座に焦点を合わせるのに前者がいいとも言われますし、的全体が確認できるから後者がいいという人もいます。
ぼくは基本的に前者です。
これは好みの問題なので個人個人好きな方でやるのが良いでしょう。
で、どこを見てる?
実はこれ、ぼくにはよくわかっていません。「的がぼやけてもフロントサイトを見る」という話も聞いたことがあるからです。かつ「どっちにしても当るときは当る」わけですし…。当りゃぁどっちでもいいじゃんと言うことでもありますが…。そのうちうまい人に聞いてみます。
『マガンハルトの声がわずかにきびしさを加え、金属的になった。「きみはエキスパートだと思っていたんだが」
「必要と認めたらエキスパートの意見を徴するのが本当のエキスパートなんですよ」』
ハヤカワ文庫 ギャビン・ライアル 「深夜プラス1」
つぎはライフルにも多いピープサイトです。ハンドガンでもレース用に使われている場合がありますね。これは的の中心、フロントサイトの先端(棒型の場合)、リアサイトの中心を直線で結べばいいでしょう。フロントサイトが円あるいはピープでもその中心を直線で結ぶ、ということですね。
このピープサイト、なぜライフルに多いかというと、人間の目は丸穴を通した方が焦点を合わせやすいという事実に基づいています。即応性を必要とするハンドガンと正確な照準を必要とするライフルの違いですね。かつ加工の容易さの違いもあると思います。工程で丸穴あけるって意外とめんどくさいんですよね。
ダットサイト。
ダットといっていますが「ドット」でも同じ意味ですね。点(dot)です。赤い(青かもしれない)点を標的に合わせて撃つ、だけ。視界が広く取れ、素早いサイティングができるのでトップシューターのレース用ハンドガンにはほぼ必須です。また、最近では軍関係(米軍等)にもよく使われているのが見られます。ライフルを下ろした状態から構えて狙って撃つ、という動作で一番早いのはダットサイト+ライフルストックではないかと思うのですが。ダットを合わせるだけ、というのはフロント+リアサイトを合わせる動作が不必要なのでそれだけ早いということになります。
ただし。
近距離戦用なので長距離には不向き、ではあります。場合によっては長距離を狙うときにダット自体が邪魔になることもあります。目がそちらの光に合ってしまうわけです。その時は光率を下げることになります。
最後にスコープ。
スコープは特に言うことはないと思います。十字線に合わせて撃つ。最近は十字線が光るものもあり、夜間戦にもかなり使えます。
スコープの性能としては分解能と集光力があります。単純に言って「見える」と「見やすい」の違いです。
また、エアガンにしろ実銃にしろ完全にサイティングしても、質量をもった物体である弾丸の結果が描く放物線と、光線の投影であるスコープの十字線は必ずしも同一でない、って書くと何がなんだかわかりませんが、
→弾丸は必ずしもスコープの十字線に沿って飛ぶわけではない。
あるいは
→完全にサイティングした場合、弾丸の軌道とスコープの焦点は1箇所、あるいは2箇所で交差する。
…むー。どんどんわからなくなっている気がする。
っていうか、自分で書いているうちにわからなくなってきた…。
わかったつもりになってください…。
で、話をスコープに戻して、気をつけないといけないのは完全にサイティングしたとしても衝撃や振動でマウントのネジが緩む場合があります。そうなると土台からずれてしまうので無意味になってしまいます。一番いいのは登録商標「ロックタイト」、通常ネジロック(ネジのゆるみ止めですね)を使うこと。瞬着でもいいのですが、完全に固定してしまうのはよろしくありません、のでネジロックがよろしいかと。
ちなみに、ネジが締まるというのはどういうことかというと~、って止めておきましょうね。そのうちどっちかのブログでネジ、とかバネ、とか説明しますね。
ちなみに精密射撃用エアライフル(エアソフトじゃない方ね)のピープサイトは裸眼でも実に見やすいです。もし銀座銃砲店やらそういうところに行く機会があれば是非お店の人に頼んで見てみてください。
で、「そーいえばサイトの話してないからここでやっちゃえばいいんじゃーん、ナイス俺」とか思いつつ、かなりディープな話に自ら足をはめつつあるという二重の罠。
で、サイトです。
まずは通常の拳銃のサイトから行きます。
一番わかりやすいのはフロント、リアともに白ドットの入った3ドットタイプ。
で、リアサイトの凹みにフロントサイトの凸を合わせる、とリア、フロントのドットが3つ横に並びます。このときのコツは凹みと凸の側面同士の隙間が同じになるようにすること。人によって好みは違いますが、ぼくは細い(薄い)フロントサイトの方がリアサイトの内側側面との隙間が合わせやすいです。
さあ狙いをつけます。ってどこへ?
実はここで違いが出ます。的のど真ん中をフロント、リアサイトの上面に合わせる人と的の最下部をフロント、リアサイトの上面に合わせる人です。
即座に焦点を合わせるのに前者がいいとも言われますし、的全体が確認できるから後者がいいという人もいます。
ぼくは基本的に前者です。
これは好みの問題なので個人個人好きな方でやるのが良いでしょう。
で、どこを見てる?
実はこれ、ぼくにはよくわかっていません。「的がぼやけてもフロントサイトを見る」という話も聞いたことがあるからです。かつ「どっちにしても当るときは当る」わけですし…。当りゃぁどっちでもいいじゃんと言うことでもありますが…。そのうちうまい人に聞いてみます。
『マガンハルトの声がわずかにきびしさを加え、金属的になった。「きみはエキスパートだと思っていたんだが」
「必要と認めたらエキスパートの意見を徴するのが本当のエキスパートなんですよ」』
ハヤカワ文庫 ギャビン・ライアル 「深夜プラス1」
つぎはライフルにも多いピープサイトです。ハンドガンでもレース用に使われている場合がありますね。これは的の中心、フロントサイトの先端(棒型の場合)、リアサイトの中心を直線で結べばいいでしょう。フロントサイトが円あるいはピープでもその中心を直線で結ぶ、ということですね。
このピープサイト、なぜライフルに多いかというと、人間の目は丸穴を通した方が焦点を合わせやすいという事実に基づいています。即応性を必要とするハンドガンと正確な照準を必要とするライフルの違いですね。かつ加工の容易さの違いもあると思います。工程で丸穴あけるって意外とめんどくさいんですよね。
ダットサイト。
ダットといっていますが「ドット」でも同じ意味ですね。点(dot)です。赤い(青かもしれない)点を標的に合わせて撃つ、だけ。視界が広く取れ、素早いサイティングができるのでトップシューターのレース用ハンドガンにはほぼ必須です。また、最近では軍関係(米軍等)にもよく使われているのが見られます。ライフルを下ろした状態から構えて狙って撃つ、という動作で一番早いのはダットサイト+ライフルストックではないかと思うのですが。ダットを合わせるだけ、というのはフロント+リアサイトを合わせる動作が不必要なのでそれだけ早いということになります。
ただし。
近距離戦用なので長距離には不向き、ではあります。場合によっては長距離を狙うときにダット自体が邪魔になることもあります。目がそちらの光に合ってしまうわけです。その時は光率を下げることになります。
最後にスコープ。
スコープは特に言うことはないと思います。十字線に合わせて撃つ。最近は十字線が光るものもあり、夜間戦にもかなり使えます。
スコープの性能としては分解能と集光力があります。単純に言って「見える」と「見やすい」の違いです。
また、エアガンにしろ実銃にしろ完全にサイティングしても、質量をもった物体である弾丸の結果が描く放物線と、光線の投影であるスコープの十字線は必ずしも同一でない、って書くと何がなんだかわかりませんが、
→弾丸は必ずしもスコープの十字線に沿って飛ぶわけではない。
あるいは
→完全にサイティングした場合、弾丸の軌道とスコープの焦点は1箇所、あるいは2箇所で交差する。
…むー。どんどんわからなくなっている気がする。
っていうか、自分で書いているうちにわからなくなってきた…。
わかったつもりになってください…。
で、話をスコープに戻して、気をつけないといけないのは完全にサイティングしたとしても衝撃や振動でマウントのネジが緩む場合があります。そうなると土台からずれてしまうので無意味になってしまいます。一番いいのは登録商標「ロックタイト」、通常ネジロック(ネジのゆるみ止めですね)を使うこと。瞬着でもいいのですが、完全に固定してしまうのはよろしくありません、のでネジロックがよろしいかと。
ちなみに、ネジが締まるというのはどういうことかというと~、って止めておきましょうね。そのうちどっちかのブログでネジ、とかバネ、とか説明しますね。
ちなみに精密射撃用エアライフル(エアソフトじゃない方ね)のピープサイトは裸眼でも実に見やすいです。もし銀座銃砲店やらそういうところに行く機会があれば是非お店の人に頼んで見てみてください。