jwmirage(ジェイダブリュミラージュ)の自由と放埓の日々

これからのモットーは "eccentric excellent"

ランチェスターの法則2

2006-12-21 22:14:39 | Weblog
もうふパパに警告受けたので連日のアップです(笑)。

前々回、10対7での有利不利についてランチェスター第1法則、第2法則で示したわけですが、では少数派7が勝つためにはどうするか。

①第1法則に持ち込む
②武器効率(性能)を上げる
③敵勢力を分散させる(特に1人1人に分散させると効果的)

この3つを同時に行なえば相手を全滅かつ自損害0ということも不可能ではありません。
②の武器効率については行なわなくてもシチュエーションがそろえばかなり有利になります。

①、③を同時に行ないやすい条件は、何らかの細い通路や入り口を通らせることと思われます。その状態であれば場合によっては2方向からの挟撃も可能です。

また、今回のスプインドアで体験したのですが、2方向を望め、かつその両側からは視認できない場所(例えば2つの窓の間)にいると複数の相手方の目をひきつける格好の囮になります。
例えば自分は右側の窓から右手の相手を狙うと、左手の相手はいくら撃っても当りません。で、自分自身は右手の相手だけに集中すればよいわけです。
時々左手側の窓から左手の相手に集中して狙うと効果は大きいです。ただしできるだけ窓からさらす体の面積を減らすために銃の持ち替えが必要になりますが。
また、銃口は必要以上に窓から出さない、のは絶対条件です。
この場合も①、③を違う意味で満たしていると言えます。

先の状態を相手側から見ると、一方からは頭の半分と肩の一部が見えていて、もう一方からは銃口先端部しか見えないことになります。銃口先端部、私はサイレンサーをつけていますが、5センチの円でしかありません。
APSカップのライフル部門は10mで5センチの円を狙うのでそれと同じサイズです。サバイバルゲームではそれ以上の距離になることが通常ですし、BB弾も必ずしも高精度とは限りません。その状態で当てることは確率的にかなり低いです。サイレンサーでなく、通常のフラッシュハイダーであればAPSカップの10点圏並になるため、より当らないことになります。

正面側からはおよそA4用紙サイズ、頭と照準器と銃口、が見えていますのでガチ勝負になります。
このとき自分側に戻って見ますと、条件は同じ、正面切っての撃ち合いになります。錬度が高いプレイヤーなら勝負に賭けてもいいですが、通常正面切っての撃ち合いは誰だって怖いです。
このときに、「自分は囮役でいいんだ」と冷静になれれば楽になります。当てる必要は無くて至近弾で充分です。相手は「邪魔なところにいる」と必死に当てようと撃ってきますが、反撃されれば避けざるを得ませんし、至近弾を受ければ受けるだけ冷静ではいられなくなります。冷静でなくなれば狙いも粗雑になります。

このときに味方の主戦力が一気に動いていくと、より展開は変わっていきます。相手方に側面攻撃をかけられれば主戦力がゲットしてもいいし、自分が狙い撃ちしても良いわけです。

ただしー、連携プレーがうまく出来ていないとー、どこかの誰かさんのようにー、味方を見事に狙撃ー、してしまうわけですー。

味方同士の打ち合わせは入念にしましょう。