足元

バスケットで大切なのは「足元」です。
足元と言っても難しいのですが、バスケットのルールである
ボールを持って３歩あるいたら相手のボールになること
（トラベリングと言う）をしないようにプレーする。
が重要なポイントの一つとして言えますが、非日常の動き
であり新入団生がバスケットをする上でのハードルとなります。
これを習得するために、フットワーク、ピボット、突き出し
等の基礎練習を常に実施しているのです。
「３歩あるかない」については、最初は意味が解らない。
意味が解っても身体が対応しない。動きを教えてもぎこちない。
軸足がずれてしまう。自分で出来るようになっても、相手と
プレーすると歩いてしまう。ゲームになるとあわてて歩いて
しまう。と言う状況を見ながら指導をしているところです。
ところで、
学校の先生ではありませんが、バスケも同様に期待することがあります。
「興味」：なんとなくバスケではなく、「バスケのここが好き」がある。
「集中力」：バスケ練習時に遊びで楽しんでいる時の感覚がある。
「理解力」：好きなゲームの操作はすぐに理解するし、解らないと友達に聞く。
「体力」：外遊びやお手伝いを進んで行い、食事、睡眠を大切にしている。
「精神力」：気持ちの中で「挑戦」、「継続」、「自発」を思考している。
と言うところがあれば「足元」は充実してくると思っています。
でもー。こどもたちの、ほんとうの強敵はテレビゲームの誘惑？。。。
ｂｙ　阿部寛