池上線 西島三重子
古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた
話す言葉をさがしながら すきま風にふるえて
いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに
じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ
泣いてはダメだと胸にきかせて 白いハンカチを握りしめたの
池上線が走る町に あなたは二度とこないのね
池上線に揺られながら 今日も帰る私なの //
終電時刻を確かめて あなたは私と駅を出た
かどのフルーツショップだけが 灯りともす夜更けに
商店街を通り抜け 踏切渡った時だわね
待っていますとつぶやいたら とつぜん抱いてくれたわ
あとからあとから涙あふれて 後ろ姿さえ見えなかったの
池上線が走る町に あなたは二度と来ないのね
池上線に揺られながら 今日も帰る私なの
池上線、Yahoo ボックスにいれてみました。
タブレットで開いたら無事聞くことができました。
この歌は当時はしりませんでしたが、1976年(昭和51年)の歌だそうです。野口五郎さんの地鉄沿線ににています。自分は22歳の時で今から36年前ってことです。
池上線
ギターコードへGO!