藤崎小梅の日記帳

藤崎小梅の日常とつぶやき。

お疲れ様でした

2006-11-27 12:57:36 | Weblog
なんとか、気持ち的に落ち着いてきました。

本当にしんどかった。
やっと終わった。
でも、終わったら終わったでなんともいえない寂しさが。。。

先斗町歌舞練場は初だったのですが、うちの師匠が裏方さん、地方さん、鳴り物さんとも仲良しだったおかけで、暖かい雰囲気で迎えていただきました。
衣装屋さんが『踊りに負けへんように。』ってリハとは違うめちゃ綺麗な赤い着物を本番に用意してくれたり、鬘屋さんに『大丈夫や!!』って言ってもろたり。
地方さん、後見さんもきちんとフォローしてくれて、ほんと、いい舞台になりました。

見に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。

初日舞って方が多かったので、楽しんでいただけるかどうか不安だったのですが、終わったあと色んな人から『良かったよ。』って言ってもらって本当に嬉しかったです。

日舞って意外とストーリー性があっておもしろいでしょ?
まぁ、あれだけの雪を降らしてくれたのは大道具の棟梁とうちの師匠が昔っから仲良しだったってのもあるのですが(笑)

積もってく雪の中をバタバタ苦しみながら倒れるのは本当に気持ちよかった。。。
気持ちが入らんと出来ない演目だったのですごい不安だったんですが、緊張がほぐれた中盤あたりから気持ちがすぅーっと入って来て、奈落に降りてく時はゆっくり回りながら泣きそうになりました。

奈落から階段で楽屋に戻る時はホンマに立ち上がれないくらい精根尽き果てていて、後見さんに抱えられながら上がりましたよ(笑)

楽屋に遊びに来ていただいた皆様にもみっともない姿を見せてしまいました(笑)

明日からは映画の撮影で1週間5時半起きです。
きっと倒れると思う(笑)
気合で乗り切るぞ☆

写真は本番前に撮ったものです。