藤崎小梅の日記帳

藤崎小梅の日常とつぶやき。

連休初日

2011-04-29 17:29:57 | Weblog
さて、いかがお過ごしでしょうか?

私は連休と言っても明日は稽古も学校もあるし、
なんだか連休の実感がありません(^_^;)
まぁ、どこ行っても混んでるしね。
楽しみなのは飲み会くらいかな(笑)

あ、でも、京都での稽古は当分お休みです。
亡くなった師匠の命日が4日なので稽古場も静かにしておこうということで。
自主稽古と生徒さんの稽古は連休中も休まず頑張りますよ~☆

連休中に賤の苧環の解説仕上げなきゃね…(笑)

静の話その2

2011-04-28 11:12:30 | Weblog
ちょっと気になってるのが、静御前のその後。

諸説様々あり、日本各地にお墓があるそうです。

以前にも書いたように私は故郷に帰った説を支持したいところ。

ただちょっと気になる説があったのでご紹介。

静は義経の子を身ごもっていたのですが、結局殺されてしまいます。
心に深い傷を負い、母とともに京で供養の日々を送っていたところ、
義経が奥州で無事にいるという噂が耳に入ります。
すぐにでも行きたい!と思ったでしょうが、そこは産後の体ということもあり、なかなか思うようにはなりません。
そのうちに、なんと、
義経が身重の正妻を呼び寄せ、奥州で無事に出産させたという噂が…
その頃から静は心を病んだということです。

う~んあり得るなぁ。
ドラマですね。
出来ることなら静で一本創作を作りたいところ。

にしても、
『我世の中にあらん限りは
守らせたまへ
君の行く末~♪』
って気持ちで命がけで大舞台を踏んだにも関わらず、
結局は日陰の身。
義経にとっての一番にはなれないんですよね。

辛いなぁ。

でも、逆に!!

義経の正妻物語も面白いかもしれない(笑)

ずーっと旦那を『日本一の白拍子』のスーパーアイドル、静御前にとられ、
世間から注目されることもなく、
旦那からかえりみられることもなかったのに、
最終的に義経の子を出産、最期を共に迎えるんですもんね。

なんか、正妻のどや顔がうかぶ(笑)

にしても、罪な男やわ~(-_-)

ちなみに、義経には静や正妻以外にもたくさんの女性がいたらしいですよ。
が、追われる身になったときについてきてくれたのは静だけだったと。

逃亡の旅に加わってるのは静だけですからね。

義経をめぐる女の物語、いつかやりたいです(笑)

時間が欲しい

2011-04-27 10:41:22 | Weblog
ごめんなさいm(_ _)m

チケットの発送は連休明けになりそうです。

なかなか腰を据えて解説をつくる日が無いんですよね~。
今回はチケットだけ送るってのもなんか嫌だし(笑)
頑張って文章作ります(^_^;)

にしても、昼に家にいられないのが辛い。
夜は学校だし、自分のことがなかなかできません。
ディアにいた頃が懐かしい。
つくづく自由だったなぁ、と(笑)

ちなみに、今日は和歌山。
京都、大阪、神戸、和歌山と毎日色んなとこにいます。
今んとこ近畿限定だけど(笑)

早く卒業して自由な時間が欲しい…!!

食べ過ぎって言われ過ぎ

2011-04-26 10:52:36 | Weblog
先日、飛騨で見た芝桜の丘。

昨日は臨床でした。
ちょっと慣れてきたかな。
臨床の後に必ず腰痛になるのをどうにかしなきゃ(-_-)

昨日は臨床の後、先生にちょっと体を診てもらえたのですが、またまた
『食べ過ぎ』
って言われました(笑)
胃腸に負担かけすぎで、消化機能がメタメタらしいです。
そりゃ無茶な食い倒れツアーの後やったし、ね。。

早寝早起き朝ご飯ちゃんと食べる、ってのを習慣化したいと思います。

そして今日は稽古。
晴れるつもりでお気に入りの結城紬にしたら、なんとなく天気が…。
晴れてくれ~!!

今日の稽古から本番用の扇になります。
普段使い慣れている扇子とは全然形が違うのでちょっと心配。
家元稽古もあっという間にくるんだろうなぁ…。
なんかどんどんストレスで体こわしそうな予感です。

そりゃ食欲にはしるわ…ね(笑)

カレーカレーカレー

2011-04-25 16:33:33 | Weblog
飛騨へ。

大阪から飛騨に移転した、大好きなカレー屋さん『チロル』へ行ってきました。

わざわざカレーを食べるために飛騨(笑)

せっかくのお休み、
遠出してリフレッシュしなきゃね~☆

もちろんカレーだけでなく、奥さんのスイーツも堪能。
4人で行って、テーブルに並んだスイーツが7個っておかしいじゃん(笑)

がっつり食べて楽しんだ一日でした。

ちなみに、帰りは高山まで足を伸ばし、すっごい桜をみてきました。
樹齢1100年の臥龍桜。
パワフルやわ~。
まだ咲いてなくて、ほんのり赤い枝先も綺麗でしたよ。

さて、明日からはまた稽古モード。

晴れることを祈ります!!
ほんとに(-_-)

悲しい。

2011-04-23 12:07:55 | Weblog
残念なお知らせ

『のぼうの城』
公開延期ですって~!!

原作が好きで、主役が野村萬斎。
絶対見よう!!!
と映画化が決まった時から楽しみにしてたのに。

なんでも、石田三成の忍城水攻めの映像が被災者に津波を思い出させる為だとか。

でもさ、話自体は、
石田三成のに物言わせた圧倒的な数の軍に、
忍城の少数精鋭が逆境にも挫けず知恵を出し合って、なんと有利な和睦にまで持って行くという話なわけですよ。

逆に勇気づけられるんじゃないの?

なんか、そういう自粛って間違ってると思うわ。

一応、2012年の秋公開予定だけど、
公開されない可能性もあるよね。。

あ~やだやだ。

さて、今日も雨。

ジメジメして嫌になりますね。

なんとか重い体を引きずりながら…
今から治療しに行ってきます☆

まず自分の体を治せよ、って話ですが(笑)

美しくない!

2011-04-20 15:03:32 | Weblog
実は風邪気味の私(笑)

鼻が詰まっているので、超口呼吸です。
が、、稽古しながら口開けとくわけにいかないので、息を詰めて踊っていました。

そしたら、むせるむせる(笑)

最後の
深き恵みぞありがたき~♪
でポンと決まって終わりなのに、一番良いとこでこみあげてきます、咳が。
挙げ句、咳が止まらずのたうってました(-_-)

今日は本番用の扇を選ぶため稽古の後、小道具屋さんへ行ってたのに、
声が出ないからきちんとしたご挨拶もままならず。
今の声、酒灼けみたいだから人前であんまり喋りたくないんですよね(笑)

あ~美しくないわ~。

ちなみに、扇は赤地に金にしました。
骨は黒漆。
今回は普通の扇子ではなく、骨が6本の扇です。
ちょっと扱いは難しいかなぁ。。
手が小さいからバランス悪いかも。

こうして着々と準備が出来てくると、いよいよだなぁ~という気がします。

今からの1ヶ月がいつも一番しんどい。

気持ちが先走って体がついてこないんですよ~。
本番前1週間を切って、やっと心身の折り合いがつく感じ(笑)

まぁ、思い返せば一番楽しかった時期になるのですが。

とりあえず、そろそろ本気モードに入りたいと思います!

週末は

2011-04-18 16:15:46 | Weblog
バタバタ!

土曜日は若手のグループ稽古。
その時着ていた着物。
有色の大島紬。
おばあちゃんからいただいた着物の中にあったのですが、合う帯がなくなかなか着られなかったもの。

やっと合う帯が見つかり、着ることができました。
なんだか不思議な柄の着物です。

今、若手に教えている曲は立ち座りが多く、かなり膝にきます。
というか全身がしんどい(笑)
まぁ、鍛えるにはちょうど良いかも。

そして昨日も稽古へ。

昨日は白の大島紬。ちょっと上品に(笑)

昨日は稽古の後、知り合いの出ているお芝居を見に行きました。
劇団カラクリの『ちゃらんぽらんな夜に』
面白かった!
ハートフル系はなんだか、かゆくなるので苦手ですが(笑)、昨日は結構笑わせてもらいました。
やっぱ、うまい人が軸になって若手を引っ張ってる芝居は見やすいです。

にしても、脚本を書く人ってすごいなぁ…。
いつかは挑戦したいです。

そして、大正駅の沖縄料理屋さんで食べ、
天王寺でちょこっと飲み、
めっちゃしゃべって帰ってきました(笑)

今日は予定がキャンセルになったので、まったりしています。
夜から臨床!

体調不良な方、ぜひおこしやす。

静の話その1

2011-04-12 12:11:53 | Weblog
京丹後市へ。

賤の苧環を演じるにあたって、静御前の生誕の地へ行ってきました。

静神社は海の見えるところにひっそりとありました。

生まれた家の跡には碑があり、すごく綺麗な景色が広がっていました。

実は、静御前のその後というのは諸説あり、
どこで亡くなったかなどは残っていないそうです。

私は、殺された我が子の供養をしながら、故郷で義経を待ち続けたと思いたいところ。
それくらい綺麗なところでした。

にしても、賤の苧環という曲は意味を考えれば考える程、
恨み辛み呪いのかけられた曲のような気がします。

賤や賤 賤の苧環くりかへし
昔を今になすよしもがな

というくだりは、
源氏の繁栄を祈らなくてはならない鶴ヶ丘八幡宮の奉納舞の場で義経を慕った唄をうたい、頼朝を激昂させたとして有名ですが、

それだけで頼朝怒る?

実はこの時、すでに静は義経の子供を身ごもってるのですが、
頼朝に今すぐ腹を割いて殺せ、って言われた後なんですよね。
さすがにそれはアカンやろ~!とりあえず男の子やったらにしましょうよ。
ってとりなされ、鶴ヶ丘八幡宮の奉納舞になるんです。

で静はこの唄をうたった、と。

この唄には一般的に
身分卑しい私ですが、あなた(義経)を慕う気持ちに嘘はありません。
糸巻きをくるくる返すように、昔の幸せだった頃に戻ってあなたと一緒に暮らせたらなぁ、、
という訳がつきますが、

私としては、

卑しい身分と嘲けられ、辛い思いをしていた頃、
我が子を殺さなくてはならない悲しい思いをしたあなた(頼朝)なのに、
今になってまた同じことを繰り返すのですね。
弟(義経)の子であれば我が子も同じでしょうに。
この人でなし!

という気持ちが込められているような気がしてなりません。

頼朝は伊豆に流刑になってた頃、身の回りの世話をしていた女性との間に出来た男の子を、
目の前で殺されたというトラウマ持ちなんですよね。

そりゃ、激昂するでしょうとも。

そういう感じの深~い歌詞がたくさんあります。
まぁ、後世の創作である部分も大きいですが。

でも、もし私が静なら、
身ごもっていなければ、殺されても奉納舞は拒否したでしょうし、
我が子を守るためには攻撃的になってでも、頼朝のトラウマを刺激して我が子の活路を見いだそうとしたでしょうね。
下手に出ても効果の無い相手というのはわかってたでしょうから。

一方で身ごもっているのは男の子で、絶対に殺されるだろう、
ということはわかってたかもしれません。
なんか母ってそういう部分あるし。
そして自分も死ぬ気だったのかも。

だから、白拍子になってからの奉納舞のシーンは
弱い女性ではなく、毅然とした媚びない強い母になりきって演じたいと思います。

う~ん、本当に難しい曲に挑戦してしまいました。

あと1か月!!

ちなみに、私、鎌倉時代オタクなので、
すっごい自分解釈に偏ってるかもしれません(笑)
でも同じような解釈の舞踊家さんのエッセイもあったんですよ~!
ちょっと嬉しかった(笑)

いずれ続編を書きます☆

近況

2011-04-06 11:39:10 | Weblog
なんだかバタバタ過ごしてます。

稽古やら何やらで毎日着物だし、
臨床はがっつり治療に入ってるし、
めちゃでかい口内炎が舌に出来て、しゃべれないわ、食べれないわ、な状態になるし(笑)

今は回復しましたが、口内炎、本当につらかった~(/_;)

さて、今日も京都で稽古です。
稽古の後は鬘合わせ。

今日は以前紹介した結城紬にグリーンの絞りの帯にしました。

まさに春!って感じ。

帰って元気だったら写真アップします。

ちなみに写真はこないだ衝動買いしてしまった着物。
やっと仕立てあがってきました。

本番の楽屋入りに着るコートを作りに行ったのに、出会ってしまったんですよね~。

きぬたやさんの木目絞りの着物。
手作業の証拠に、絞りの糸を通す細か~い針の跡があります。
色は写真では落ち着いて見えますが、光沢のある薄いグリーン。
所々薄い茶色。
シンプルな着物をかっこよく着こなせるようになりたいな。

下に写ってる紫のがコート。
本来なら主役のはずだったのに(笑)

最近、服を選ぶより着物のコーディネートを考える方が楽しいかも。
昨日久々にワンピースで飲みに行ったらすごい違和感だったし(笑)

この調子で大和撫子目指します!