藤崎小梅の日記帳

藤崎小梅の日常とつぶやき。

美しさの基準

2006-04-29 15:47:25 | Weblog
先日、といってもだいぶ前なんだけど、伊東深水展に行ってきました。

彼は私がめっちゃ好きな画家の一人。美人画といえば伊東深水か竹久夢二かって言うくらい大好き。
小さいときに何かで見た『指』という作品がかなりインパクトが強く、大好きな絵になったんだけど、その絵の実物を見られるということでかなり興奮。

入り口正面に、照明暗めでほんのりとした明かりの中で見る実寸の『指』はかなり迫力があって、綺麗で、生々しくて、艶かしくて、哀しかった。

モデルは深水の妻の好子。
黒の紗の着物を素肌に身にまとい、薬指に嵌めた指輪を眺める姿。
幸せだったのかもしれないけど、どこか寂しそうな表情でなんとなく胸が締め付けられる。
後ろには白い夜顔が描かれ、足元の鼻緒は青色。
白い素肌が透けているところがすごく、艶かしい。
ぐっと抑えた色彩で、ぼかしを多用していて、白粉の香が漂ってきそうな雰囲気のある作品。

本当に大好きな絵。

でも、この絵を見つめ続けていたらなんか不安定な気持ちになるのも確か。
それだけの絵を描けるっていうのはすごいことだけど。

深水は着物姿だけじゃなくて洋服姿の女性や、ストリップショーの様子なんかも描いている。
でも、彼の描く女性にはどことなく共通点があるように思う。
弱いだけじゃなくてしっかり生活しているようなそんな感じ。
だから余計に惹かれるのかもしれない。

彼の中での美しさの基準って言うのは当時の美人画作家たちの中ではちょっと異色だったんじゃないかなぁ。
竹久夢二の描く美人とは決定的に違う。
ぜひごらんあれ。


大変なのね

2006-04-26 18:06:10 | Weblog
チケットを捌くのってホント大変。

今まで自分がどれだけ甘やかされてたかってのがよくわかりました。

んで、快く「見に行くよ~。」と言ってくれる友人達にはホンマに感謝。
がんばろう!って気持ちが奮い立ってます。サンキューみんな☆彡

やっぱ、犯友のお芝居は他とは一味違います。絶対おもしろいから一人でも多くの人に見てほしい。

今回は私にとって初めての室内劇&初めての台詞。
ドキドキするけど、楽しみな気持ちでいっぱいです。
詳細は後日アップします!
お楽しみに!

久々日記

2006-04-24 14:15:45 | Weblog
腰を痛めました。

今日は珍しく病院に行ってきます。
病院嫌いなのでよっぽどです。。
歩けません(泣)

夜は久々の犯友の稽古です。
うわー。出番へってそう。
仕方ないか。。

ってことでちょっとブルーな感じです。


昨日は日舞、今日は犯友

2006-04-13 16:37:15 | Weblog
雪娘の稽古がもうすぐ一通りおわります。
あとは振り付けを覚えるだけ。
・・・それが一番大変なんだけど。
一回だけだと思ってた衣装替えが2回あることが発覚。
ちょっとびっくり。
単純計算、後見さんの人数が2倍に・・・。はぁ。

今日は犯友です。
バイトで遅れたりするのですが、タヌの協力もあって助かってます。
バイト先のお姉さまも公演中私の穴埋めにシフト変わってくれるとのこと。
そのかわり、GW中はめちゃめちゃ連続勤務ではいらなあかんねんけど(笑)
人手がたりないから仕方ないかぁ。

さて、今日はどんな風に台本が変わってるのかめちゃめちゃ楽しみです。
台詞、増えたらいいなぁ。

芝居

2006-04-12 12:07:22 | Weblog
結構、毎日犯友に行ってます。

雪路という役になりそう。娼婦の一人なんだけど、ちょっとチクリ屋みたいな役で、でもなんか人の良さそうな感じ。
芝居は相変わらず難しいけど、なんとなく当初感じてた恥ずかしさはなくなったかな。
ということで大分馴れてきました。

昨日感じたのはやっぱ、芝居は場数こなさなアカンってこと。
いろはさんの芝居なんかはやっぱり安定感がある。
隣に座って一緒にやってるとスゲェ…って息を呑んでしまう。
かっこよすぎ。

あとは、今まで観てることが多かったから、観客が意外と細かいとこを観てるっていうのをわかってるだけにちょっと恐いなぁ…。

全力で頑張ります!!

今日から

2006-04-08 12:54:50 | Weblog
犯友、公演体勢とのことです。

今日から少しずつ台本をもらい、自分の出番を待ちます。
ホンマに私はチョイ役です。
台詞あるんかないんかわからないくらいの役だと思います。
でも、舞台に立てるのは嬉しいので頑張ります。

あー緊張する(笑)

台詞アリかぁ。。ちゃんと言えるんかなぁ。

楽しみ~♪


久々の日舞

2006-04-06 12:39:39 | Weblog
やっぱり2週間抜けると勘が鈍ってるみたいです。

大分と師匠をやきもきさせながら稽古つけてもらいました。

大体終わり近くまで来たので後は振りを覚えるだけなんですが、そろそろ舞台セットや小道具の渡され方や、衣装変えも頭に入れながらやらないといけないので、結構大変です。

今回の曲は衣装変えが1回、小道具の受け渡しが2回あります。

セットは雪山と柳の木。

どこに隠れるとか、どこで転ぶとかそういうのも頭に入れながらの稽古です。
こういうのは芝居と同じですね。

あとは、後見さんと息が合うか(笑)

芝居で台詞の稽古をしてるときによく、『台詞が流れてる』といいますが、舞でも同じようなことがたまに起こります。
自分でやってて気づくぐらいだから見てる人はたまらなくつまらないんだろうなぁ(笑)
流れでしかやっていない、気持ちがこもってなくてメリハリがない、みたいな状態なんですが、今まだこの状態です。
覚えたらちょっとは変わってくるかもしれないけど、同じ振りの繰り返しって言うわけじゃないのが日舞のつらいところでなかなか覚えるのも大変です。

あー本番は11月やけど、7月までに仕上げないとなぁ。。。

表現力が欲しいと思う今日この頃

2006-04-01 15:44:48 | Weblog
昨日も行ってきました>犯友稽古

う~ん。。。表現力ないよねぇ。私って。と思いました。
芝居やりたーい。と思う反面、稽古するたびにダメダメなのを自覚してへこんでいきます。
あーやだやだ。。
稽古しだいでホンマにどうにかなるものなのか????

というわけで、ローテンショーンでござーいまーす。

まぁ、やるしかないんだけどね☆

日舞もそうなんよね。ホンマに今以上にダメダメな時期とか絶対才能ないんやわ。。。やめてやる!!って何回も思ったけど、なんとかやめずに頑張ってきたらそれなりに見れるようにはなってきたし。
っていっても、日舞も稽古行く度にへこんでるんだけど(笑)

話は変わりますが、今日はバイトです。
というか、バイト中です(笑)

今、寄せ植えを2つ作って、ちょっとだけ休憩中。
今からまた小さい寄せ植えを作ります。
さっき作った寄せ植えは小さいのと持ち上げられへんくらい大きいのんやったんやけど、大きいのは久々に改心の出来でした。

バイト始めてよかったなぁ、と思うのは、最近空間の感覚と色の感覚が身についたことかな。
舞台で役に立つかどうかはわかりませんが(笑)