万博関連の「SMAP」のコンサートチケット中国国内で販売中止
公演も中止か?
以下、【日刊スポーツ】記事を丸ごと引用します。
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
SMAP上海公演中止も 尖閣問題拡大
日刊スポーツ 2010年9月21日(火)10:13
人気グループSMAPが、10月に中国・上海で予定している公演が中止される可能性が出てきた。沖縄県尖閣諸島周辺で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件の影響で、上海で公演チケット販売が停止されたことが20日、分かった。事件以降、日中両国間で緊張が高まっているが、中国でも人気が高いSMAPの公演にまで波紋は広がった。
SMAPが上海公演を予定しているのは10月9、10日。公演チケットを販売する現地代理店は「主催者側からの通知で19日から一時的に販売を中止した。中日関係が緊張しており、公演が中止になる可能性もある」などと説明している。
会場は上海最大の施設、上海体育場。2日間2公演で計8万人の動員を予定している。基本的に日本でのチケット販売はなく、現地代理店が一括管理して販売している。
SMAPにとっては結成20年目で初の海外公演。メンバーは9日に電話会見し、上海の記者に対して「今から楽しみ」などと意気込みを語ったばかりだった。メンバーが上海の記者に思い入れを語ったのは、約半年前に上海での海外デビューがキャンセルになった経緯がある。
今年6月に上海の万博会場でファンイベントが開催される予定だった。直前の5月、万博イベントで入場券をめぐって負傷者が出る騒動が発生。万博側も安全確保ができないなどとして、開催1週間前にイベントは急きょ中止された。1度はキャンセルされた海外進出だけに、今回の上海公演が決定し、メンバーの喜びもひとしおだった。
9月15日に行われたSMAPの東京ドーム公演に中国の程永華駐日大使が駆け付け、コンサートを観賞した。SMAPのメンバーと5万5000人の観客が「せーの、よろしくお願いしまーす!」と一斉にあいさつ。同大使は笑顔で手を振るなど、友好ムードが漂っていた。だが同日、北京の日本大使館が中国国内で反日機運が高まっていることを踏まえ「中国人と接する際には言動や態度に注意を」と、在留邦人や邦人観光客に注意喚起。徐々に日中両国間に事件の影響が出始めていた。
19日には中国外務省が日中の閣僚級以上の交流停止など、対抗措置を発表。日本に対して強硬姿勢を取ると同時に、公演チケット販売中止の措置が取られた。ジャニーズ事務所は「このような状況を受けて、上海の主催者側と話し合いをしている段階」とし、近日中にも公演開催の有無を発表するものとみられる。
上海の主催者側は中国でも人気の高いSMAPの公演に力を入れていた。テレビCMや地下鉄構内のポスター掲示など、大々的なキャンペーンを展開。一部では最も高い1680元(約2万764円)のチケットが5000元(約6万1800円)と破格の価格に高騰するなど、中国国内でも注目度は高い。
今回の公演は中国政府の協力を得て実現の運びとなった。SMAPのメンバーも中国のファンも心待ちにする文化交流イベントが、政治的な影響を受ける可能性が高くなってきた。
チケット販売停止…SMAP上海公演中止も(スポーツニッポン) - goo ニュース
SMAP上海公演チケット販売停止 開催中止の可能性も(朝日新聞) - goo ニュース
SMAP公演、チケット販売停止=開催中止の可能性も―上海(時事通信) - goo ニュース