JUNSKY blog 2015

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長井さんに至近距離から狙い撃ちか ミャンマー

2007-09-28 16:42:37 | 国際関係
 昨日、当ブログで、まさにブログの記事を書いていた時に入ってきた緊急ニュースをひと言掲載した。
 【流れ弾に当たって死亡した人々の中に、日本人が含まれていると言う】
というものだった。 

 今朝のニュースによると、昨日「流れ弾に当たって死亡した」とされていたフリー・ジャーナリストの長井健司さん(50)について、
【治安部隊に狙いを定めて銃撃された可能性が高いことが28日、明らかになった。】
と言う。


 (写真はロイター通信のWeb配信から:長井健司さんと見られるカメラマン)

 政府は、正式に抗議をするつもりらしいが、
小泉内閣の時は『自己責任』を強調して、高遠さんたち4名の拉致や、その後の2名の邦人が殺された際にも冷酷な態度であったことと比べれば、
少しは国民の気持ちをおもんばかるようにはなったようだ。

ミャンマーでの日本人死亡で、真相究明求める=官房長官(ロイター) - goo ニュース

 ニュース番組を見ていると、長井健司さんは戦争真っ只中のイラクやアフガニスタンにも取材を敢行し、日本国民に真実の一端を伝えようと命を張っておられたようだ。
 今朝の「朝ズバッ!」では、新聞社系のコメンテイターが、「例の『自己責任論』が振り撒かれる中で、大手の記者が戦場から撤退せざるを得なかった中で、彼らフリーランスのジャーナリストが提供する現地の生の映像や情報は貴重であった」との趣旨の発言をしていた。
 大手の記者は、政府の圧力で現地での取材さえ、自由に行えなかったことを、はしなくも暴露した訳である。

 そういう、何の後ろ盾も、現地での軍や警察の保護も無く、命懸けで取材を続ける真の(芯の通った)ジャーナリストが居られたことに敬意を表したい。
 イラクでゲリラ攻撃で(当時、米軍の攻撃という説も有力だったが)亡くなった方も同様にジャーナリズム根性の座った方であったと思う。

 ご冥福を祈ります!

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撮影中の長井さん、至近距離から狙い撃ちか
         讀賣新聞  2007年9月28日(金)14:33

 在ヤンゴンの本紙通信員が事件現場にいた人から聞いた話などによると、27日午後、長井さんは、治安部隊と市民らがにらみ合う状態を直近からビデオカメラで撮影していたといい、治安部隊側に気づかれていたとみられる。長井さんは胸を貫通する銃弾を受け即死しており、至近距離から意図的に銃撃された可能性が高い。軍政は武力行使の場面を撮影されることに神経をとがらせており、デモ弾圧では、治安部隊や警察が、カメラやビデオを所持した市民らに銃を向ける場面が多数目撃されていた。
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撮影中の長井さん、至近距離から狙い撃ちか(読売新聞) - goo ニュース

長井さんに至近距離から発砲=フジテレビが映像入手-ミャンマー (時事通信) - goo ニュース

外務省、ミャンマーでの日本人カメラマン死亡を確認(ロイター) - goo ニュース


長井さんが撮影中、兵士が気づき発砲か ミャンマー(朝日新聞) - goo ニュース

正面、至近距離から銃撃 死亡の長井さんに治安部隊(共同通信) - goo ニュース

日本人カメラマンが死亡 右胸撃たれる ミャンマー (朝日新聞) - goo ニュース


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
射殺の決定的映像 (大津留公彦)
2007-09-29 10:58:22
youtubeで射殺の決定的映像を見つけました。


http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog
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