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理研は 悪意を持って 『悪意』 を 再定義して 小保方さんを 『確信犯』 に!

2014-05-10 20:39:27 | 科学と技術
2014年5月10日(土)

 理研は、小保方晴子さんを、『悪意ある確信犯』と断定するために
それまで定義があいまいだった『悪意』という用語の定義を 小保方さんの
行った論文作成手法に『当て嵌る』ように『再定義』するのだと云う。


   (西日本新聞 2014年5月9日(金)3面より写メ)

 上の記事を拡大して読んで頂ければ解るのですが、一部重要部分を引用すると

 「理研の規定では異なる意味を持つ複数の悪意という言葉が使われており、問題がある」(渡部 惇・調査委員長)
 「誤解を招く表現があるので、規定の見直しを進めたい」(米倉 実・理事) 


 「複数の悪意という言葉が使われており、問題がある」「誤解を招く表現がある」
と認めた時点で、既に小保方氏の論文に「悪意があった」との断定が誤っている
ことを自ら証明している訳である。

 定義があいまいであった事象を理由に『犯罪』を認定できるはずがない。

 これでは、小保方さん『犯人』として冤罪をなすりつけるようなものである。
その証拠は、『犯罪』が行われた後で変更された『犯罪の定義』と云う話。
 

 まさに悪名高い『後出しジャンケン』的手法!
『犯人』 にするために、逮捕後に刑法を改悪するようなものではないでしょうか?!

 これでは、小保方さんがやったと断定している『改竄』より遥かに「悪意ある」
やり方ではありませんか! 寧ろ、これこそ「定義」の「改竄」です!

 理研は、小保方さんが『科学者として未熟で常識のない愚か者』に仕立て上げたい
ようですが、そうであれば、そのような『愚か者』をユミットリーダーに担ぎ上げ
マスコミうけする『ゆるキャラ』として記者会見の中心人物にした
理研自体の手法や責任をどのように考えているのでしょうか?
(プロモーション戦略に関して小保方さんには知らされていなかった)

 再調査は、小保方さんが求めている方法で行うかどうかに拘らず、
この間の経緯を全て明らかにして再発防止処置を取るためには必ず
実施するべきものでした。
 それを拒否したことは、科学者の集団として最も恥ずべき正反対の
後ろ向き姿勢であったと言わなければなりません。

 私は、最も悪質なのは、マスコミ発表では担ぎ上げ、問題が発覚するやいなや
手の平を替えして『単独犯』に仕立て上げる理研が一番悪質だと思います。

 事此処に至っては、裁判の場で、全経過を明らかにしてゆく他は無いと
思われます。

 尤も、小保方さんが、これ以上荒波に揉まれるのを許容できず、
新しい研究の場を探して移動するなら致し方ありません。

 なお、当ブログは、この問題では当初から【STAP細胞はあります】と云う
小保方さんの主張を支持している訳ではなく、男どもが小保方さん一人に
責任を『なすりつけて』逃げる中で、一人で記者会見に臨んだ正々堂々とした
道徳的姿勢を応援しているものです。

       ***************

【関連記事】

STAP論文 理研の体質こそ問題では
 (西日本新聞・社説) - 2014年5月10日 10時48分 最終更新


理研、不正明白と小保方氏処分へ STAP論文で懲戒委設置
 (西日本新聞) - 2014年5月8日(木) 21時45分


小保方氏側、方針決定へ情報収集 代理人が説明
 (西日本新聞) - 2014年5月9日(金) 11時50分


小保方氏、うちひしがれ 「何を言っても通らない」
 (西日本新聞) - 2014年5月8日(木) 20時08分


小保方氏、再調査なしにショック 弁護士「非常に不服」
 (西日本新聞) - 2014年5月8日(木) 13時51分


小保方氏側に理研調査委が回答 「定義はっきりさせ結論」
 (西日本新聞) - 2014年5月1日(木) 20時28分


     ******************

「STAP論文」 再調査せず 小保方氏は絶句 
 JUNSKY blog 2014 - 2014年5月8日(木)


理研 コピペ 騒動 きのうの続き 日刊スポーツ 写メ添付 毎日新聞記事引用
 JUNSKY blog 2014 - 2014年2014年4月26日(土)


『切り貼り』は理研の文化風習だったのだろう! STAP調査委員長も切り貼りで辞任!
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「STAP現象は現在最も有力な仮説」 笹井芳樹副センター長が記者会見 
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不正があったのであれば 「世紀の発見」を演出した理研も同罪だ! (河北新報・4/10 社説)
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小保方さん圧勝! 私の印象ですが・・・ 理研や同僚は批判せず節度ある冷静な対応
 JUNSKY blog 2014 - 2014年4月9日(水)



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STAP論文 理研の体質こそ問題では
 (西日本新聞・社説) - 2014年5月10日 10時48分 最終更新
 

 理化学研究所が、新たな万能細胞「STAP細胞」の論文に不正があったと認定した小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーの不服申し立てに対し、再調査しないことを決めた。理研内部で小保方氏の研究不正が確定したことになる。

 理研は懲戒委員会を設けて関係者の処分を検討するというが、もし処分決定で幕引きを図ろうとしているなら勘違いも甚だしい。
論文不正問題をめぐる調査が、尽くされたとはいえないからだ。

 小保方氏の論文不正を調べた調査委員会委員長らの論文にも、画像の切り貼りなどの疑義が指摘された。委員長は「不正はない」と主張しながらも辞任している。

 論文共著者の一人で小保方氏を指導した上司が「参加が遅く(不正とされた画像の)生データやノートは見ていない」と釈明したことにも驚かされる。あまりにも無責任な態度ではないか。小保方氏個人の問題では済まされまい。

 理研の野依良治理事長は「調査は的確にしており(調査委委員長らの疑義は)結論に影響しない」というが、理解に苦しむ説明だ。

 物理・化学分野の研究成果を日本の産業振興に応用するため、1917年に設立されたのが理研である。1世紀近い歴史を誇り、日本を代表する研究機関の対応としては、あまりにもお粗末過ぎる。

 日本の科学研究に対する信頼を揺るがす事態と認識すべきだ。

 この問題に関連し、下村博文文部科学相は理研を特定国立研究開発法人(仮称)に指定する法案について「研究倫理教育の充実なども含め、実効性ある再発防止策の策定が前提だ」として今国会での提出は断念する考えを表明した。
 新法人は世界最高水準の研究を目指し、優れた研究者を確保するため、高い水準の給与体系を導入できるようにするものだ。国民の理解が不可欠であることを考えれば、当然の判断といえよう。

 なぜこのような問題が、次々と明らかになるのか。理研内部にとどまらず、第三者による調査と検証を通じ、組織としての問題点を徹底的に洗い出すべきである。

=2014/05/10付 西日本新聞朝刊= 



小保方氏側、方針決定へ情報収集 代理人が説明
 (西日本新聞) - 2014年5月9日(金) 11時50分
 

 理化学研究所がSTAP細胞の論文問題を再調査しないと決定したことを受け、理研の小保方晴子氏(30)の代理人を務める三木秀夫弁護士は9日、「今後の方針を決めるため各方面から情報を集める」と説明した。8日夜に弁護団で集まり、協議した。
 三木弁護士によると、理研に対し、現段階で積極的に法的措置は取らない。
 また国内外の研究機関から小保方氏へ勧誘が来ていると述べ、「理研に残る、残らないも判断していくことになる」と話した。
 小保方氏の体調を考慮し、8日夕から連絡を取っていないため、対応について本人の意思確認はしていないという。 



 以下は、5月1日の記事ですが、昨日(5月9日)の記事では、依然として
明確に定義されておらず、今から『事態に適合するように』再定義するらしい。

小保方氏側に理研調査委が回答 「定義はっきりさせ結論」
 (西日本新聞) - 2014年5月1日(木) 20時28分
 

 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の調査委員会が、「改ざん」「捏造」という用語について「定義が重要だということは認識しており、結論を出すときにははっきりさせる」と、理研の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)側に回答したことが分かった。
 小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士が1日、明らかにした。小保方氏は、調査委が「改ざん」などと認定した報告書を調査が不十分だとして不服申し立て。調査委は再調査するか審査中だが、「悪意のない間違い」で不正ではないとする小保方氏側が、用語の定義を問う質問書を4月30日に提出した。 




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