福岡ではFBS福岡放送配信の【今日の出来事】(23:30~)では、
「反米に揺れるラテンアメリカ」
と称したシリーズを今夜スタートさせた。
いま、番組とリアルタイムで書いている。
ペルーの大統領選をまず取上げた。
番組では、左派ウマラ候補のジョギング姿からはじめた。
左派民族主義を掲げ、現状に不満を抱く貧困層を中心に支持を広げた。
もう一人の“左派”としてガルシア氏を紹介。
彼は以前政権を担ったとき、新自由主義に巻き込まれ7000%ものインフレを起こした傷がある。
また、どちらかというと親米派であり、FTAAにも肯定的だ。
左派同士(あくまで、番組の紹介の仕方です)が泥仕合を続ける中で、チャベス・ベネズエラ大統領がウマラ候補支援に回った。番組では介入と称した。
さすが、「今日の出来事」である。「チャベス大統領は独裁者だ、我々は民主主義を望んでいる」、というペルー国民の声を中心に紹介している。
番組ではチャベスの介入に怒った国民の反感を買い、ガルシアの辛勝の結果となったと紹介する。
得票数ではウマラは惜敗したが、過半数の選挙区でガルシア氏を上回っていることを紹介していた。
このチャベス大統領を、評論家はラテンアメリカの安定にとって危険な存在であるかのように話す。
右派“ジャーナリズム”ならではの捉え方だが、それでも取上げざるを得なくなった状況に、今のラテンアメリカはある。
NHKと右派ジャーナリズムの捉え方の好対照を示した番組編集であった。
シリーズはどちらも続くようである。
「反米に揺れるラテンアメリカ」
と称したシリーズを今夜スタートさせた。
いま、番組とリアルタイムで書いている。
ペルーの大統領選をまず取上げた。
番組では、左派ウマラ候補のジョギング姿からはじめた。
左派民族主義を掲げ、現状に不満を抱く貧困層を中心に支持を広げた。
もう一人の“左派”としてガルシア氏を紹介。
彼は以前政権を担ったとき、新自由主義に巻き込まれ7000%ものインフレを起こした傷がある。
また、どちらかというと親米派であり、FTAAにも肯定的だ。
左派同士(あくまで、番組の紹介の仕方です)が泥仕合を続ける中で、チャベス・ベネズエラ大統領がウマラ候補支援に回った。番組では介入と称した。
さすが、「今日の出来事」である。「チャベス大統領は独裁者だ、我々は民主主義を望んでいる」、というペルー国民の声を中心に紹介している。
番組ではチャベスの介入に怒った国民の反感を買い、ガルシアの辛勝の結果となったと紹介する。
得票数ではウマラは惜敗したが、過半数の選挙区でガルシア氏を上回っていることを紹介していた。
このチャベス大統領を、評論家はラテンアメリカの安定にとって危険な存在であるかのように話す。
右派“ジャーナリズム”ならではの捉え方だが、それでも取上げざるを得なくなった状況に、今のラテンアメリカはある。
NHKと右派ジャーナリズムの捉え方の好対照を示した番組編集であった。
シリーズはどちらも続くようである。