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鯨を過去に乱獲してきた国の妨害船 沈没!

2010-01-08 12:39:22 | 国際関係
2010年1月8日(金)

 エコ・テロリストとも呼ばれている頑迷な“反捕鯨”団体・「シー・シェパード」の“抗議”船「アディ・ギル号」(アメリカ船籍)が、日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」の進路を妨害する形で前方に侵入し、衝突して大破した事件で、曳航中の「アディ・ギル号」が沈没したらしい。

 「第2昭南丸」は、接近させないように放水して警告していたという。


    (写真はロイターWebニュースより引用)

 この警告を無視して前方に回り込んで衝突した。
原因がどちら側にあるかは明瞭である。

 

衝突する反捕鯨団体の船=南極海
     (時事通信) 1月 6日(水) 19時10分
日本の捕鯨船団の調査船と衝突する反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害船(日本時間6日午後、南極海)。水産庁によると、調査船団に付きまとっていた同船が進路を横切る際に急減速。写真は日本鯨類研究所提供【時事通信社】


    
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 アメリカ合州国やオーストラリアやニュージーランドは、かつては捕鯨大国であり、鯨油を取るためだけに大量のクジラを殺戮してきた張本人である。
 ペリーの黒船がやってきたのも「捕鯨船団への補給を日本で行いたい」という要求が、その一つであったほどだ。

 自らがクジラ資源の再生が危ぶまれるほど(言い換えれば絶滅が危惧されるほど)乱獲してきたことを棚に上げて、
鯨の肉や脂や骨やヒゲまで全てに感謝して活用する日本の捕鯨を“資源保護”や“種の保護”を口実にして非難している。
 全く二枚舌(W-Standard)である。
 その上、彼らには過去の大罪に対する反省も何もない。
 地球温暖化防止で、過去に大量の温暖化物質を排出してきた責任もとらずに、発展途上国も削減目標を出すべきだと言っていることとダブって見える。

 「シー・シェパード」をHeroのように扱うのはやめて頂きたいものだ。

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豪とNZ政府が調査へ 日本の捕鯨船と抗議船衝突(朝日新聞) - goo ニュース
      朝日新聞 2010年1月8日(金)08:47

反捕鯨団体の妨害船沈没 

      時事通信 2010年1月8日(金)10:03

 【シドニー時事】米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)のポール・ワトソン代表は8日、豪ABCラジオとのインタビューで、SSの妨害船「アディ・ギル号」が沈没したことを明らかにした。同船は6日に南極海で日本の調査捕鯨船と衝突、船首部分を失い航行不能となった。SSの別の船によるえい航中に沈んだという。
 


シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪
      読売新聞 2010年1月7日(木)21:56

 捕鯨監視船と衝突
  シー・シェパードの妨害激化

            2010年1月7日(木)08:05

 水産庁は6日、日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体シー・シェパード(SS)の抗議船「アディ・ギル号」が南極海で衝突したと発表した。捕鯨船団は同日未明からア号ともう1隻の抗議船「ボブ・バーカー号」から妨害活動を受けており、衝突は妨害の最中に起きたという。昭南丸の船体に大きな損傷はなく、乗組員にもけがはなかった。ア号は船首部分が大破したが、乗組員らはボ号に救助された。

 水産庁によると、ア号は同日午後0時半(日本時間)ごろ、昭南丸に異常接近し、前方を右側から左側へと横切ろうとしたうえ、途中で急に減速した。そのため昭南丸は避けきれずに衝突したという。

 衝突前に、昭南丸はア号に対して接近を阻止するため、放水を行ったり、音響装置などで警告を行った。これに対して、SS側は「ア号は静止していたのに、突然衝突された。日本側は救助もしてくれなかった」と主張している。

 水産庁によると、6日の捕鯨妨害は午前3時ごろから行われていた。ボ号が捕鯨母船「日新丸」に接近し追跡を始め、さらに、ア号も接近。約2時間にわたって、異臭がする薬品入りのボールを発射装置を使って発射したほか、目に当たると失明の恐れがあるとされるレーザー光線の照射などを行った。

 今シーズンの捕鯨船団は昨年11月に日本を出航。これまでに数回にわたって妨害行為を受けている。

 政府は6日、ア号などの船籍国のニュージーランドと寄港地のオーストラリアに対し、取り締まりなどの措置を取るよう申し入れた。農林水産省も今回の衝突について、「危険な妨害行為が招いた結果であり、遺憾」とする声明を出した。

                   ◇

【用語解説】シー・シェパード
 過激な行動で知られる環境団体「グリーンピース」から1977年に分派して設立された。海洋生物保護を訴えているが、アイスランドの捕鯨船を沈没させるなどしてきた。「エコ・テロリスト」とも呼ばれ、国際捕鯨委員会(IWC)は名指しで行動を非難する声明を出している。
 


シー・シェパード高速船と調査捕鯨団の監視船が衝突(朝日新聞) - goo ニュース
     朝日新聞 2010年1月6日(水)21:00