JUNSKY blog 2015

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吉田宏福岡市長は覇気も無し自信も無し

2008-12-10 23:49:41 | 地域情報
 今日、10月12日の休日出勤の振り替え休日を取りました。
私が勤める会社では、振休は2ヶ月以内に消化するこになっているため。

 そこで、博多座で3日間だけ公演する「前進座」の公演を見に行くことにしました。
ところが、午後3時開演と言う中途半端な時刻だったので、たまたま今日の午後1時から行われることになっていた、福岡市の12月議会を傍聴することにしたのですが・・・

 議場前で住所氏名を書いて傍聴券(カード)を受け取るとすぐに傍聴席に入れるという簡単な手続き。
 議員席は空席も多く、出席は50名程度。
一方傍聴席は百人分以上あるところに20名ほど。
これでは、折角膨大な資料を調査し、長い時間を掛けて質問を準備した市議も張り合いがないと言うか・・・


 まず吉田宏福岡市長がこの12月議会で審議する補正予算・条例改正案など73件について説明。


補正予算は、総額43億9,337万円にのぼる補正である。
 細かい数字は抜きにして聞き取った内容はおよそ下記
 道路整備:6億,耐震改修:6億,住宅整備:7億,
 市債償還:12億,市税還付:5.5億 など

これとは別枠で、香椎区画整理地区に公共施設を建設するための
土地取得に43億

次に、改正の審議を求める条例改正案(10本程度)の項目をざっと述べた。
この中には、「人工島の地区計画変更」や「福岡市民会館の運営を指定管理者に移行するための条例案」などの重要なものも含まれているようである。

 これらの提案に掛かった時間は僅か10分ほどであり、如何に棒読みでおざなりで心のこもっていないものかが解る。
 取り分け、市長の意志の全く感じられない覇気の無い自信も無い役人の作文の棒読み状態であったことが特徴である。

 これに対して、今日最初に質問に立ったのは日本共産党の比江島福岡市議であったが、いつも通りの張りのある力強い声での迫真の追究は対照的であった。
 比江島福岡市議の追究は、
① 人工島西3号線延伸部分の道路整備について
 本来開発企業が整備するべき道路を再整備するために福岡市が費用を負担するのは何故か?
② この道路整備にかかる事業決定の経緯について
 開発企業である、博多港開発㈱と進出企業に便宜を図るためではないか?
③ 人工島センター地区及び住宅・複合交流地区の事業計画の問題について
 博多港開発を構成している5企業のうちの4企業が新たに設立した共同企業体1社しか応募が無かった。魅力に欠けることの証明ではないか?
④ 香椎副都心千早駅前地区の公共施設用地の取得について
 いったいどのような施設をいつまでに整備するのか?具体的構想が無い。

などでした。

市役所側の答弁は、漠然としたお役所答弁そのもので、一向に問題点に回答するものではありませんでした。
これに対して、比江島市議は、何度も具体的な答弁を求めて食い下がりますが、役所答弁はあいまいなまま。
最後に答弁に立った吉田宏市長の答弁は極めて短く、何を応えたのかの印象も全く残らないものでした。

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