じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

2月4日大阪桐蔭女子バスケ

2024-02-04 16:12:06 | 大阪桐蔭
※女子
準々決勝の樟蔭戦ではリバウンドは攻守に制圧出来てましたが相手が部員数が少ないためか怪我のリスクを避けるべく接点の攻防をなるだけ回避しようとして見えましたので、ある程度割り引いて観たほうがいいように感じました。準決勝の好文戦ではシュートをフリーで外す場面が前半目立つ。トップスピードを制御出来ずにそうなって見えましたがハーフタイムで顧問の先生から指示があったのか後半はシュートの時は動きを柔らかくするような感じに見え、それがスピードに乗った中でもシュートが入りだした要因に見えました。そういう意味では西地区での戦いで感じられた後手を踏んだ展開でも普段出来てることをやるという課題がこの日は修正することによって出来て見え、ひとつの収穫なのかもしれません。決勝の薫英戦は予想通り力負け。シュート力の差がそのまま点差になって見えました。一方でリバウンドは思ったよりはやれていたかと思われます。今後の課題はチームとしてシュート力を上げる事と全国クラスの相手に対して使える選手を増やすこと。そういう意味ではそれまでの試合で2番手クラスの位置づけにみえた1年生センターの稗田選手が薫英戦でゴール下で強さを発揮出来ていたのは収穫かと思われます。後サイドの同じく1年生の藤澤選手の決断力と思い切りの良さは旧チームから光るものがあります。これにシュートの精度がついてくればと感じました。上級生に目を移すとサイドの田中選手は強さは感じますがボール捌きがやや粗く見えるので、相手に対する体の入れ方とかを日々の練習や試合を通して覚えていけば、それがボール捌きの精度にもつながり、強さが発揮出来るようになるとか思いながら観てました。こうした選手達に旧チームからの主力の力が合わされば、それがチーム力の向上にもつながってくるかと思われます。

近大附属 大阪薫英女学院 好文学園女子

2024-02-04 15:33:50 | 高校バスケ
※近大附属
大阪桐蔭戦では開始早々畳み掛けて奪ったリードが最後までものをいって勝利。チームとしての走る意識で相手に勝っていました。ただ試合が進むにつれてシュートの精度が落ちてきてパスミスも目立つようになりました。個々のボールさばきやチームとしてのパスワークの精度はまだまだ磨きをかける必要があるように感じました。プレーヤーがひっきりなしに入れ替わったのは選手層の厚さというよりはチームとしての戦い方がまだまだ定まってない事の表れかと思われ、まずは一定時間使える選手がひとりでも多く表れることかと思われます。センターの濱野選手の強さがとにかく光りました。


※大阪薫英女学院
ハイプレスバスケは今季も健在。ただ準々決勝の大塚戦ではディフェンスリバウンドをキープ出来ない場面が特に序盤目立ったのは気になりました。フリーでは勿論、少々寄せられた位ではシュートの精度が落ちないのも例年通りですがスリーの精度が例年ほどでは現状ないのも気になりました。それらが決勝の大阪桐蔭戦で昨年ほどは圧倒出来なかった要因かと思われます。昨年からスターターに名を連ねる1年生センター三輪選手の強さとしなやかさが目を引きました。ただ全国レベルの戦いだと三輪選手は留学生選手とのマッチメイクも考えられ、相手のレベルが上がって同様に出来るかは未知数かと思われます。この選手が目立たずとも戦えるチーム作りが今後求められるように感じました。今季も危なげなく大阪を制して新チームのスタートをきったとはいえ例年と比べると全国レベルの戦いで懸念される要素も多いかと思われる同校。そのせいか特に準々決勝では顧問の先生の厳しい指摘が終始なされてましたがそれに対して決して顔を下に向けることなく毅然とした面構えで尚且つ反抗的には全く感じない姿勢で顧問の先生の言葉にどの選手も耳を傾けていた姿には感心しました。しかもスターターの大半が1年生だったということですから尚更です。例年より出遅れ気味のスタートではありましたが、きっと全国でも強く戦えるチームに、ウインターカップの頃にはなってることと思います。


※好文学園女子
各選手のシュートの精度がなかなか高く、それが準々決勝の浪商戦で終了間際で追いつき延長で勝ち越した要因であり、大阪桐蔭相手に前半1点リードで折り返せた要因かと思われます。2日間通してセンター岩本選手の強さが光りました。体格の良い選手が多くなかなか雰囲気のあるチームでしたので、スピード、キレを磨けば大阪桐蔭クラスが相手でも最後まで勝ち負け出来るようになるかと思われます。