先日宮崎県の東国原知事が「タミフルをたくさん服用したから、突発
行動が出るかも・・・・・」と挨拶で述べひんっしゅくをかったとのことでした。
本人は、 ジョークか駄洒落かも知れませんが、公の場での言葉ではありません。
軽く見られても致し方ないでしょう。
今日の新聞では、愛知県の神田知事が「障害者は弱い、悪い遺伝子を
持った人」と発言されました。遺伝子がなくても生まれるわけですから、障害
者には大変失礼な言葉です。
また埼玉県の上田知事も入庁式で「自衛隊は人殺しの練習をしている」
との発言でした。
かつて東京都の石原知事がアジアの人を称して「第三国人」呼ばわり
をして、物議をかもし出したことがありました。確かに戦時下におい
て中国、アジア系は第三国人と呼ばれていたのです。
国の名はあるのですから、蔑称扱いと思われても仕方ないでしょう。
上の立つ者、しかも公の席上では失言は許されません。一県の知事
たる者とてなおさらです。共に陳謝されましたが、日頃の思いが言葉
となって出るのでしょう。
言葉の使い方は、品性(礼儀を含め)も教養 も表します。私自身も
気をつけたいものです。
車窓からのさくら 赤福駐車場前 (赤信号で待っているとき)