おもろい粟島

家庭的な宿・民宿「与平」
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粟島の体験観光情報発信。

粟島の3連休

2009-11-24 19:09:37 | 日記
天候も一日おきに変化


21日は定期船欠航で3連休に本土で過ごす人もいたと思います。
22日は波の高さは3メートルくらい。朝6時起き。まだ外は薄暗い
海草が掛かることを覚悟でアブラツコの刺し網に出かける。
藻崎まで行くとけっこう波が高い。
どうしようか。悩んでしまう。
だんだん波が落ちる予報なので網を入れる。

これは私の船福与丸です。

今日は北海道函館の人2名と徳島の人2名や観光で訪れる。刺身魚を確保するために港に出かけると。大謀網を起こしに船が港を出て行った。
7時30分に出かけたにもかかわらず、越前クラゲが入っていたのかなかなか帰ってこない。
待ちくたびれて、港のテトラで穴釣りをやっていた。
なかなかいいメバルが釣れていた。

10時頃に定置網が帰ってきた。ふっくらした鯛がたくさん入っていた。
12時になりお客さんを迎えに、
徳島から北海道の大学へ行ったときに世話になった夫婦を旅行に連れてきたみたいです。車で島を一周して観光。

朝入れた網を1時に揚げに行く、波が落ちていない。
不安がよぎる。網を揚げる海草が上がってきた。
それでもアブラッコが35匹掛かっていました。

型は小さかったが脂がのって美味しそうです。
そっそく翌日に神林に出かけるため、お土産に持って行くため全部焼いた。
ふっくらした鯛の姿盛りです。

この前収穫した赤カブ。
26日頃に赤カブの漬け物を発送することが出来かも。

粟島はもうすぐ冬

2009-11-18 18:04:19 | 日記

もうすぐ冬支度

 

  粟島も枯れ葉も落ち日に日に寒くなってきました。

 ちらほらとセキレイが飛んでいます。

 この3連休は穏やかな日が続く予報です。 

 これからの粟島は、大豆・小豆などの畑仕事が終わり、大根・赤カブ・白菜などの漬け物づくり、赤カブは山形の温海かぶとちょっと違う。物は同じなのだが辛みがない漬け物です。沢山漬けてお客さんや島から出ている子どもたちに送る。

 多いところ150kgも漬ける、かなりの量です。島外で販売している人もいるみたいです。

 うちの家は、主に贈り物として大豆・小豆・漬け物を知人に送っています。これと言って特産品がないのですが、この3品は美味しいと思います。粟島の人も商品として販売してもいいのではないかと思います。

 漁については、佐渡は11月15日の時化後から寒ブリが揚がってきました。粟島はエチゼンクラゲの影響で定置網は期待できないため、凪の時の電気釣りによる一本釣りに頼るしかありません。粟島の海の幸をお歳暮代わりは期待できない。

 また、この11月の海が穏やかにならない、このようなときの12月は意外と凪になる確立大きいことから、小魚の獲れることを期待している。

今回は船をいつでも出漁できるように待機中

 12月に入ったら、来年の野鳥のために牧ノ平の草刈りに出かけ、約束した水辺づくりに取りかかりたいと思っているこの頃です。


11月も大忙し。

2009-11-10 18:30:40 | 日記
      釣り客も満足・私も満足


11月7・8・9日の土日月は、天候に恵まれ11月としては穏やかな日が続きました。
7日は朝6時30分からアブラッコの刺し網に出かける。

9時から粟島活性化協議会主催の植樹に参加。人数も20人足らずで100本の植樹と冬囲い実施。終わりは立島をバックに記念撮影
終了は11時30分。

昼食をとり、13時に牧の平の畑を耕しに出かけ、丹波の黒豆と赤カブ(漬物用)の収穫。
その後来年の春に備えて耕耘機で耕す。これで今年の畑仕事は1箇所終了。
内浦は帰ってきたのが15時。

15時30分。朝の刺し網を揚げに行く。
朝方から昼頃まで南西の風が強く波があったため期待できると思い揚げていく。
25間の網にアブラッコが8匹掛かっていた。
本命の網を揚げていくと。アブラッコを餌に磯ダコが上がってきたが水面まで来ると逃てしまう。次のタコは水の中でかぎで引っかける。
100間の網の収穫はアブラッコ40匹、磯ダコ2匹、ふぐ3匹、ハリセンボン1匹、アオリイカ1匹、タナゴ1匹、その他(メバル等)6匹大漁であった。
夜はさっそく焼いてから味噌汁に。香ばしくて美味しい。

8日は午後3時半まで秋の消防演習で何もできず、終了後畑を耕し2箇所目終了。

1便で観光客3名アオリイカ釣りに来島。
南西の風が吹いていたため内浦地区の旗崎で釣るように指示。夜遅く帰ってきたが結局1人1匹ずつしか釣れなかった
夜は民宿の料理で宴会。明日早く旗崎へ釣りに行くように指示。

9日は朝早くで釣りに出かけていた。7時30分に朝食にも戻ってきたときは、
1人最高で8匹。他2名何匹か釣ったので満足。
朝食後もう一度釣りに行って1時のフェリーで帰った。
またの来島をおまちしてますありがとうございました。

来年もまたアオリイカ釣りに来るとのこと。お待ちしております。

粟島の特産品・・今は栽培していない。

2009-11-04 18:50:58 | 日記
来年から作ってもおもしろいかも。

 島に帰ってきたとき以前JAに勤めていた人から、粟島の大小麦について聞かされた。粟島の大小麦は色は茶色ぽく見た目は良くなったが、味については全国一だろうという。
また、粟島の麦があったから岩船麩が有名になったとか。最盛期は38件くらいで今は3件しかないという。
島のいろいろな人に聞いてみたが、昔いっぱい作っていたとのこと。水田をもっている人は金持ちの人しかいなかったために、大小麦とソバを作っていた。うちのお袋は昔はおやつでもご飯でも、何でもソバ餅、ソバといっぱい食べたから今は見たくもないし食べたくもないと言っている。ただ、うどんだけは何も言わない。小さいときに短いうどんにグメ、ダマ、豆腐を潰して、人参、ゴボウなどを入れた手打ちのうどんは美味しかった。
明治41年8月4日火曜日の新潟新聞を見たところ、「本島の輸出物産は、今の処にてエゴ草、竹、魚類、大小麦等(価格約1万7千円)となるが、更に誘道宜しきを得ればこの倍額に上るは受合いなり。而して、輸入仰ぎ居るは、白米、酒、醤油、織物及び日需品等(価格約1万5千円)と掲載されいてる。大小麦は出荷されていたのだ。
【栽 培】
昨年の11月に種を蒔き、苗は冬を越して大きく成長する。 麦は踏まれて強くなり太くて強い茎をつくるのに子どもも家族全員で麦踏み、5月になると出穂し一週間程度で花が咲き始め、やがて乳熟期 ... 6月頃には葉や穂は小麦色に熟し、6月半ば過ぎに刈り取って、乾燥させ実を落としやすくする。 ...
【料 理】
サクサクカリカリした食感の焼き麩(やきふ)がある。煮物や汁物に用いられる。
【作り方】
小麦粉に食塩水を加えてよく練って生地を作り、粘りが出たところで生地を布製の袋に入れて水中で揉む。デンプンが流出した後に残ったグルテンを蒸して生麩(もち麩)が作られる。上記のようにして作られたグルテンに、小麦粉、ベーキングパウダー、もち米粉などを加えて練り合わせ、焙り焼きしたものが焼き麩である。なお、流出したデンプンを集めて乾燥させたものを正麩(しょうふ、漿麩)と呼んで糊や菓子の原料にされる。
まんじゅう麩(岩船麩)
饅頭型をした麩。新潟県村上市岩船地区が発祥地とされ、「岩船麩」として知られる。
【食べ方注意】
熱い味噌汁でフーウフーウと冷ましながら食べる。舌を火傷しないように食べること。

子どもたちの勉強に村民関心

2009-11-03 17:01:53 | 日記
今日は小中学校文化祭

子どもたちが日ごろ勉強や製作したものの展示やステージ発表がありました。
その中に4等三角点について報告されていたものがあります。村民もこんなものが粟島にあったかと感心していました。未だ驚くことは一等三角点と二等三角点が2点在する村なのです。

一等三角点と二等三角点について
明治時代当時の参謀本部の目標としては、5万分1地形図を全国整備することであった。緯度幅10分、経度幅15分のこの地形図一図葉を作成するためには当該範囲内に少なくとも30~40点の基準点が必要となり全国を約1,300図葉でカバーするためには約4~5万点の基準点が必要となるが、まともに基準点を設置していては誤差の累積を免れない。そこでまず大まかな三角網を形成し、これを基にしてさらに小さな三角網を形成するといった方法を採り必要な数の基準点に達するまでこれを繰り返すことで誤差の累積を回避した。当時の技術水準における角度の測定精度は0.1秒であり、目標位置精度を2cmに設定すると点間距離は40kmまでに設定できた。こうして組まれていった三角網が、“一等三角網”と呼ばれるものである。

一等三角点・・・粟島のある場所は小柴山265メートルにある灯台内にあります。
設置間隔は約40km、必要に応じて補点(約25km間隔)が設置される。
全国に約1000点。
柱石の一辺は18cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には2枚の盤石も埋設されている。粟島のある場所は小柴山265メートルにある灯台内にあります。
二等三角点・・・粟島の逢坂山にあります。
設置間隔は約8km。
全国に約5000点。
柱石の一辺は15cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。

今回文化祭の一番は「紅花」と書いた習字に感動しました。いい物を見させてもらいました。