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MILLEN BOX

映画、音楽、野球の話題など。

これから神戸に行く機会が増えそう。

2006年02月15日 | Cinema2006
この時期に公開される映画は、渋い作品が多いな~。
と、しみじみ思う。アカデミー賞の発表が間近だからかな。

「僕のニューヨークライフ」
「クラッシュ」
「ブロークバック・マウンテン」
「ブロークン・フラワーズ」

とシネリーブル神戸で見たい映画が目白押し!

そして、今日もう一つ増えた。
ヒストリー・オブ・バイオレンス」、ヴィゴ・モーテンセン主演です。
共演は、エド・ハリス、ウィリアム・ハートという豪華キャスト!
監督は、ディヴィット・クロネンバーグ。久しぶりに聞いたな、この人の名前。

絶対見に行くゾッと。ポイントがいっぱい増えるぞ~!わ~い!

フライトプラン

2006年02月11日 | Cinema2006

【監督】 ロベルト・シュベンケ
【出演】 ジョディ・フォスター/ピーター・サースガード/ショーン・ビーン/マーリーン・ローストン/ケイト・ハービン

【物語】
愛する夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。
彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリアと共に最新型のジャンボジェット機で帰国の途上にあった。
ところが、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。
しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。
さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。
それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。
それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたのだった・・・。

【感想】
しっかりネタバレしてます!

見る前は、胡散臭さ満載の「フォーガットン」のような映画かと思ってたら全然違いました。
国家安全保障局や怪しい人たちがたくさん出てきて、なんじゃそりゃ~ってラストを考えてました。
ずっとその事を考えていたので、子供が出てきた時には「おったんかい!!」とツッコミを入れちゃいましたよ。

犯人が出てくるタイミングも、ちょっと速かったような。もうちょっとじらして欲しかったですね。
最初から、この人は胡散臭い雰囲気を漂わせてましたね。今回は悪役じゃなかったショーン・ビーン。相変わらず渋い演技してた。

主演のジョディ・フォスター。すごかったな~、強い母親役をやらせたらホント上手いです。
コロンボ並みに飛行機の中を引っかきまわした挙句、乗客を不安にさせ、アラブ人を容疑者扱い。
これは最後に誤らないといけないんじゃないの?カバンまで渡してくれたのに・・・。
でも久しぶりにパワフルなジョディ・フォスターを見られたのは嬉しかったですね。
娘を抱えて煙の中から出てくるシーンは、カッコよかった!ジョディ・フォスター、ここにありって感じで貫禄十分でした。

でも飛行機の中を引っかきまわしてくれたおかげで、一般人には分からない内部を
見ることが出来たことは嬉しかったですね。すごいね飛行機って、大きくて迫力あって。

そうそうジョディ・フォスターといえば、「インサイド・マン」って映画に出てますね。
デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェンと共演のなかなか面白そうな映画ですよ。

オリバー・ツイスト

2006年02月08日 | Cinema2006

【監督】 ロマン・ポランスキー
【出演】 バーニー・クラーク/サー・ベン・キングスレー/ハリー・イーデン/ジェイミー・フォアマン

【物語】
19世紀の英国。救貧所を追放され、9歳にして孤独の身となった孤児オリバー。
一度は一般家庭に引き取られたが酷い仕打ちをされ、またも放浪することに。
大都会に出れば運が開けると考えロンドンに出たオリバーは
せむし男のフェイギンが指揮を取る窃盗集団と出会い何も分からず彼らの仕事を手伝うハメに…。

【感想】
はっきり言って、よかった所はオープニングとロンドンの街を
見事に再現したセットだけだったな~。中途半端な出来になってしまったのが残念!
何度も書くけど、ロンドンの街は見ごたえたっぷり。こういうところを見ると、やっぱりアメリカ映画ってすごいなと思います。

「オリバー・ツイスト」を見ているというより昔、日曜日の7時半に放送されてた世界名作劇場を見ているようで
「ロミオの青い空」に似てたかな。煙突掃除の話が映画の中で出てたし。

予告編では、『アカデミー賞最有力』なんて文字が躍ってたけど、この時期に劇場公開される映画のお約束。
ホント毎年の事だけど、この『アカデミー賞最有力』っていう言葉、あまり好きではありません。
最有力の作品、ありすぎやろ!と突っ込みたくなる。そしてこの文字が予告編で躍った映画は賞を獲らない・・・。ちょっとうんざり。

アン・リー監督作が中国で上映禁止に。

2006年02月01日 | Cinema2006
話題作「ブロークバック・マウンテン」が中国で上映が禁止になったそうです。
理由は同性愛を描いたきわどいシーンがあるからだそう。「SAYURI」も禁止になってたな~、そういや。
アジア人のアン・リーの映画なんだから上映すればいいのに。もったいない。
この映画はアメリカではR指定だそうです。日本ではP-G指定です。12歳以下の子は親同伴で見に行きましょう。
日本の年齢制限に、アン・リーは非常に大満足だそうです。よかったね、アンちゃん(笑)

こういう争いは映画という文化があり続ける限り続きそうですね~。
でも公開前に、映画の内容などについてイロイロあると宣伝になって客が増えるということもあるからな~
「バトル・ロワイヤル」や「アイズ・ワイド・シャット」みたいに。

アカデミー賞の候補作が発表になりましたが楽しみですね~。
もちろん「ブロークバック・マウンテン」も各賞で候補に挙がってます。
どうなる事やら、今年のアカデミー賞は。そしてラジー賞の方も楽しみです。トム・クルーズが入ってる・・・。

ジョニー・トゥの映画がやってる!

2006年01月18日 | Cinema2006
タイトルは「ブレイキング・ニュース」
シネリーブル神戸で公開中なんだけど、レイトショーじゃないの!
見られない・・・。ショック。ジョニー・トゥの映画を劇場で見るチャンスなのに!
「PTU」もまだ見てないし。レンタルしようとはいつも思ってるんだけど、すぐ忘れちゃう...

ジョニー・トゥ、すごい監督なのに香港の監督だからマイナーな存在になってしまってる。
すごい残念。ジョン・ウーやツイ・ハークと肩を並べられるくらいの監督ですよ、ジョニーは!

もっとメジャーな監督になって、大きな映画館でもジョニーの作品が公開されるようになってほしいです。
そしてもっとたくさんの人に見てもらいたい!

Mr. & Mrs. スミス

2006年01月09日 | Cinema2006

【監督】 ダグ・リーマン
【出演】 アンジェリーナ・ジョリー/ブラッド・ピット/ヴィンス・ヴォーン/アダム・ブロディ/ケリー・ワシントン

【物語】
南米で情熱的な恋に落ちたジョンとジェーンは、結婚し、晴れて「Mr. & Mrs. スミス」となる。
5~6年後、夫婦に倦怠感が生まれていたある日、ふたりはお互いの「裏の顔」を知ってしまう。
ジョンは建築業を隠れ蓑にした凄腕の殺し屋。プログラマーのジェーンは暗殺組織のエースだったのだ!
この稼業では、自分の正体を知った相手を48時間以内に始末することが暗黙のルール。
こうして、ふたりの壮絶な夫婦対立が勃発する…!

【感想】
2006年度の一発目の映画です。一言で言うなら、ジス・イズ・ハリウッドやね、この映画は。
二人がカウンセラーを受けているオープニングから、もう釘付けでした。最高っすよ。
だってブラッド・ピットとアンジーが、これでもかってくらいに派手に銃をぶっ放し挙句の果てには、敵に襲われて家まで爆破しちゃうんだから。
しかも、その爆破の威力はダイ・ハード並みのすごさ。こんなすごい夫婦喧嘩見たことありません。
お互いに銃やらナイフやらを隠し持ってんだから。カーチェイスシーンも迫力満点!
ラストは「俺たちに明日はない」や「明日に向って撃て!」みたいになるのかなと思ったんですが全然違いましたね。
ストーリーもあるような、ないような。難しい事考えずにボケ~っと見て楽しむのが一番かと思います。
カウンセラーの場面ではスミス夫妻の台詞の妙も楽しめます。二人のぎこちない会話が最高です。

アンジーは、やっぱりカッコいいですね。銃を撃つ姿やセクシーポーズがビシッと決まってました。
しかもブラッド・ピットよりも存在感があって、完全に食われてましたね。
でもブラッド・ピットが銃をぶっ放す姿なんて初めて見たような気がする。なかなか様になってました。やっぱり男前やね。
アンジーとの恋仲が噂になってますが、どうなるんでしょうかね。
映画が始まる前に、噂が先行した事も映画のいい宣伝になりましたね。
お正月に見るにはぴったりの映画です。こういう映画を作れてしまうハリウッドはやっぱりすごいね。
僕はアンジェリーナ・ジョリーのカッコいい姿が見られただけでも大満足!

ダグ・リーマンって「ボーン・アイデンティティ」の監督だったんですね。
この人はなかなか面白い映画を作ってくれます。これからも期待の監督ですね。