JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

初出勤と経緯

2022-06-14 23:49:29 | 日記

新しいアルバイト先への初出勤でした。

職場は家から3Km弱、当面バス通勤です。

 

過去の直近の仕事は、

2月はじめ手術1週間前に、引継ぎを終わらせて

自分の中では区切りをつけていました。

が、いつでも復帰するようにと引きとめていただき

ありがたく、復帰するかどうか曖昧にしたまま

休みにはいりました。

 

手術を受けて、放射線をした約2か月間

治療に専念する日常に慣れるに従い

デスクワークの職場が遠いところに感じられ

そこに戻る自分が想像できなくなりました。

申し訳なかったのですが、退職して

年金を受給することにしました。

 

さらに2か月後

主に経済的な事情で

(年金が少なすぎることに気づいて)

また週2,3回の仕事をはじめることにしました。

治療中は、主治医ほか何人もの人たちに専門的な知見と

細やかな気遣いで接してもらえたことが、不安だった日々の支え。

そのせいもあったのか

今後は人と接するような仕事をしたいと思うようになり

老人ホームという新たな職場を選んだ気がします。

 

きょうは、緊張の中で1日を過ごしました。

ホームでは看護やリハビリ、介護、ソーシャルケアなどのプロのスタッフが

たくさん働いていて、病院を思い出しました。

 

安心できたことは

仕事を覚えるためのまわりの指導体制が意外に手厚いこと。

課題は

私の仕事の第一優先は入居者とご家族などの対応なので

事務仕事に集中しすぎてはいけないこと。

パラレル処理が苦手な性格を根本的に改造しなければなりません。


右胸が回復中

2022-06-12 08:18:11 | 放射線治療

右胸の温存手術からもうすぐ4か月

放射線治療終了後もうすぐ2か月

右胸の状態がこのところ回復しつつあるのを実感しています。

 

何が回復したかというと、色(だけ)。

まだ右胸の1/3くらいが固くてこわばったまま、変形もしたままです。

が、黒かったり濃かったりした色が少し薄くなってきました。

少しであっても色の違い、あなどれません。

乳がん手術後、はじめて

湯気がもうもうとたっているような温泉だったらいけるかな

と思いました。

 

2週間前、

私の右胸は、放射線照射部分が日焼け色になっているのに加えて

手術跡と乳頭部分が黒ずんでいました。

手術跡は抜糸直後から縫い目にそって黒くて

乳頭は、放射線治療後に黒くなりました。

そのまわりにも小さな黒っぽいシミができました。

今思うと、お風呂に入るとき、

鏡で胸をあまり見ないよう、考えないようにしていて

気持も暗くなっていたかな。

 

そんなころ、目的は皮膚の萎縮回避のためでしたが

お風呂の中で少し時間をかけて右胸のマッサージを始めました。

優しく押さえたり、丸くなでたり、つまんで動かしたり自己流です。

 

すると、不思議なことに、右胸だけ毎日、垢がどんどん出てくるようになって

まるで毎日垢すりをしているようでした。

汗は出ないのに。

新陳代謝が良くなったのか

1週間ほどすると、手術跡の黒いところがポロポロとれました。

とれたあとは肌色。

数日後、乳頭とまわりの黒いところもかさぶたのように自然に取れました。

(もっと前からちゃんと洗えばよかっただけ!?)

 

こうして、黒いところがなくなりました。

黒い部分が全て消えた日、

お風呂で鏡を見て、ぱっと心が晴れた気がしました。

 

その後も

まだ赤っぽい日焼色は全体に残っているけれど

日々、垢として、日焼色の皮膚の一部が剥がれていくようで(?)

ただいまターンオーバー中。

 

実際のところ

日にち薬のせいか自己流マッサージのせいか定かではありません。

 

肌色に近い色になったら、ゆっくり温泉につかりに行きたいです。


太極拳に夢中

2022-06-09 09:51:54 | 日記

ダイエット&関節強化のため、気軽に始めた「太極拳」に

期せずして夢中になっています。

 

太極拳には24式の型というのがあるのですが

まだまだまだ全て覚えられず、先の道のりは長そう。

1年くらいはかかりそう。

それなのになぜ、夢中かというと‥

 

この1か月間、3日後の発表会に向けて

初心者チームで集まって自主練習をしてきました。

当初、全く覚えられずに悩んでいましたが

できないなりに練習を積み重ねているうちに

何とか、みんなの動きに方向だけは合わせられるようになりました。

(この時点で内心やったーという気持)

 

昨日、いつも厳しめの先生から

「みなさん、動きが揃うようになってすばらしい」と

褒められました。

1人の先輩からLineが届きました。

「きょうは褒めたことがない先生に褒められて不思議だったけど‥

 ○○さん(私のこと)たちが自主練習でがんばっていると聞いて

 合点がいきました。これからもよろしくね」

こんなメッセージをもらったら舞い上がらずにはいられません。

 

要は、子供と同じで

少しできて ⇒ 褒められて ⇒ 嬉しくなり ⇒ 夢中で練習しています。

 

初心者チームでは、弱音をはきあい

同じ釜の飯=持参のおにぎりランチを食べて

連帯感最強となりました。

この年になって、こんなに学生時代のように

屈託なく楽しめる居心地良い場所があったとは。

 

免疫力がアップした、かもしれません。


ストレス

2022-06-06 15:05:12 | 日記

もしかしたら耐えられないかもしれないと感じたストレスが

これまでに1度だけありました。

 

15年ほど前のこと。

責任者をしていたプロジェクトが失敗して数千万円の赤字を出しました。

数か月間、終電または終電以降になるため車通勤が続いていたある日

体中が熱くなり体温を測ると39.6度。

インフルエンザでした。

過労とストレスで免疫力が低下していたのだと思います。

その後も後始末を続ける中で

右耳が詰まって突発性難聴のような症状になり、

不快な耳鳴りが続きました。

時々、胸が締め付けられるように痛くなりました。

幸い、私の体の症状はそこまで。

ゆっくり回復しました。

ずっと開発の仕事を続けてきて、それ以前も以降も身近に何人も

メンタル不調になって休職する人をみています。

一歩手前だったな、と思いました。

 

今年1月、乳がんの告知を受けたとき、腫瘍径は2cm程度。

1cm大きくなるのに10年くらいかかることがあると何かで見て

(人によって違うと思いますが)

もしかしたら、あの頃、ストレス絶頂だったときに

私の乳がんのもとになる小さな芽が生まれてしまったのかなと

ふと思うことがあります。

 

  [伸びてきたキューリ]

 


新たな仕事

2022-06-03 19:06:58 | 日記

新たな仕事が決まりました。

家から自転車で20分ほどの場所にある老人ホーム。

職種は「受付事務」(?)

6月3週からスタート。

 

一昨日、採用通知と関連書類が届きました。

週2,3回のアルバイトとはいえ年齢ハンディのある私が

意外にすんなりと採用してもらえたのは、たぶん次の理由です。

 ・時給が安い(都の最低賃金に近い)

 ・ロケが辺鄙(うちからは近い)

 

新たな仕事では、入所者やご家族と接する機会も多いようです。

受付も事務も、老人ホームも未経験。

人生いくつになっても、未知のことが待っています。

乳がん手術以来、ずっと引きこもり生活が続いていたので

今は、緊張90%

未知の世界が少し広がるかもしれない楽しみな気持が10%

 

一昨日は同時に、3か月前に申請して音沙汰なく心配だった

厚生年金の通知もやっときました。

6月から年金も支給となり、仕事も決まって

不安で心許なかった私の経済状況はやっと一息

ひとまず正常化に向かう運びとなりました。