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趣味の世界

私の趣味(主にオートバイ、アマチュア無線)を掲載しています。

デジカメの動画機能

2010年09月26日 | 写真
デジカメもある程度、画素数の競争も一段落して基本性能も定まったようです。
数年前まで高値の華だったデジタル一眼レフも、ようやく手の届く価格帯になってきて、コンパクトデジカメも含め選択の幅が増えてきました。
各メーカー発色の特徴はあるものの、画質や機能は昔ほど大きな格差がなくなり、よほどマニアックな使い方をしない限りどのメーカーの製品を選択しても後悔は無いものと思います。
ただ、動画に関しては最近になってハイビジョン対応のデジカメが増えてきましたが、各社記録方式がまちまちで、統一されていないところが残念なところです。
私は、つい最近までデジカメの動画なんて(失礼)おまけ程度の画質であると思っていましたので、まったく関心がなく一度も使った事がなかったのですが、今年の春、娘がコンデジ(ZX-3)で動画撮影したものを37インチの液晶テレビで鑑賞したところ、予想に反してあまりにも綺麗で、今までの先入観を改めざる得なくなりました。
さすがにデジタルビデオカメラと同等という訳にはいきませんが、極端な表現をすれば双方見比べなければ判別できないレベルです。
ここ数年、デジカメを選択する際に、動画の写りを重視する傾向があるというのもこれだけ綺麗に撮影できればわかるような気がします。
ただ残念なのは、動画の機能は充実してきたものの、撮影した後の処理方法はまだまだ後手に回っているような気がします。
パナソニックソニーのハイビジョン対応デジカメの場合、SDスロット搭載のブルーレィレコーダーを持っていれば、変換作業なしで、同社のデジカメ(両者共に動画の規格が同じため)で撮影したハイビジョン動画をメモリーカードから直接取り込めますが、その他のメーカーの場合はそれができません。
カメラとテレビを直接接続すれば見る事はできますが、DVDレコーダー等に簡単に取り込む事ができません。
したがって、動画ファイルをDVDで鑑賞できるようにするには、一旦PCのハードディスクにに動画ファイルを移動(コピー)して、DVDビデオ用に変換した後DVD-R等に焼かなければなりませんが、これが又一筋縄ではいかない作業です。
撮影時間(動画ファイルの大きさ)にもよりますが、スペックの低いPCだと変換作業だけでも12時間以上かかる事があるようです。
デジタルビデオカメラ用には、直接DVDメディアに書き込めるDVDライターという製品があるようですが、残念ながらデジカメ用というのは見た事がありません。
デジカメで撮影した動画をPCに取り込んでPCの画面上だけで鑑賞するだけであれば、面倒な作業を伴いませんので、ほとんど問題はないのですが、編集、変換、DVDの作成等の作業を伴う場合は、それなりの覚悟(時間と労力)が必要です。
最近になって、ハイビジョン撮影可能なデジカメも増えてきて、さらに綺麗な動画が撮影できるようになってきましたが、それを後で有効利用できる機材が少ないところが残念なところです。
 
 

コンパクトデジカメ IXY110IS

2010年01月18日 | 写真


現有のコンパクトデジカメは、中途半端な大きさと重量があるので、常時持ち歩くには躊躇す る事があるので、以前から価格が安くて腰に付けていていても邪魔にならないサイズのデジカメを探していました。

いろいろと検討した結果、最終的に行き着いたのがCanon IXY110isというたいへんコンパクトなカメラです。

価格も10kちょっと安価ですし、さすが同社の上位機種と同じ映像エンジンを使っているだけあって画質も抜群です。

画素数は1000万画素で3倍ズームと手振れ補正も搭載されています。

100円ショップで以前購入した携帯電話用のケースにすっぽり入りますので、これで常時ベルトに取り付けて持ち歩きができるようになりました。

これだけのデジカメを10kちょっとで買えるとは、昔であれば考えられない事だと思います。


コンパクトデジカメの画素数は?

2009年11月17日 | 写真


デジカメの画素数も年々上がり、最近ではコンパクトデジカメでも1200画素とかなりの高画素となりました。

 しかし、この伸び続けてきた画素数も去年あたりで一段落し、今後は他の新機能に重点が移行しつつあります。

撮像素子が小型のコンデジはこれ以上画素数を上げるメリットが無く、このあたりが限界なのかもしれません。

また、最近ではユーザーもネット等で研究していますので、高画素数イコール高画質では無い事を少なからず知っていますし、すでに現状の画素数に特に不満を感じないのではないでしょうか。

購入する際は画素数より形や価格、機能性、操作性を重視する傾向にあるようです。

また、ボデーカラーもハイエンド機はいまだにブラックが主流ですが、売れ筋の普及機は女性や若年層に好まれる色が多くなってきました。

記録画像は、ディスプレィ上で見ると大きく表示されますので画素数の判別はつきますが、17インチや19インチのディスプレイはCanon_11280×1024ピクセルに設定されています。
ですから、ディスプレィの解像度以上の画像を表示させると当然ながら画面からはみ出してしまい、縮小表示しないと全体像を見れません。

大画面は迫力がありますが、一般的には大きな画面で見て画素のアラを探してもあまり意味が無いような気がします。

プリンターでのプリントでは、よほど昔のプリンターでなければ、L版や2L版にプリントしても300万画素、600万画素と1200画素の違いは見分けがつかないと思います。

A4版以上の大きな用紙にプリントする頻度が高いユーザーは、画素数が多い方が良いと思いますが、Lまたは2L版にプリントする頻度が高いユーザーは300万から600万画素で充分という事になります。

ましてプリントはせず、もっぱらブログやネットオークションに掲載するのみというスタイルであれば300万画素以下のカメラで充分という事になります。

実際、画素数を半分に落とした方が画質が良くなる場合があるので、1200万画素を600万画素に落として使っているユーザーも多いようです。

画質が良くなり、ファイルサイズも小さくなれば一石二鳥ですね。

 


デジカメの進化

2009年11月13日 | 写真




私が初めて購入したデジカメは、コダックDC-20という35万画素のカメラだったと思います。

当時(10数年前)100万画素前後のデジカメが主流になりつつあった時期なので価格が大幅に下がり、1万円前後で売られていたのを購入してみたのですが、当然ながら35万画素ではパソコンのフル画面で見るとあまり綺麗なモノではありませんでした。

それでも、100万画素以上のカメラはまだまだ高価だったため、しばらく使っていたのですが画質の悪さに耐えられなくなって、次に購入したのが型落ちして安くなったエプソン製CP-600という130万画素のカメラでした。

流石に4倍の画素数だけあって画質の良さは35万画素に較べれるべくもなく、あまりにも綺麗で驚きました

ほぼ満足していたのですが、数年間使用しているうちに望遠ズーム搭載のカメラが欲しくなり、2003年には望遠ズーム搭載のオリンパスのC-2040Zoomという211万画素のカメラを購入しました。

下段の風景写真は、2003年当時、C2040Zで撮影したもの

現在でもブログ、ネットオークション用、プリントではL版や2L版までなら充分通用しそうな感じです。

ズーム搭載のカメラを購入したものの、この頃はカメラの知識が乏しく、望遠撮影は手振れしやすいという事を良く理解していませんでしたし、カメラにも手振れ補正機能はありませんでしたので、慣れるまで望遠ズームでの撮影は手振れの量産でした。

現在は、ほとんどのカメラに手ぶれ補正が搭載されていますので、多少ぶれても補正してくれるので、たいへん便利になりました。

そして、他の機能も充実して画素数も年々増えてきて現在に至った訳ですが、ごく最近では高画素数競争も限界とみえて、画素数よりもダイナミックレンジが重視されているようです。

高性能化されパソコン同様デジタルカメラも、まさに日進月歩で良い製品が安く購入できるようになりました。

現在は、気合いを入れて撮影する時は、デジタル一眼レフ、ツーリングやちょっとした日常のスナップはコンパクトデジカメを使っていますが、手軽に携帯できるコンデジの方が出番が多いです。

それと、昔よく使われていた「バカちょんカメラ」という言い方は禁句だそうで、コンパクトカメラあるいは、コンパクトデジカメ(コンデジ)という表現を使わないと差別用語という事で非難される事もあるみたいです。