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Joyce over the rainbow

モンゴルでの生活も残り6ヶ月になりました。毎日、何やら作っている私ですが、記念にブログに残してみたくなりました。

豚肩ロースの白ワイン煮

2012-03-07 | モンゴルで買える材料で作る料理
チュニジアに赴任していた時の同期夫婦に、
買い物と料理は夫(仮にMとします)担当、
掃除片づけは妻担当、
という面白い約束をしていた新婚夫婦がいました。

それぐらいの事だったら、
「今どきの新婚夫婦だな~」と思って終わるのですが、
驚いたことに、
このMはペペロンチーノ以外の料理を作ることができなかったのです。
妻はもともとモデルのような細い体型だったのが、
みるみる痩せて行き、ひどい貧血になったのです。

私は、その状況を見てられなくて、
初心者でもわかりやすく、
チュニジアでも入手が可能な食材を使っている料理本、
「男のイタリアン」(オレンジページ発行)をMに渡しました。
「とにかくこれで頑張ってみて」

間もなくして、
Mに招かれて頂いた料理が「豚肉の白ワイン煮」だったのです。
素人が作ったとは思えないほどお洒落で美味しい一品でした。
それ以来Mはいろんな料理を作るようになり、
私たちは随分ごちそうになったものです。

「豚肉の白ワイン煮」を作る時は、
今でもあの時のことが思い出されます。

2年前にM夫妻に会った時は、妻は少しふくよかになって幸せそうでした。
きっとあれからMの料理の腕が上がったのでしょうね~。


豚肩ロースの白ワイン煮
〈材料〉
豚肩ロースブロック400g×2個
白ワイン300cc
ローズマリーやタイム等の乾燥ハーブ小さじ1/2
ローリエ2枚
オリーブオイル小さじ1~2
塩コショウ適量
〈作り方〉
  
常温に戻した豚肉に塩コショウとハーブをすりこむ
鍋にオリーブオイルを熱し豚肉の全体にしっかり焼き色をつける
ワインとローリエを加え、蓋をして弱火で30分~40分煮る
肉の中央の竹串を刺し透き通った肉汁が出てきたら煮汁ごと冷ます
薄くスライスしてお皿に盛りつけ煮汁を回しかける





バーニャカウダ(ピエモンテ語:Bagna cauda)

2012-03-02 | モンゴルで買える材料で作る料理
昨日、夜遅くにウランバートルに戻ってきました。

10日振りのモンゴルは随分暖かくなっていました。


最高-4℃ / 最低-16℃
今日の気温です。

北側はまだ雪が残っているものの、
柔らかな日差しが気持ちを明るくさせてくれます。
今日の散歩は久しぶりに軽快な気持ちになりましたが、
分厚い防寒着のおかげで汗が噴き出てきて大変でした。

大分の実家はそれに比べると九州なのにとても寒かったですね~

コタツから離れられない私のために、
姉がバーニャカウダを作ってくれました。
寒くて体の動きが鈍っているのに胃腸は絶好調…
バーニャカウダはとにかく野菜を大量に食べられるのが魅力です。


バーニャカウダ
〈材料〉
にんにく 1かたまり
アンチョビ 1缶
オリーブイル カップ1/3
牛乳・水 適量
好みの野菜

この野菜たちにバーニャカウダを付けながら食べます。
生野菜があれば蒸し野菜もあります。
食べ方は好みでどうぞ。


〈作り方〉
  
にんにくの皮をむき芯を取り除き
水の入った鍋で20分煮る
茹でこぼし牛乳を鍋に加え
指でつぶれるくらいの柔らかさまで煮る
牛乳を茹でこぼす
にんにくをポテトマッシャーでつぶす
 
アンチョビも細かく刻んで鍋に加えにんにくと混ぜる
オリーブオイル、アンチョビ缶の油を入れて沸々としてくるまで火を通す


バーニャカウダはイタリア・ピエモンテ州を代表する冬の野菜料理です。
ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソース」、
「カウダ」は「熱い」を意味するそうです。
テーブルの上でアンチョビ、にんにく、オリーブオイル、
を混ぜ合わせたディップソースを温め、
ジャガイモ、カブ、セロリ、カリフラワーなどの野菜を浸して食べるフォンデュに類似した料理です。
ウキペディアより抜粋


ひよこ豆とオリーブのサラダ(アンチョビドレッシング)

2012-02-15 | モンゴルで買える材料で作る料理
今朝、目覚めたら雪景色でした。


写真は夫とジジが朝の散歩から帰って来たところです。


この時の気温は-20℃でした。

雪が降ると食料品の買い出しが億劫になります。
棚の中の整理も兼ねて缶詰類でサラダを作りました。


ひよこ豆とオリーブのサラダ
<材料>
ひよこ豆水煮1缶(425g)
種なしオリーブ100g
唐辛子1/2きざむ(好みで)
オリーブオイル30g
アンチョビペースト10g(アンチョビフィレは2枚みじん切り)
マスタード10g
ワインビネガー5g
コショウ適量
☆ねぎorパクチみじん切り適量
<作り方>

ひよこ豆は5分ほど茹でて少し冷やす
オリーブは食べやすい大きさに切る
☆以外の材料を器に入れ、よく混ぜて半日置く
食する前にねぎを入れ軽く混ぜる
塩気はこの時に調整をする


材料はシンプルですがとても美味しいです。


簡単すぎるコーンクリームスープ(バター小麦粉不使用)

2012-02-10 | モンゴルで買える材料で作る料理
今日は、心の底から温まるコーンクリームスープの作り方と、
その応用編を載せます。

簡単過ぎて嬉しくなってしまうよ。

コーンクリームスープ
<材料>
コーン缶420g位(水分はしっかり切る)
じゃが芋150g~200g
スープストック1個
牛乳500~600cc
塩小さじ1/2
<作り方>
     
じゃが芋を蒸して皮をむく  (↑↑ミキサーの中の材料)
すべての材料をミキサーに入れ撹拌(強1分)させる
鍋に移し食べる時に弱火で温める(焦げやすいので注意)



コーンクリームニョッキ           
<材料>
コーンクリームスープ(ソース)貝杓子2杯分
オリーブオイル 小さじ2
カラーピーマン適量
【じゃが芋のニョッキ】
<材料> 2人分
じゃが芋250g
粉50g
卵1個
パルメザンチーズ40g
塩小さじ1/2
コショウ適量
<作り方>
じゃが芋を圧力鍋で竹串がすっと通るまで蒸す
熱いうちにじゃが芋の皮をむく

ポテトマッシャーで、できる限り粒々を残さないように潰す
パルメザンチーズを入れて溶けるように全体に混ぜ合わせる
卵を入れて全体に行き渡らせ、ナツメグと塩・コショウ

さらに小麦粉を振るって入れ全体をまとめる(決して練らないこと)
台に打ち粉をして生地を手で転がして棒状に伸ばす
スケッパー等で2cmに切り分ける

切り分けた生地に、フォークの背で筋をつける
打ち粉をしたバットに並べてしばらく置いておく
(表面がちょっと乾く程度がちょうど良い)
鍋にたっぷりと湯を沸かして、オリーブオイルと塩を加える
表面に浮き上がってきたら一呼吸おいて茹であがりすぐに冷水にさらす
フライパンにオリーブオイルを引き、
ニョッキとみじん切りにしたカラーピンマンに軽く焼き色を付けて
温めたソースとからめる


少し生地が柔らかったようで、
ソースと絡める時に形が崩れてしまいました。

「最近ブログのために料理作っとらん?」と夫。
「◎o◎…確かに、、、そうかもしれん」

でもね、
外は相変わらず氷点下で変化ないし、
ダイエットは相変わらず停滞気味だし、
金、銀、ジジは相変わらず寝ているだけで話題性ゼロだし、
ジムには週2回しか行かないうえにブログに載せる内容ではないし…

なので、
これからも、
美味しくても不味くても我流料理をブログに載せ続けますよ。




牛肉のタタキ

2012-02-05 | モンゴルで買える材料で作る料理
牛肉の塊を茹でて、
生姜とにんにくのタレに浸け込むだけで、
簡単に美味しいタタキができます。
しかも、茹でるだけなのでヘルシーです。


私はこのタタキでお寿司をつくります。
モンゴルで入手できる冷凍焼けした刺身用の魚よりは、
はるかに美味しいと思うんですよね~
好みの薬味で食べますが、
ネギとゆずコショウがお勧めです。

牛肉のタタキ
<材料>
ヒレ肉orもも肉500g
生姜、にんにく各小さじ1
しょう油大さじ1
<作り方>
  
生姜とにんにくをおろし、しょう油を加えタレを作る
(ビニール袋にタレを合わせると洗い物が少なくて楽)
肉は筋に沿って適当な大きさに切り
たっぷりのお湯で4分茹でる
軽くクッキングタオルで水分を拭き取り

一晩タレに浸け込む


ちなみに、このタタキからローストビーフ(即席)ができるんですよ。
フライパンを熱し、油を少し引き、
タレに漬け込んだタタキをクッキングタオルで水分を拭き取り、
コショウを振りかけて全体を強火でこんがり焼きます。

ローストビーフとして食べるのはもちろん美味しいんですが、
サンドイッチの具、サラダのトッピングに、
または、スライスしてバルサミコ酢を煮詰めたソースを回しかければ、
イタリアン風のおしゃれな一品になります。

簡単!しかも豪華な一品ができるのは嬉しいですね~。