チュニジアに赴任していた時の同期夫婦に、
買い物と料理は夫(仮にMとします)担当、
掃除片づけは妻担当、
という面白い約束をしていた新婚夫婦がいました。
それぐらいの事だったら、
「今どきの新婚夫婦だな~」と思って終わるのですが、
驚いたことに、
このMはペペロンチーノ以外の料理を作ることができなかったのです。
妻はもともとモデルのような細い体型だったのが、
みるみる痩せて行き、ひどい貧血になったのです。
私は、その状況を見てられなくて、
初心者でもわかりやすく、
チュニジアでも入手が可能な食材を使っている料理本、
「男のイタリアン」(オレンジページ発行)をMに渡しました。
「とにかくこれで頑張ってみて」
間もなくして、
Mに招かれて頂いた料理が「豚肉の白ワイン煮」だったのです。
素人が作ったとは思えないほどお洒落で美味しい一品でした。
それ以来Mはいろんな料理を作るようになり、
私たちは随分ごちそうになったものです。
「豚肉の白ワイン煮」を作る時は、
今でもあの時のことが思い出されます。
2年前にM夫妻に会った時は、妻は少しふくよかになって幸せそうでした。
きっとあれからMの料理の腕が上がったのでしょうね~。

豚肩ロースの白ワイン煮
〈材料〉
豚肩ロースブロック400g×2個
白ワイン300cc
ローズマリーやタイム等の乾燥ハーブ小さじ1/2
ローリエ2枚
オリーブオイル小さじ1~2
塩コショウ適量
〈作り方〉

常温に戻した豚肉に塩コショウとハーブをすりこむ
鍋にオリーブオイルを熱し豚肉の全体にしっかり焼き色をつける
ワインとローリエを加え、蓋をして弱火で30分~40分煮る
肉の中央の竹串を刺し透き通った肉汁が出てきたら煮汁ごと冷ます
薄くスライスしてお皿に盛りつけ煮汁を回しかける
買い物と料理は夫(仮にMとします)担当、
掃除片づけは妻担当、
という面白い約束をしていた新婚夫婦がいました。
それぐらいの事だったら、
「今どきの新婚夫婦だな~」と思って終わるのですが、
驚いたことに、
このMはペペロンチーノ以外の料理を作ることができなかったのです。
妻はもともとモデルのような細い体型だったのが、
みるみる痩せて行き、ひどい貧血になったのです。
私は、その状況を見てられなくて、
初心者でもわかりやすく、
チュニジアでも入手が可能な食材を使っている料理本、
「男のイタリアン」(オレンジページ発行)をMに渡しました。
「とにかくこれで頑張ってみて」
間もなくして、
Mに招かれて頂いた料理が「豚肉の白ワイン煮」だったのです。
素人が作ったとは思えないほどお洒落で美味しい一品でした。
それ以来Mはいろんな料理を作るようになり、
私たちは随分ごちそうになったものです。
「豚肉の白ワイン煮」を作る時は、
今でもあの時のことが思い出されます。
2年前にM夫妻に会った時は、妻は少しふくよかになって幸せそうでした。
きっとあれからMの料理の腕が上がったのでしょうね~。

豚肩ロースの白ワイン煮
〈材料〉
豚肩ロースブロック400g×2個
白ワイン300cc
ローズマリーやタイム等の乾燥ハーブ小さじ1/2
ローリエ2枚
オリーブオイル小さじ1~2
塩コショウ適量
〈作り方〉



常温に戻した豚肉に塩コショウとハーブをすりこむ
鍋にオリーブオイルを熱し豚肉の全体にしっかり焼き色をつける
ワインとローリエを加え、蓋をして弱火で30分~40分煮る
肉の中央の竹串を刺し透き通った肉汁が出てきたら煮汁ごと冷ます
薄くスライスしてお皿に盛りつけ煮汁を回しかける