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Joyce over the rainbow

モンゴルでの生活も残り6ヶ月になりました。毎日、何やら作っている私ですが、記念にブログに残してみたくなりました。

アルヒカクテルでモンゴリアンな気分

2012-06-25 | 飲み物
モンゴルにはいろんな種類のヴォッカがあります。

モンゴルウオッカ「アルヒ」は小麦を原料にして作る蒸留酒で、 アルコール度数が40℃前後です。
モンゴルでは酒といえばアルヒを指します。

値段はまちまちですが、

750mlで1000円前後ぐらいで比較的安いです。

しかし2008年にアルヒ愛飲者にとって衝撃的な事件があり、
私自身もその後アルヒの飲酒は控えていました。

以下当時の新聞記事です
1月2日 AFP】モンゴルの首都ウランバートル(Ulan Bator)で大みそか、新年を祝っていた人たち数十人が工業用アルコールの入ったウオッカを飲んで深刻な体調悪化を訴え、うち11人が死亡していたことが明らかになった。当局が2日、発表した。ウォッカはウランバートルで最も人気のあるアルコール飲料だがTudev Bilegtウランバートル市長は、事件発生に伴いウオッカの販売を一時的に禁止にしたと発表した。11人は大みそか、ウオッカを飲んだ直後に突然死亡した。国家緊急事態管理局によると、少なくともほか35人が中毒症状を訴え病院に搬送された。最も症状の重い患者らが運び込まれた軍の中央病院では、うち2人が2日現在も重体だという。検査当局によると、被害者が飲んだウオッカの発売元はいずれも同じ飲料企業で、8種類のブランドを生産している。同局によれば、この飲料企業は工業用アルコールが混入した「殺人ウオッカ」をこれまでに3000リットルも生産した恐れがあるという。地元紙の報道では、工業用アルコールをウオッカ会社に販売したとして男1人が逮捕された。当局からの談話は発表されていない。(c)AFP

しかし、あれから4年が過ぎ、
政府の厳しい取り締まりの成果もあり、
粗悪なアルヒの存在や噂は聞かなくなりました。
ただ、商品を選ぶ時にやはりこのような、

正規品にはキャップに封緘紙が貼られているものを選ぶべし!!です。

最近、せっかくモンゴルには美味しい「アルヒ」があるのに、
飲まない理由はないよね、と女子会でそういう話になり、
ちょっと調べてみて気付かされたことは、
私の知っているカクテルの多くはヴォッカベースだった事、
それも作り方も簡単だったのです。

ほんの一部ですが載せます。

モスコミュール(MOSCOW MULE)
<材料>
アルヒ40cc
ジンジャーエール55cc
ライム 1/8カット
<作り方>
グラスに氷を入れアルヒを入れる
ライムを搾ってグラスに落とす
ジンジャーエールを入れ2~3回軽く混ぜる

スクリュードライバー(SCREWDRIVER)
<材料>
アルヒ40cc
オレンジジュース90cc
デコレーション:オレンジ1/12カット
<作り方>
グラスに氷を入れアルヒをそそぐ
オレンジジュースを入れ5回程混ぜる
デコレーションのオレンジを飾りる

ソルティードッグ(SALTY DOG)
<材料>
アルヒ35cc
グレープフルーツジュース70cc
レモンと塩
<作り方>
グラスの縁にレモン塗り塩を付ける
氷を入れアルヒをそそぐ
グレープフルーツジュースを入れ数回混ぜる

ブラッディ・メアリー(BLOODY MARY)
<材料>
アルヒ45㏄
トマトジュース90㏄
レモン1/6カット
調味料:タバスコ、塩、ウスターソース、こしょう等、お好みで
<作り方>
グラスに氷を入れアルヒをそそぐ
レモンを搾りグラスに沈める
トマトジュースを注ぎしっかり混ぜる
お好みの調味料を加える


またまた、楽しみができました。

我が家の甘酒

2012-05-09 | 飲み物
今月になってから集中暖房の温度が下がったと思っていたら、
いつの間にか止められていました。
昨年までは、暑くても寒くても調整をすることなく、
きっちり5月15日に暖房が切られていましたが、
今年は少し事情が違っているようです。
おかげ様で、部屋の中は暑すぎることなく快適でいいのですが、
いよいよもって糀が作れなくなりました。

甘酒もこの集中暖房の熱を利用して作っていましたが、
前回から保温調理器(シャトルシェフ)を使ってます。

この保温調理器は継続的に熱を保つ経済的な代物で、
甘酒意外にも煮込み料理や温泉卵が簡単に作れる、
チュニジアから持ち歩いている出番の多い鍋です。


甘酒
<材料>
もち米 1 
米1/2合
玄米1/2合
水3合
糀 300g
糀用の水適量
<作り方>
米類を研いで分量の水を加える
一晩浸水させ普通に炊く

糀をボウルに移し指先で丁寧にほぐしてパラパラの状態にしておき
水をひたひたに加え糀をふやかす

炊き終わったらご飯を50〜60℃になるように混ぜたり
炊飯器(鍋)の蓋を開けて温度を下げる
糀と炊いたご飯を混ぜ保温調理器に入れ58℃の保つようにする
3時間ごとに温度を確認し調整する
約10時間で出来上がる


この分量は我が家の1週間分です。

美味しくて甘い甘酒を作る秘訣は58℃を10時間保つことです。

にんじん酵素ジュース

2011-10-22 | 飲み物
3日目でにんじん酵素ジュースができました。
パル(集中暖房)の上で発酵を促すと、
 
1日目                              3日目

2日目の夕方から泡がぶくぶく出始めました。
そして、3日目の夕方はすご勢いで発酵し始めたので、
 

怖くなってジュースを絞りました。

なんだかキュートな色ですね。

しかし、不思議なのがこれは酵母液の作り方と同じなんですね。
結局、私が作ったにんじんジュースは酵素?酵母?
さっぱりわからなくなりました。

試飲をしました。
こういう時は“試飲”じゃなくて“毒味”っていうのよねきっと。

味はほんのり古くなったにんじんの香りと、
微かな甘さと酸味がありました。
微発泡しているので、
舌の上でシュワシュワした感覚が、
生きているって思いましたね~。

不味くはないけど、
他のジュースと混ぜた方が飲みやすいかもしれません。

我家では、パル熱の利用率がとても高く、
酵素、酵母、パンの発酵はもちろんですが、
納豆だって熟成させています。
でも、このパル熱の恩恵を一番受けているのは、

金と銀です。

道明寺粉の甘酒

2011-10-21 | 飲み物

今朝はこんな景色でした。

棚の中から、またまた賞味期限が切れた、
道明寺粉が出て来ました。

1.5キロも…。
道明寺粉って桜餅以外の使い道って思い付きませんよね。
賞味期限の切れた食品を見るのはイヤですが、
捨ててしまうのは悔しいので悩んでいました。

その午後、姉がスカイプで
「甘酒をいま仕込んでいる」と言ったのが、
ぴかぁ!頭上の電球に電気が付いた(←絵にしたらこんな感じで)
ひらめきましたね~

なんで思いつかなかったのだろう?
道明寺粉はもともともち米から作られているので、
甘酒ができるじゃないの!!
運がいいことに、酒まんじゅうが作りたくて、
ず~と(平成20)前に買った米麹が、
冷蔵庫の奥に隠して(これも見るのがイヤだったのです)あるではないですか!
私って運がいいなぁと思いましたね。
  
早速、作りました。

賞味期限が切れている2つの材料で、
果たして美味しい甘酒ができるのでしょうか?


出来立てほやほや。
2~3日置くとさらに美味しくなるらしいです。

道明寺粉の甘酒
〈材料〉
米麹300g
道明寺粉200g
水1ℓ
〈作り方〉
  
道明寺粉と水を鍋に入れお粥を作る(20分~30分)
お粥を60℃に温度を下げて米麹を揉みほぐして入れよく混ぜる
  
温度を保ったまま6時間~10時間でできあがり
途中なんどか混ぜる


モンゴルの場合はパル(集中暖房)があるので、
新聞紙や布に包んでその上に乗せて保温させてもいいと思います。
私の場合はシャトルシェフで保温しました。

甘酒は凄い!と姉はいうので、
インタネットで色々調べてみましたが、
書ききれない素晴らしい事だらけの内容でした。

『総合ビタミンサプリメント、飲む点滴、腸内環境を改善する、便秘や肌荒れなどを予防・改善、抗ガン作用、デドックス効果、疲労、体力回復、血行促進、血圧上昇抑える、若返り効果、ボケ防止、育毛効果、血圧を下げる効果、美肌美白効果、ダイエット効果、夏バテ効果』
まだまだありました。

健康オタクでなくても毎日飲みたくなりますねっ!

甘酒は、私にとって冬の寒い季節に、
体と心を温めくれる飲み物として認識していました。
また、初詣の時は福岡の両親と神社で飲んでいましたので、
お正月のありがたい飲み物ってイメージもあります。

ところが、甘酒は夏の飲み物って知っていましたか?
江戸時代には暑気払いに飲む習慣があったそうです。
俳句でも甘酒は夏の季語となっているのです。

そうだったんですね。

でも、今日のような雪の日には、
ふわぁ~と湯気の上がった甘酒が似合っていると思うんですよね。

味の方は、
マイナス(賞味期限切れ)×マイナス=プラスになりました。