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Joyce over the rainbow

モンゴルでの生活も残り6ヶ月になりました。毎日、何やら作っている私ですが、記念にブログに残してみたくなりました。

姪のこと

2011-09-21 | 家族のこと
姪は11時からの約束で、
国会議事堂内で現職国会議員と面会することになっていました。
青いボタンダウンのシャツと紺のブレザー、
そして下は、ジーンズとスニーカーという出で立ちでした。
一瞬!一瞬だけジーンズはマズイでしょう~
と思ったのですが、学生だし、服は持ってきてないし、
それに、急に決まった面会なので許してくれるだろう、
と甘い考えで、一緒に出かけました(私は国会議事堂入口までの見送り)。
ところが、
国会議事堂横のゲートで警備員に、
ジーンズとスニーカーでは入場不可と言われ(やっぱり!!)、
慌てて着替えに帰ったのです。
家から歩いて10分も掛らないところに国会議事堂があるのが幸いして、
30分待ってもらって何とか事なきを得ました。

時間に大らかなモンゴル人に助けられました。


それにしても、家路を走って帰る道中、
姪が着られるボトムがないのでどうしようかと、
内心焦っていました。
考えていたのは、
最悪は夫のスラックスを「着せるしかない!」でした。
でも、その最悪は回避できて何とかなりましたが、
私の靴はまったく合わなかったのです。
嫌がる姪を無視して、

夫のショートブーツを履かせて、
復路を走って国会議事堂に戻りました。
大きなブーツを履いて、
アヒルのように走る姿がなんだか可笑しくて、
時間がたった今でも、思い出し笑いをしてしまいます。

笑いごとではないですけどねぇ~。

若い娘におじさんの靴を履かせて、
国会議事堂に行かせた罪なおばを許して下さい。


それから…いいニュースが入ってきました。
元首相からも明日の10時半から面会していただけると連絡があり、
何とか本命のインタビューもできそうで、
よかった、よかった!です。

ボグド山

2011-09-18 | 家族のこと
今年、2度目のボグド登山です。

〈ボグド山から見えるウランバートル市内〉

家でごろごろしていることが好きな姪が、
なぜかハイキング(登山?)に行きたいと言ったので、
私はイヤだったんですけど、
「クランベリーがまだ残っているかもよ~」と夫に言われ、
一緒に行くことにしました。


夜は氷点下になるので、
当たり前の事ですが、
ボグド山のふもとの小川は凍っていました。

〈水を飲もうとしているジジ〉

私は、前回よりも楽に登れましたが、

姪はなんども「運動不足が祟った」と、
今更後悔しても仕方がないことをぼやきながら歩いていました。



クランベリーは予想通り、
熟してかなり柔らかくなっていましたが、
期待していたより残っていました♪

今回は300g収穫できました。

空高く 縦横無尽に ジジ駆ける (夫の句)



姪と猫

2011-09-17 | 家族のこと


姪は猫になりたいと何度も言います。
一日中、陽だまりで寝ている猫が羨ましいのだそうです。

食べたい時に食べたいだけ食べて、
寝たい時に寝たいだけ寝て、
何も気にせずに気ままに生きている猫。

就職、卒論、単位…21歳の彼女は現実から逃げて、
猫になりたいと思うのはわかる気がします。


しかし、私には姪は充分猫っぽく気ままに見えるのです。

寝てていいの?
wiiで遊んでいていいの?
卒論は進んでいるのかしら?
インタビューのアポはとらなくていいの?


大あくび 卒論あせるは 外野だけ


馬の屁?

2011-09-13 | 家族のこと
母と弟は無事に日本に帰りつきました。

弟は西安とモンゴルを母と9日間旅をしました。
途中まで姪も一緒でしたが…

弟が半世紀に一度の親孝行?の締めに、

モンゴルの広し草原 響きたる馬の屁 母ひとり

こんな一句を母に送りました。
この句ができた背景が面白かったので、
ブログにのせます。


乗馬が終わって、
ゲルキャンプでくつろいでいる時に、
母がひとりで広い草原に出て、  

思いっきり ぶぅっ=3 
ってやっちゃったんですって。
一人と思っていたら、
後ろに弟が立っていて、
お互いに驚いたそうです。

おそらく、一人で草原にでた母を、
弟が心配をしてついて行ったのでしょう~

母は旅行中にふら~と一人で行動をする癖?があり、
一緒に旅行をしている家族を心配させる事が何度もありました。
本人は全く自覚をしていませんが…

しかし、
母には、誰にも言えない事情(屁)があって、
ふら~と姿を消していたのですね。

馬の屁と信じたかった弟と、
言えない事情があった母の、切ないお話でした。