ゴマメの遠吠え

嫌々ながらも高齢者仲間入り。独身オヤジのキママ,ワガママ日記

2人の小学生のある1日

2006-11-14 16:25:53 | Weblog
A君

中学受験を控え平日は学校から戻るとすぐ塾に出掛ける

弁当持参で夕食は塾

午後10時過ぎに帰宅 復習に追われ寝るのは午前1時過ぎ

翌朝7時前には起き睡眠時間は5,6時間

一月中旬受験当日までの2週間あまり学校を休む

体調を崩したわけではなく「本番に向け夜型だった生活リズムを朝型に戻す為」

たまに保健室で過ごす「保健室が唯一の息抜き場所」だから

親に「睡眠不足は子供の成長を妨げる」と訴えると
「受験する子はみんな同じでしょう」「睡眠時間を削って勉強させなければ受からない」

栄養ドリンクを飲む

B君

帰宅するや否やカバンを放り投げ「宿題は?」って母親の声を背に一目散に飛び出す

近所のガキを集めひとんちの山に柿泥棒に行く(自分ちにも柿の木はある

途中、栗泥棒も思いつき手が届かないので墓石の上に乗って取りどっかのオヤジに「バチが当たるぞー!」怒鳴られる(その後バチは当たってないみたい

凄くでっかいスズメ蜂の巣を見つけ長ーい棒で突つき逆襲を食らい2箇所頭を刺される

ズキズキとメチャクチャ痛いのに柿欲しさに山に登る(しつこいようだが自分ちにもある

やっと目的地に着き分捕った柿をみんなに配りズボンで拭いてかぶりつく(ブルーのハンカチは持っていない

苦労して手に入れただけに物凄く美味い


渋柿でやんの(ハハハ

頭は痛いが帰ると宿題やらされるので内緒で近所の医院に行き,怒られながら注射とシップをしてもらう

探偵ごっこをやる事になったがどろぼう役になったので川辺や山を必死に逃げ回る

気が付くと普段行った事もない山奥まで逃げていた

辺りはもう薄暗い

恐る恐る町に戻るとみんな家に帰ってもう誰も居ない

「ヤバイ!」

家に灯かりが点く頃帰ってないと入れてもらえない

やはり

カギをかけてガラス戸の向うに母が仁王立ち

頭は痛いし外は寒い

30分のにらめっこの末やっと入れる

メシ、入浴を済ませると宿題をすべく2階に上がり借りてきたマンガを読む

10時就寝 8時起床

始業ベルを聞きながら必死に走る

昨日の探偵ごっこの成果でギリギリ セーーフ!

ホッとするのもつかの間

「宿題忘れた人は?」

忘れちゃいないがしてもいない

廊下に水の入ったバケツを持って立たされた(注:B君はクラス委員長

言うまでもなくBは50年以上も前の麿

どっちが良い?

何?

落ちこぼれになりたくないから迷う事無くA?

ハハハ 正解じゃー(涙


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