ゴマメの遠吠え

嫌々ながらも高齢者仲間入り。独身オヤジのキママ,ワガママ日記

吉例顔見世大歌舞伎

2006-11-08 17:23:18 | Weblog
昨日観劇

ミーハーは観たがっていたが麿は先月観たばかりだしどうでも良い感じだった

宝塚は麿の払いだが歌舞伎はミーハー持ち

宝塚は1番良い席でも1万,歌舞伎は1等席1万5千円,2等席でも1万1千円

それでミーハーもやや躊躇していたのだが運良く2枚ただで手に入った

都立のママが送ってくれたのだけど確か旦那は「宮本武蔵」の作者,吉川英治の甥っこかなんか

その関係で入手出来るらしいが,その旦つくたるや以前一回観に行って殆ど爆睡

「もう二度と行かない!」と喚いている

吉川英治が泣いてるぜい!

ま,ただとあれば麿も否やはない

2人でイソイソと出掛ける

大体は三越地下で千円くらいの弁当を買っていくのだがチケット無料とあって劇場内の食道で天麩羅そばをえ~いとばかり大奮発!(1人1200円  ハハハ それに100円割引を使ったので1100円 ブハハ)

隣の席で昔「しんおーくぼー」で一世を風靡した円歌師匠が同じ物を食している

ただ敵はビールを頼んでいる

「負けた!」と思う(何で?

歌舞伎座では滅多に会わない高校生が何名か来ている

「偉い,偉い,伝統の火を絶やさないでくれよな」と好意的に微笑みながら入るときチラッとチケットを見る

3階席

「勝った!」と思う 

金を払った時は少しでも元を取ろうと眠い目を吊り上げるんだがそれでも少しは安眠?する

ところが今回は全然寝ず

「ただの威力は凄いなー!」と思う

普通は逆だろう?

そう言う変わった人も居るかもしれない

三津五郎の華麗な踊りにうっとりしてしばしまどろむ(寝てんじゃないか!)

「良弁杉由来」って幼い頃大鷲にさらわれて生き別れになっていた芝翫(母)と仁左衛門(子)の再会に涙す

富十郎とその7才の息子鷹之資の弁慶,牛若丸を微笑ましく見る

ほんとに可愛いがこの親父確か芸能界最年長記録の74,5でつくった子だったなと少しやっかむ

菊五郎のこれまた妖艶な踊りにうっとりしてしばしまどろむ(又かい!)

團十郎の河内山宗俊,2度の大病を克服して元気そうなのを心から喜ぶと同時におおいに楽しむ

これからも元気な舞台をずーーっと見せてもらえそうだと一安心

確か新橋演舞場に出てる筈の息子「海老蔵」を思い浮かべる

いつどうなるか判らないんだからもっと親子共演増やせば良いのに。。(オイ!

外に出ると風が冷たい

でも心は熱い

財布は寒い

でも面の皮は厚い

良い1日じゃったーー!    のかな?

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